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  • みんなの評価 5つ星のうち 3.8 17件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2007.2
  • 出版社: ポプラ社
  • サイズ:20cm/240p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-591-09699-4

紙の本

てのひら怪談 ビーケーワン怪談大賞傑作選 1

著者 加門 七海 (編),福澤 徹三 (編),東 雅夫 (編)

占い師曰く、掌には人の営みのすべてが映し出されるという。そこには幸福があり不幸があり、感情のすべてがあり、生と死がある。「てのひら」には運命が刻まれている—。【「BOOK...

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てのひら怪談 ビーケーワン怪談大賞傑作選 1

税込 1,320 12pt

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商品説明

占い師曰く、掌には人の営みのすべてが映し出されるという。そこには幸福があり不幸があり、感情のすべてがあり、生と死がある。「てのひら」には運命が刻まれている—。【「BOOK」データベースの商品解説】

怖い話、不思議な話、奇妙な話…。800字で綴られた、世にも小さな物語。オンライン書店ビーケーワンが開催した「ビーケーワン怪談大賞」の応募作の中から、名作佳品100編を選りすぐって収録。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

加門 七海

略歴
〈加門七海〉作家。伝奇小説、フィールドワーク作品を中心に活躍。著書に「怪談徒然草」「うわさの神仏」など。
〈福澤徹三〉作家。怪談・ホラー小説を中心に活躍。著書に「怪を訊く日々」「廃屋の幽霊」など。

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みんなのレビュー17件

みんなの評価3.8

評価内訳

紙の本

ピリッと効いたスパイス

2007/12/10 08:13

6人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:紫月 - この投稿者のレビュー一覧を見る

ネット上で公募された怪談集。しかも、文字数にして八百文字以内。失礼ながら、期待はしていなかった。ただ、まあ一話一話が短いし、時間が少しあれば一つずつ読めるから……と軽い気持ちで手に取ったのが本書。
ところが開けてびっくりというか、作品一つ一つの質の高いこと。これ、本当に公募なの?と思うくらい。
文末には著者のプロフィールと作品名が掲載されているので、見比べながら読むと楽しい。
個人的には田辺青蛙さんの作品が好きだったので、この人の作品ばかり先にまとめて読んでしまった。
そんな風にして、一つずつ読むはずが、あっという間に十話、二十話と読み進み、一日で読み終えてしまった。読み終えた後で文末を見れば、

――収録作品の配列は、連句連歌の「座」や百物語怪談会の様式を意識した構成を採った。

……知らないうちに百、読んじゃったよ。怖いじゃん!

八百文字という制限は短編にしても非常に短いものだし、作品によっては四百文字以内のものまである。原稿用紙にして、一枚。それだけの話なのに、本書には短編らしく、ぴりっとスパイスの効いた怪談が数多く掲載されている。
文字数が極端に少ないので、おどろおどろしい擬音などで無駄な描写がないところもまた、いい。

先ごろ、続いて『てのひら怪談2』が発売されたところらしい。2になると、またまたレベルが上がっているのだろうか?などと、読む前から次への期待が膨らむ一方、八百文字なら自分も……などと、妄想も抱いてしまう。
私と同じような妄想にとらわれた人は何人いるのだろう?

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紙の本

表紙のてのひらはもしかして?

2009/03/11 23:52

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:wildcat - この投稿者のレビュー一覧を見る

見開き一つ一つに
別な世界があって

それが
関連する言葉や雰囲気で
てのひらで
隣同士とゆるやかに
つながっていた。

別々な世界なのに
一つの世界だった。

おや?

最後のひとりの片手があいている?

表紙のその
掬い取るような
てのひらは、
もしかして?

私に向かって
開かれているのだろうか。


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紙の本

「はじめに」より

2007/01/11 01:04

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:東雅夫 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 「てのひら怪談」とは、怖い話、不思議な話、奇妙な話をテーマに、上限が八〇〇字=原稿用紙で二枚以内というルールにもとづいて書き綴られた、世にも小さな物語の愛称です。
 てのひら怪談は、二〇〇三年の夏に、インターネット上で誕生しました。母胎となったのは、オンライン書店ビーケーワンが、この年から公募を開始した「ビーケーワン怪談大賞」——参加者たちが自分の言葉で書き綴った怪談をネット上に発表し、共有し、愉しみを分かち合うことを目的に創設されたユニークな文学賞です。回を重ねるごとに参加者は増加し、それとともに応募作の水準も、飛躍的に向上していきました。怪異の素朴な聞き書きの域を超えて、八〇〇字という「てのひらサイズ」の制約を逆手に取り、独創的な世界観を個性あふれる文体で描いた作品が、数多く寄せられるようになったのです。

 本書には最新の第四回を中心に、過去四年間に寄せられた応募作の中から、選りすぐりの名作佳品、全一〇〇篇が収録されています。
 すべての作品が、単行本の見開き二ページに収まってしまうコンパクトさであるにもかかわらず、どの一篇をとっても、退屈な日常に亀裂をはしらせ、異界の光景を垣間見させるようなパワーと妖気を秘めた作品ばかりだと、編者一同、確信しております。

 思えば我が国には、日々の暮らしの折節に去来する感興を、十七文字や三十一文字の定型に託して賞美する俳諧や短歌、あるいは一座に参集した人々が、句作歌作を次々に披露する連句や連歌の文学的伝統が、今日にいたるまで脈々と受け継がれてきました。
 八〇〇字の怪談という本書の試みが、怪異に親しみ怪異を共有する、新たなる文学的伝統となる日を夢見ながら、私たちは今ここに、その最初の精華を掌上に差しだす次第です。

→東雅夫×斉藤尚美(ポプラ社)対談<『てのひら怪談』ができるまで>

→ビーケーワン怪談大賞ブログ

→東雅夫の幻妖ブックブログ

→週刊 てのひら怪談

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紙の本

百鬼夜行、グロテスクで陰惨な事件が日常茶飯事となった現在だからこそ生まれた異色の百奇譚

2007/02/07 18:59

16人中、15人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:よっちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

ビーケーワンでは2003年夏から毎年インターネット上で怪談を募集し、優秀作品を授賞している。昨年で4回になった。わたしは毎回欠かさず応募しているからルールはよくわかっているが、「怪談」というテーマ枠に800字で起承転結を綴るとなるとかなり手ごわい文芸競技である。本書はこれまでの応募作品から100作品を選んで収録したものだ。
100もの怪しい話が紹介されていて、それらが絶妙、百様の味付けがなされているのだからその競演は見応えがある。しかもそれぞれの作品、現代という合理社会を生きているわたしたちを思わずどこかに似たようなことはあるなぁとひきつける実体を備えているところが不思議といえば不思議なのである。「現代怪奇譚」といえるスマートさが全作品に共通している。
怪異、奇怪、恐怖というイメージはさほど強調されていない。迷信が迷信でなかった昔の怪談は怪奇現象の原因を求める仏教説話的因縁話で、その怪奇現象はグロテスクで耽奇的な見せ場だったが、そこは隔世の感がある。おどろおどろしさはまったく影をひそめている。その意味では携帯電話、ビデオテープの怨霊や背後霊を扱って流行した「現代ホラー」とも大いに異なる。あれは伝統的な怪談話の焼き直しといったところだろう。
現実はグロテスクな怪奇が日常茶飯事に事件として発生しているのだから、本当の恐怖は小説よりも身近なところにある事実を著者たちのだれもが心得ている。奇妙な、へんてこりんな、つじつまが合わない程度の現象を柱にしてそれを軽くあしらっているところが現代的センスなのだ。著者自身も奇妙な現象だなと感じながらその原因を断定せず、深追いもしない。作品によってはへんてこなことを著者がへんてこなことと感じていない素振りをしてそのまま提示するにとどめる傑作もあった。笑える怪談だっていくつもある。怪談だからそれらしいことはおこるが、それを柱にせずに、現代の不安や焦燥感を表現する作品もある。文字通り百花繚乱。
普通、怪談やホラーは妄執、嫉妬、悪意、怨恨など人間性のマイナスベクトルを切り取って示すものだ。これも不思議なことだが全作品に共通して著者たちが人間をやさしい眼差しで見ていることだ。夢を見るときその夢には常識では考えられない珍妙な風景があって喜怒哀楽の激しい感情で目が覚めることがある。うなされて大声を出すことだってあるだろう。ところがあれはストレスの発散だという人がいるがそうかもしれない。どんな夢でも夢を見たときの朝の目覚めは実にさわやかなものだ。ここに収められた作品はどれもさわやかな読後感につつまれること間違いなしの粒ぞろいである。
蛇足ながら不思議ついでに、わたしの作品も江崎来人のペンネームで二編、末席を汚している。

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紙の本

てのひらからてのひらへ

2007/02/16 00:42

6人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:仙人掌きのこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

たくさんの個体が集まって巨大な群体をつくる…鉄腕アトムに登場した「ロボット宇宙艇」のような生物が実在するという。
深海に棲むクダクラゲである。
驚いた事にそれぞれの個体は、専門の役割を担っているそうだ。あるものは捕食、あるものは生殖、あるものは移動…あたかも一つの生命体のように。
この「てのひら怪談」はまさにそんな一冊である。
インターネットでの公募という、地域も年齢も性別もバラバラな60名以上の語り部から集まった100の怪談。
しかし読み進むうちに、作品と作品が繋がり脈打ち出すのを感じるはずだ。
それは「連句連歌」を意識したという編者の巧みな演出によるものであり、また全く意識されない偶然の連鎖でもある。
怪を語ろうという意志が、あたかもクダクラゲのように繋がってひとつの命を作り出しているのだ。
かくいう私もその一部に参加するという僥倖に与った。
次に繋がるのは、これを読んでいるあなたかもしれない。
「てのひら怪談」は陽の届かない深海ではなく、一人ひとりの頭蓋の裏の暗闇に棲んでいるのだから。

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