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竜を駆る種族 新装版 (ハヤカワ文庫 SF)
はるかな未来、人類最後の生き残りが住むさいはての惑星エーリスでは、風雲急を告げていた。バンベック一族の住むバンベック平を幸いの谷の一族カーコロが狙っていたのだ。異星の爬虫...
竜を駆る種族 新装版 (ハヤカワ文庫 SF)
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商品説明
はるかな未来、人類最後の生き残りが住むさいはての惑星エーリスでは、風雲急を告げていた。バンベック一族の住むバンベック平を幸いの谷の一族カーコロが狙っていたのだ。異星の爬虫類種族を育て、さまざまな竜—阿修羅や金剛や一角竜から成る軍隊に仕立てたバンベックとカーコロは、まさに一触即発の状況。しかも、エーリスを狙う爬虫類型の異星人ベイシックが襲来しようとしていたのだ!名匠のヒューゴー賞受賞作。【「BOOK」データベースの商品解説】
【ヒューゴー賞短篇部門(1963年)】【星雲賞海外長編部門(第8回)】【「TRC MARC」の商品解説】
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紙の本
ノヴェラ(中編)ですが、各要素ぎゅーっと凝縮されていて、長い長編を読んだようです。
2007/04/19 00:50
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:読み人 - この投稿者のレビュー一覧を見る
本作、SF界では、名作として知られています。
このたび、新装で再出版となりました。
はるか未来、遠い惑星エーリス。
ここでは、竜を飼いならしお互い覇権を争っている二つの部族がいます。その頭領たちが、バンベックとカーコロ。
二つの部族は、お互い、過去何度も雌雄を決する戦いを起こしてきました。
そして、今、謎の異性人ベイシックの襲来の危機も、、、。
と、言うお話し、、、。
中編程度のお話しながら、各要素が、ぎゅーっと詰まっています。
竜を扱った、ファンタジー。
架空世界での年代物。
異星人襲来の、宇宙侵略物。
そして、格調高く、無駄を徹底的に殺ぎ落としながらも、世界を色調豊かに伝える、文体。
そして、勿論、今読んでも、古さを感じさせない。
この辺が、本書が名作といわれる理由では、ないでしょうか。
各種色んな竜がいるようで、その名前が、かっこいい、
阿修羅や金剛 羅刹 夜叉etc。
雰囲気は、ドラグーン(竜騎兵)とか、
いったりしますが、騎兵のイメージですね。
しかし、竜も手があるので、剣を持ったりします。
SFにファンタジーを足した作品は、よくありますが、
本作は、その真逆ファンタジーにSFを足した感じです。
しかし、海外のSFってレベルが高いなぁと思わせる一冊です。
紙の本
愛惜
2014/01/07 23:17
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:にっくねえむは変更できまっしぇん - この投稿者のレビュー一覧を見る
ジャックヴァンスの本はおもしろい。
辺境の惑星に細々と暮らす人類。
二つの勢力とバラモン。
そこへ宇宙人が襲来。
ヴァンスは丁寧に描く。
その世界に愛惜の感をもつ。
紙の本
古き良き時代のオーソドックスなSF
2007/02/03 12:54
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:萬寿生 - この投稿者のレビュー一覧を見る
再販である。しかし初めて読んだ。1960年代のSFとして古き良き時代のオーソドックスな作品である。63年ヒューゴー賞受賞作、73年星雲賞海外作品部門受賞作でもあるとのこと。この作家の作品は読んだことがないと思うが、他の作品も読んでみたいものである。そう思わせるものがある。内容は、中世騎士世界的な辺境の植民星に住む人類の子孫間の戦闘および他の星から侵略してくる恐竜のような異星人との戦争である。奇妙な世界、異様な生物と異質な思考、宇宙船と科学兵器、といったSFの基本要素と、騎士たちの戦闘と行ったファンタジー要素が、微妙に結合調和している。最近の大物SF作家にもファンが多いそうであるが、尤もである。