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てのひら怪談
ビーケーワン怪談大賞傑作選

てのひら怪談(ポプラ社) 加門 七海編
福澤 徹三編
東 雅夫編
税込価格: ¥1,260 (本体 : ¥1,200)
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出版 : ポプラ社
サイズ : 20cm / 240p
ISBN : 978-4-591-09699-4
発行年月 : 2007.2
利用対象 : 一般

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コメント・書評

「はじめに」より
東雅夫
2007/01/11 01:04:00
 「てのひら怪談」とは、怖い話、不思議な話、奇妙な話をテーマに、上限が八〇〇字=原稿用紙で二枚以内というルールにもとづいて書き綴られた、世にも小さな物語の愛称です。 てのひら怪談は、二〇〇三年の夏に、インターネット上で誕生しました。母胎となったのは、オンライン書店ビーケーワンが、この年から公募を開始した「ビーケーワン怪談大賞」——参加者たちが自分の言葉で書き綴った怪談をネット上に発表し、共有し、愉しみを分かち合うことを目的に創設されたユニークな文学賞です。回を重ねるごとに参加者は増加し、それとともに応募作の水準も、飛躍的に向上していきました。怪異の素朴な聞き書きの域を超えて、八〇〇字という「て…  全文読む

表紙のてのひらはもしかして?
wildcat
2009/03/11 23:52:57
評価 ( マーク )
★★★★★

見開き一つ一つに 別な世界があって それが関連する言葉や雰囲気でてのひらで 隣同士とゆるやかに つながっていた。 別々な世界なのに 一つの世界だった。おや?最後のひとりの片手があいている?表紙のその掬い取るようなてのひらは、もしかして?私に向かって開かれているのだろうか。  全文読む 評価する

ピリッと効いたスパイス
紫月
2007/12/10 08:13:08
評価 ( マーク )
★★★★★

ネット上で公募された怪談集。しかも、文字数にして八百文字以内。失礼ながら、期待はしていなかった。ただ、まあ一話一話が短いし、時間が少しあれば一つずつ読めるから……と軽い気持ちで手に取ったのが本書。ところが開けてびっくりというか、作品一つ一つの質の高いこと。これ、本当に公募なの?と思うくらい。文末には著者のプロフィールと作品名が掲載されているので、見比べながら読むと楽しい。個人的には田辺青蛙さんの作品が好きだったので、この人の作品ばかり先にまとめて読んでしまった。そんな風にして、一つずつ読むはずが、あっという間に十話、二十話と読み進み、一日で読み終えてしまった。読み終えた後で文末を見れば、――収…  全文読む 評価する

てのひらからてのひらへ
仙人掌きのこ
2007/02/16 00:42:40
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評価保留

たくさんの個体が集まって巨大な群体をつくる…鉄腕アトムに登場した「ロボット宇宙艇」のような生物が実在するという。深海に棲むクダクラゲである。驚いた事にそれぞれの個体は、専門の役割を担っているそうだ。あるものは捕食、あるものは生殖、あるものは移動…あたかも一つの生命体のように。この「てのひら怪談」はまさにそんな一冊である。インターネットでの公募という、地域も年齢も性別もバラバラな60名以上の語り部から集まった100の怪談。しかし読み進むうちに、作品と作品が繋がり脈打ち出すのを感じるはずだ。それは「連句連歌」を意識したという編者の巧みな演出によるものであり、また全く意識されない偶然の連鎖でもある。…  全文読む 評価する

百鬼夜行、グロテスクで陰惨な事件が日常茶飯事となった現在だからこそ生まれた異色の百奇譚
よっちゃん
2007/02/07 18:59:21
評価 ( マーク )
評価保留

ビーケーワンでは2003年夏から毎年インターネット上で怪談を募集し、優秀作品を授賞している。昨年で4回になった。わたしは毎回欠かさず応募しているからルールはよくわかっているが、「怪談」というテーマ枠に800字で起承転結を綴るとなるとかなり手ごわい文芸競技である。本書はこれまでの応募作品から100作品を選んで収録したものだ。100もの怪しい話が紹介されていて、それらが絶妙、百様の味付けがなされているのだからその競演は見応えがある。しかもそれぞれの作品、現代という合理社会を生きているわたしたちを思わずどこかに似たようなことはあるなぁとひきつける実体を備えているところが不思議といえば不思議なのである…  全文読む 評価する

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