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  • みんなの評価 5つ星のうち 4.3 3件
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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2006/10/01
  • 出版社: 集英社
  • レーベル: 集英社文庫
  • サイズ:16cm/693p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-08-761027-6
文庫

紙の本

失われた時を求めて 完訳版 8 第四篇 ソドムとゴモラ 2 (集英社文庫 ヘリテージシリーズ)

著者 マルセル・プルースト (著),鈴木 道彦 (訳)

ヴェルデュラン夫人が、連日のように晩餐会を開いている(第四篇2第2章・続)。語り手は運転手つきの自動車をやとって、アルベルチーヌとバルベック効外を散策する。一方、シャルリ...

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失われた時を求めて 完訳版 8 第四篇 ソドムとゴモラ 2 (集英社文庫 ヘリテージシリーズ)

税込 1,309 11pt

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商品説明

ヴェルデュラン夫人が、連日のように晩餐会を開いている(第四篇2第2章・続)。語り手は運転手つきの自動車をやとって、アルベルチーヌとバルベック効外を散策する。一方、シャルリュスは、ヴァイオリニストのモレルに会うために、ヴェルデュラン夫妻のサロンの常連になっている(第四篇2第3章)。アルベルチーヌの同性愛への疑惑と嫉妬。彼女を隔離しなければならない。語り手は母親に、アルベルチーヌとの結婚を告げる(第四篇2第四章)。【「BOOK」データベースの商品解説】

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みんなのレビュー3件

みんなの評価4.3

評価内訳

  • 星 5 (0件)
  • 星 4 (1件)
  • 星 3 (0件)
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  • 星 1 (0件)

紙の本

「ゴモラ」の女

2011/01/25 22:10

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:king - この投稿者のレビュー一覧を見る

第八巻は前巻から続いて、第四篇「ソドムとゴモラ」。巻頭のトマト顔の双子とシャルリュス男爵がヴァイオリニストのモレルと遭遇する、男色でつながる二つのエピソードの喜劇的な描写がすでに面白い。

ソドムとゴモラの後半というわけで、ここではソドム=男の同性愛と、ゴモラ=女の同性愛にまつわる話がより深まっていく。シャルリュス男爵はヴァイオリニストのモレルを囲うようになり、モレルの関心を惹くために滑稽なまでの醜態をさらす。第一巻で、ヴァントゥイユ嬢とその女友達が同性愛にふけっているのを主人公は目撃していて、そのことを知らないアルベルチーヌがそのヴァントゥイユ嬢と親しいことを明かしてしまったため、アンドレとアルベルチーヌが「ゴモラ」の関係にあるのではないか、という前巻からの主人公の疑いは、確信に変わってしまう。

それまでアルベルチーヌと別れたがっていた主人公は、彼女が「ゴモラ」の女だということを確信したあと、急にある決意をし、この篇の最後でそれを母親に告げる。第四篇終わりになって、どうやらついに物語がある方向へと向かいだしそうな雰囲気を告げている。これまでも別に物語が全く進んでいない、というわけではないのだけれど、ここに来て土台固めが終わった、という感じがした。

第三篇に比べると、ずっと読み進むのが早くなった気がする。この巻はずいぶん面白くなってきている。文章にもだいぶ慣れて、特に同性愛のテーマが投入されてからは人物関係がより立体的になり、隠し事のある人間の挙措、というものが微妙に喜劇的な様子を生み出していて、より楽しく読めるようになったからだろうか。

また、この巻では20世紀冒頭の時代状況を反映してか、馬車以外の交通手段が大きく取り上げられている。今巻では鉄道の車内でのやりとりがかなりの分量を占めているし、自動車が登場して時間と空間の意味合いを大きく変えてしまう様子が描かれている。

最後にとても印象的な一文があったので紹介する。語り手はまず、世に認められている価値をほとんどどうでも良いと思っている人間(主人公もそうだ)は、幻影を必要としている、という。しかし、幻影はすぐに消え去ることがある。主人公がこれまで追い求めてきたジルベルトやゲルマント夫人、初めて見たときのアルベルチーヌなどなど、を思い返す下りにつづいて、こう語る。

「こうした幻影、追い求めては忘れ去り、また新たに探し求める幻影、それもときにはただひと目会いたいがために、また束の間に消える非現実の生活にふれたいがために、追い求めた幻影、バルベックでたどる数々の道は、そうしたもので満ちていた。その道の木々、梨やリンゴや御柳などは、きっと私よりも長生きするだろう。そう考えると私には、それらの木々から忠告をもらうような気がした、さあ、永遠の休息を告げる鐘がまだ鳴らないうちに、そろそろ仕事にとりかかる時間だよ、と」355P

ここでの「仕事」は、主人公がずっとやろうと思っていてしかし手を付けていない小説を書くことを指しているのは明らかで、この下りはこの小説が終盤にさしかかりつつあるということを非常に強く感じさせ、淋しさをも感じさせる部分だった。

全巻まとめ

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2010/02/10 12:03

投稿元:ブクログ

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2013/12/22 19:04

投稿元:ブクログ

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