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- カテゴリ:幼児 小学生
- 発行年月:2006.12
- 出版社: ひさかたチャイルド
- サイズ:24cm/36p
- 利用対象:幼児 小学生
- ISBN:4-89325-648-3
紙の本
ふしぎなおきゃく 第2版
「とんちんけん」は、ラーメンのおいしいおみせ。ところが、あるひやってきたおきゃくはひとくちだけたべて、かえってしまいました。つぎのひも、そのつぎのひも「ふしぎなおきゃく」...
ふしぎなおきゃく 第2版
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商品説明
「とんちんけん」は、ラーメンのおいしいおみせ。ところが、あるひやってきたおきゃくはひとくちだけたべて、かえってしまいました。つぎのひも、そのつぎのひも「ふしぎなおきゃく」は、やってきて…月刊絵本「おはなしチャイルド」1981年の名作を復刊。【「BOOK」データベースの商品解説】
「とんちんけん」は、ラーメンのおいしいお店。ところが、ある日やってきたお客は、一口だけ食べて帰ってしまいました。次の日も、その次の日も不思議なお客はやってきて…。ラーメン好きな親子に読んでほしい絵本。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
肥田 美代子
- 略歴
- 〈肥田美代子〉大阪市生まれ。大阪薬科大学卒業。(財)出版文化産業振興財団理事長。
〈岡本颯子〉1945年長野県生まれ。武蔵野美術大学芸能デザイン科卒業。作品に「ワニがケーキになっちゃった」など。
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紙の本
【読みきかせ・幼児~小中】お客は皆、つゆの最後のひとしずくまで飲み干すほど人気のラーメン店。そこに現れた不思議なお客が、ほんの少し食べただけで残して帰っていってしまうことを疑問に思った主人は、お客のあとをつけて……。
2009/11/28 23:38
7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:中村びわ - この投稿者のレビュー一覧を見る
初めて出たのが1981年で、もうかれこれ30年が経とうとしています。しかし、ミステリ仕立て、謎解き話の絵本というものがあまりない中、「早く、どういうわけなのかが知りたい」と先に期待を持たせるこのお話の魅力は古びることはありません。
お話を書いた肥田美代子氏は、衆議院議員として国立子ども図書館の設立に貢献し、現在も読書推進活動のリーダーとして活躍中。しかし、国会議員になる前は、爆発的な明るさのある面白い童話をいくつも書いていた魅力ある作家でした。立場上なかなか難しいことなのかもしれませんが、社会的活動が一段落したら、ぜひまた、創作活動も本格化してほしいものです。
謎解きというユニークさに加え、扱われている素材がラーメン。それをハフハフとおいしそうにすする顔がよく確認できない人物が、毛糸のポンポン付き帽子にマフラーを巻いて湯気の向こうにいるこの表紙絵――これがいろいろな食べ物の扱われた『こまったさん』シリーズ、そして『ふしぎなかぎばあさん』シリーズという童話の大ヒットを支えた岡本颯子さんの手になるものなのです。
表紙絵で分かる通り、だいだい色と黄色を基調にした、見るも暖かな絵柄が本文でも一貫しています。普通の絵本より、少しだけ長めの36ページ、絵をその分楽しめる計算になっています。
お話の始まりは「とんちんけん」です。若い主人がひとりで切り盛りする、おいしいと評判のラーメン店。老若男女問わず、「おいしい」と満足し、つゆの最後のひとしずくまで平らげていくような人気店です。
ある日、お昼の混雑時が過ぎ、主人のけんさんがひと息ついていると、表紙絵の通り、帽子とマフラーで変装したお客が入ってきて、ラーメンを頼みます。ところが一口食べただけで、ラーメンを残して帰っていってしまいます。
けんさんは味が悪かったのかと確かめてみますが、いつもと変わりはありません。次の日もやって来たので、張り切って気を配りながらラーメンを作りましたが、今度は二口食べ、やはり残して帰っていってしまいます。けんさんはその夜、なかなか眠れなくなってしまいます。
ところが、その翌日も同じお客がやってきて、三口ばかり食べると帰ってしまいます。何が気に入らないのかと気になり、けんさんは思わず、お客のあとをつけて行くのでした。
するとお客はどんどん、どんどん歩いていき、町はずれの林へ、そこから雪化粧した山へと入っていくのでした。
「お客の正体は……」そして「ラーメンを残した理由は……」がはっきりする結末は、ファンタジックで愛らしいものです。お客が帰っていく山の中の場所から、新たな物語がまたひとつできても良さそうな結びにも思えます。
文字量はそこそこあるのですが、繰り返し話を含む分かりやすい筋運びになっているので、幼児から楽しめます。また、ほほえましい終わり方に「なるほどね」と思えるので大人も楽しめます。
冬の日、子どもたちがお昼ごはんを食べ終わった午後のおはなし会で、
「きょうはお昼に何食べた?」「ラーメン食べた人はいるかな?」などと声をかけてから読み始めたい一冊です。読み出すと、暖かな空気を運んできてくれるような絵本です。
紙の本
わくわく
2017/02/28 23:44
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たま - この投稿者のレビュー一覧を見る
少ししかたべないお客。次の日もきた。でも、やっぱり、少したべるだけ。なぞ。なぞ。なぞですね。解き明かすには読むしかない。続きをはやく読みたくなっちゃう。そして、ページをどんどん進める。ワクワクしながら読める、おはなし。
紙の本
ふしぎです
2019/07/22 19:59
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ウッドチャック - この投稿者のレビュー一覧を見る
ラーメン屋さんでひとくち食べて帰ってしまうふしぎなおきゃく。
次の日はふたくち、その次の日は三口と・・・
誰だろう?どんな人なんだろう?とワクワクしながら読み進めました。
とても楽しめるお話です。
紙の本
ふしぎなおきゃく
2017/04/10 22:26
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぽんぽん - この投稿者のレビュー一覧を見る
いろいろと気になるふしぎなおきゃく。
ラーメン屋さんのお話でなんだかラーメンが食べたくなったな(笑)。
気になるおきゃくの正体は?
紙の本
お客
2017/05/21 07:39
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:タタ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ラーメン屋さんにある日、とっても不思議なお客さんがやってきます。一口だけ食べては帰ってしまいます。また次の日も。