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  • みんなの評価 5つ星のうち 4 11件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2006.11
  • 出版社: 角川書店
  • サイズ:20cm/398p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-04-873740-6

紙の本

すじぼり

著者 福澤 徹三 (著)

将来が見えないことに苛立ちを感じていた亮。ひょんなことから末端組織のやくざと知り合い、任侠の世界に生きる男たちに少しずつ心ひかれていくが—。真っ直ぐな青年の目を通して、ひ...

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すじぼり

税込 1,760 16pt

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商品説明

将来が見えないことに苛立ちを感じていた亮。ひょんなことから末端組織のやくざと知り合い、任侠の世界に生きる男たちに少しずつ心ひかれていくが—。真っ直ぐな青年の目を通して、ひとつの時代の終焉を哀切とともに綴るピカレスクロマン。父親との不和と和解、さらには切ない恋まできりりと描いて、胸に残る。北九州の熱い夜を疾走する青春小説。【「BOOK」データベースの商品解説】

【大薮春彦賞(第10回)】将来が見えないことに苛立ちを感じていた亮は、ひょんなことから末端組織のやくざと知り合い、任俠の世界に生きる男たちに心ひかれていくが…。真っ直ぐな青年の目を通して、ひとつの時代の終焉を哀切とともに綴る青春小説。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

福澤 徹三

略歴
〈福澤徹三〉1962年福岡県生まれ。デザイナー及びコピーライター等を経て作家活動に入る。著書に「廃屋の幽霊」「死小説」など。

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みんなのレビュー11件

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評価内訳

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  • 星 3 (3件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

やくざ系ノワール系青春小説

2009/05/31 20:31

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:読み人 - この投稿者のレビュー一覧を見る

この本、ノーマークでしたが、めちゃ面白!!。

 本書については、多分、本の雑誌で知ったのだと思うけど、
福澤徹三って聞かないなぁ、、と思って著者略歴見ると、この方、
「真夜中の金魚」を書いた人じゃないですか!。
(こういうのエイミー・ベンダーのときもあったのですが)
「真夜中の金魚」も九州北部のうっくつした合法非合法のグレーゾーンに生きる若者
を描いためちゃめちゃ面白い小説でした。
「真夜中の金魚」では敵役にヤクザをもってきて最後の対決シーンを盛り上げていたのですが、

 本書では、敵役どころか、ヤクザが全編を通じて登場します。
 舞台は、北九州。冴えない大学に通う亮は、ふとしたことから
ヤクザの組長と知り合います。
 そこからは、ノンストップ、アンド、ハイテンション。
ラストに向かって、めちゃめちゃ盛り上がっていきます。
ヤクザ物で青春物というと、ヤクザになって非合法の世界で成り上がっていく
というのを想像していましたが、亮は盃をうけるどころか、
シノギをちょっと手伝う程度で、最後まで部外者。
 それでいて、この盛り上がり、登場人物の追い詰められた感は凄いです。
色々、ヤクザ用語を本書で学びました。
大概は、ドラマ、映画で知っているけど、
汚職警官を"サンズイ"と呼ぶとは、、勉強になります。
 任侠ものを私、読みなれていないというのもあるけど、
これでもか、これでもかと、スリリングに話は展開していきます。

 おまえ一人が、なに褒めているんだよ、と突っ込まれてもこまるので、
一応、公的な評価も紹介。
帯は、北上さんが書いているじゃないですか、、。
(そのヒキで本の雑誌の記事かも)
それにシミタツさんと馳星周さんも絶賛。
 それともう一発。大藪春彦賞も発刊後受賞!。

 著者の福澤徹三さんは、ホラー系でデビューしてホラー物を
メインに書いているみたいですが、
 絶対、こっちの分野の方が、向いている!!。

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紙の本

快速悪漢小説。

2008/02/17 12:54

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ひろし - この投稿者のレビュー一覧を見る

悪漢小説、ピカレスクと呼ばれる作品の中には、名作も多い。浅田次郎の「きんぴか」や「プリズンホテル」。黒川博行の「疫病神シリーズ」や大沢在昌の「らんぼう」なども名作のひとつにあげてよいと思う。
本作品もそんな作品たちと肩を並べ、悪漢小説の代表作となるに違いない。最後の一行まで、時間を忘れて一気に読みきった。読みやすさと読み応えが非常にバランス良く、物語に入り込み易い。余計な事など考えずに、最後まで突っ走れたのが気持ち良かった。

暴対法の施行以来、ヤクザや暴力団の世界も様変わりしたという。フロント企業を経営し、表面的には一般社会人のような体を為している場合も多いという。そんな中、昔ながらの仁と義の侠道を、ひたすら守って生きている男たちもいる。そんな男たちの物語。
未来に不安を覚えていた大学生の亮は、大麻をきっかけに街のチンピラと揉め事を起こしてしまう。その際窮地を救ってくれた速水総業に、パソコンのインストラクターとして亮が出入りを始める所から、物語りは始まる。組長速水や狂犬と呼ばれる武石、礼儀正しい青年の松原といった速水総業の面々と触れ合ううちに、彼らの仲間になる事も悪くないかと亮は考え始めてしまう。ところがそんな時ヤクザ間の抗争で、松原が敵対する組に殺されてしまうのだ。亮の身を案じた組長速水は、何度となく亮を出入り禁止にする。それでも松原の敵討ちをと、食い下がる亮。…組の存続か仇討ちか、思惑は交錯する。そして男たちは、己が信じる道を走り始めるのだ。たとえそれが、破滅への道だと分かっていても。

この手の悪漢小説で、実はあまりにノンフィクション的に悪行が描かれると、読んでいる側は辟易としてしまうものである。登場人物は鬼のように強く、悪魔のような所業を行う。命を奪うようなシーンさえあったとしても、それは決して「弱いものいじめ」的ではない事が重要だと思う。義を強く重んじたり、忠に徹したりするからこそ、恐ろしい暴力シーンにも意味が生まれ、なんだか「憎めない」キャラクタに仕上がるのだ。そういう意味でも、本著は非常にオススメである。また小難しすぎないのも非常に好感。ストーリーや人間関係事実関係を掴むのに、眉根をひそめるようにして読んでいては、疾走感が味わえない。さっと読んでぱっと理解して、がっと感情移入できる事。これが悪漢小説の命ではなかろうか。ハラハラドキドキと物語りは進み、そして読後はある種の爽快感も残してほしい。そういう意味で本著は、満点の完成度であったと思う。悪漢小説好きは、まさかであるが外してはならない面白さ。だけど本著を手に取った御仁は、電車を乗り過ごさないようにご注意である。蛇足であるが、私は2駅乗り過ごした。しかも快速で、である。

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2011/02/04 12:35

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2011/04/23 15:57

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2013/09/17 22:31

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