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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2006.11
  • 出版社: 新潮社
  • サイズ:20cm/266p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-10-303051-8

紙の本

僕僕先生 (僕僕先生)

著者 仁木 英之 (著)

時は唐代。若き王弁は父の財産に寄りかかり、学ばず、働かず、娶らず、ひたすら安逸を貪っていた。そんなある日、父の命で黄土山へと出かけた王弁は、そこでひとりの美少女と出会う。...

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僕僕先生 (僕僕先生)

税込 1,540 14pt

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商品説明

時は唐代。若き王弁は父の財産に寄りかかり、学ばず、働かず、娶らず、ひたすら安逸を貪っていた。そんなある日、父の命で黄土山へと出かけた王弁は、そこでひとりの美少女と出会う。自らを僕僕と名乗るその少女、なんと何千何万年も生き続ける仙人で…不老不死にも飽きた辛辣な美少女仙人と、まだ生きる意味を知らない弱気な道楽青年が、五色の雲と駿馬を走らせ天地陰陽を大冒険。第18回日本ファンタジーノベル大賞大賞受賞作。【「BOOK」データベースの商品解説】

【日本ファンタジーノベル大賞大賞(第18回)】退屈している暇はない! 不老不死にも飽きた辛辣な美少女仙人“僕僕”と、まだ生きる意味を知らない弱気なニート青年“王弁”が、5色の雲と駿馬を走らせ、天地陰陽を駆け抜ける!【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

仁木 英之

略歴
〈仁木英之〉1973年大阪生まれ。信州大学人文学部入学後、北京に留学。個別指導塾を経営。2006年学研歴史群像大賞最優秀賞を受賞。同年「僕僕先生」で日本ファンタジーノベル大賞大賞を受賞。

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みんなのレビュー149件

みんなの評価3.8

評価内訳

紙の本

読んで各自の心を暖かくしてください

2007/02/10 12:07

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:萬寿生 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 久しぶりにファンタジーらしいファンタジーである。第一回ファンタジーノベル大賞受賞作「後宮物語」以来だ。両者とも中国歴史を背景とした作品であるということから、そのように感じる面もあろうが。
 ホンワカと暖かい、ほのぼのとした、春風駘蕩、花の香りにつつまれた春風の雰囲気。欧米のファンタジーのような血沸き肉踊るようなヒーローの冒険活劇もないし、英雄の援助を待っているヒロインも登場しない。しかし、竹取物語から続く日本の伝統ファンタジーの流れの中にあるような、そんな作品である。
 主要登場人物が英雄ではなく、心優しい、(美)少女仙人と勉強も仕事もしないで遊んでいる青年である。その仙人と弟子になった青年とがある何かを探して仙界と人間界とを旅する。その過程でそこそこの冒険と事件があり、仙界と人間界とのズレ、軋轢とに悩まされる事件もある。内容を紹介するより、読んでみてもらうにこしたことはない。読んで各自の心を暖かくしてください。

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紙の本

「キミの親父さんが探している仙人とはつまりボクのことだ」

2007/01/22 10:24

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:成瀬 洋一郎 - この投稿者のレビュー一覧を見る

「キミの親父さんが探している仙人とはつまりボクのことだ」
「うそだあ」
 時代は唐代、玄宗前半の治世の頃。ストーリーは帯に書いてあるとおり。「(辛辣な)美少女仙人と(弱気な)ニート青年が、天地陰陽をひとっ飛び!」……はい、その通りでした。
 昔は真面目に勉強も武芸もやっていた主人公でしたが、あるとき気がついてしまったのです。無理に働かなくても親の財産だけで一生食べていけるということに。それからすっかりやる気を失ってしまい、なにか道楽をするでもなく日がな一日ふらふらしては父親や親戚を心配させる毎日に。
 さて、それなりの地位と名誉と財産を手に入れた父親の今の関心は長寿、不老不死。近くの山に仙人が住み着いたというのでご機嫌伺いに手土産を持たせて道楽息子を送り出したのですが……。
 まあ、第1回受賞作が『後宮小説』だった、ファンタジーノベル大賞の第18回受賞作ですから下地はあったんだろうけれど、かなりライトです。後宮小説と比較してもキャラが今風で軽い。悪い意味ではなく、若い読者にも受ける軽さです。しっかり資料の下調べをして、歴史とか伝説とか伝承とか風物とか把握した上で、のほほんと風に吹かれるような物語を紡ぎ出しています。
 各地の仙人や皇帝を訪ね歩くのんびり旅の果てに、世界の狭間を飛び越え、クライマックスの大破壊の末にニート青年が選択した道は……。
 あっという間に読み終わってしまいました。あまり難しいことは期待せず、気軽に登場する人たちの生き方を楽しみましょう。

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紙の本

仙人アイテムが気になる

2020/10/16 14:18

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:タオミチル - この投稿者のレビュー一覧を見る

中国は唐の時代を舞台にしたファンタジー。「僕僕先生」というのは、主人公の美少女仙人の名前で、その仙人と官吏のぐーたら息子という異色の組み合わせで繰り広がる破天荒な話...だったりする設定が面白い。
だが、特に気に入ったのは、物語に登場する「仙人アイテム」。
たとえば、仙人は、地下水と気の流れによる「龍脈」を利用して、中国大陸を「どこでもドア」より大胆に移動する。
植物の根や木の実に秘められた力を見出して作る「仙人の薬」は、寿命以外の病をすべからく治癒してしまうすぐれものだったり。
あるいは、彼らがたしなむ酒に「幡桃酒」という桃のお酒があって、「味は確かに桃の味なのだが、はじめの味はむしろ青く硬い印象を与える。なのに、その液体が口腔を移動してゆくうちに、味わいがどんどん変化し、陳年を経た古酒の深みと変わってゆく」 酒なのだそうだ。ここまで見事な酒があれば、下戸でも思う存分飲み干せそうな感じ。
ああ、なんかいいな仙人。この先、シリーズ化するのもうなずける、最初の作品。

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紙の本

のんびり仙人の小粒な話

2007/01/19 12:13

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:かつき - この投稿者のレビュー一覧を見る

第18回(2006年)日本ファンタジーノベル大賞受賞作。
唐の玄宗皇帝の時代、淮南の光州に住むぐうたらな王弁が、かわいい娘の姿になった仙人僕僕とともに旅をする物語です。
行く先々で、仙人、異界の人々、神様などと触れ合いながら、仙人に近づいていくという、今まで描かれてきた仙人の求道とはまた違った味わい。
僕僕の、のんびりした旅につきあえるのは、実はのんべんだらりと暮らすことのできる人間だという解釈や、それこそが儒教とは相容れない道教の教えであり、道(タオ)だという主張はユニーク。これは現代の一見やる気のない若者の、実は隠れたいい面を引喩したもの。親のすねを齧るだけの王弁が、やる気と勇気を見せる場面もきっちり描いていて、著者の愛情を感じます。
またエピソードとして中国古代の神話、『列子』『山海経(せんがいきょう)』などに描かれた異形の人々などをふんだんに盛り込みます。ただ、いろんな要素をつぎはぎしたので、全体的にバラバラした印象はぬぐえません。神話や、神話に登場する神様などひとつひとつは著者独自の解釈でおもしろいのですが。
物語も「核」がありません。旅の目的がないので、ただ中国大陸を北へ、東へ移動しているに過ぎない。仙人、神様、神話などスケールの大きなことを描きながら、物語が小粒になっています。また王弁が、娘姿の僕僕に恋する要素はおもしろいながらも、進展なく、中途半端に終わっています。
それと仙人の生活がそれほど魅力的に描かれていない。僕僕のように気ままに過していても、人間界の役人に追い払われたり、玄宗皇帝に仕える仙人司馬承禎もそれほど幸せそうでもない。
でも小説全体に漂うのんびりとした雰囲気は楽しめました。

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紙の本

かわいい、僕僕先生と唐を修行旅行

2008/04/30 23:03

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:読み人 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 日本ファンタジーノベル大賞受賞作です。

 中国唐の時代、地方官僚を父に持つ王弁は、
現在で言うところのモラトリアムか、ニートの青年です。
なにもせず正に無為徒食の日々。
そんな彼が、出会ったのが、一見可愛い女の子に見える仙人の僕僕先生。
そして、王弁は、僕僕先生に才能があるといわれて修行の旅に出るのですが、、。

 これ、所謂歴史ファンタジー物で日本ファンタジーノベル大賞ではよくあるタイプの作品なのですが、
主人公の設定が、面白いです。
所謂モラトリアム。
僕僕先生と出会うのですら、自分から仙人を探してというより
父親が、仙人に憧れており、それに連ねてしょうがなくと、いった体で、ほんとに、やる気がみられません。
なにをしたいのかすら、わからない人生の意味を考えている青年なのです。
全体としては、ファンタジックな冒険というより、そんな彼の自分探しの旅といった感じに仕上がっています。
 僕僕先生も、所謂メモタルフォーゼの変幻自在で、
色んな姿に、、。雲に乗ってふわふわ移動するのですが、
機嫌が悪くなると、雲がもくもく大きくなって、僕僕先生の姿を覆い隠し
正に煙に巻く状態に、、、。

 作品として全くのファンタジーかというと、そうでもなく、
楊貴妃に入れあげる前のはつらつとしとした、
(これは、世界史でも有名な事実で玄宗皇帝は若い時は、めちゃ、めちゃ優秀な皇帝でした)
玄宗皇帝が出てきたり、
歴史的リアリティもきちっと書かれています。
世界史好きの私としては、もうちょっと歴史的な面がたくさん書かれていても、
面白かったかなぁ、、と。
でも、あんまり歴史の面を強調しない分、読者の間口は広くなったと思うし
 また、全体を包む、例えようのない、このふんわり感が、作者の持ち味だと思うので、ほのぼのして、いいですよ、、。

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2007/01/12 20:49

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2006/12/16 15:04

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2006/12/29 00:56

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2007/01/08 13:40

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2007/01/13 20:51

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2007/01/20 23:04

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2007/01/30 23:46

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2007/03/21 14:14

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2007/06/02 10:03

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