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紙の本
狼と香辛料 3 (電撃文庫)
著者 支倉 凍砂 (著)
教会都市リュビンハイゲンを出立した行商人ロレンスと狼神ホロ。行商がてらホロの故郷ヨイツの情報を集めるため、冬の大市と祭りで賑わう町クメルスンにやってきた。そこで二人は、若...
狼と香辛料 3 (電撃文庫)
狼と香辛料III
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商品説明
教会都市リュビンハイゲンを出立した行商人ロレンスと狼神ホロ。行商がてらホロの故郷ヨイツの情報を集めるため、冬の大市と祭りで賑わう町クメルスンにやってきた。そこで二人は、若い魚商人アマーティと出会う。どうやらアマーティはホロに一目惚れをしてしまったらしい。急速に彼女に近づき始めた。一方ロレンスとホロの間には微妙な気持ちのすれ違いが生じ、誤解が誤解を呼んでしまう。そしてそれがロレンスとアマーティそれぞれの商売をも巻き込んだ大騒動へと発展していく—。第12回電撃小説大賞“銀賞”受賞作第3弾。【「BOOK」データベースの商品解説】
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紙の本
恋敵の登場と深まる絆
2009/07/18 00:47
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:DSK - この投稿者のレビュー一覧を見る
連れが美貌の持ち主だと一度くらいは遭遇するかもしれない「恋の争奪戦」な第3巻である。このテの展開が苦手な諸兄は(邪道かもしれないが)最後の挿絵を見てから読めばいいかも。終わってみれば「おいおい、2人の仲がますます深まってるじゃないの」という、ロレンスの空回りが導いた自業自得と言えなくもない展開である。突然現れた恋敵に余裕を見せながらも内心の動揺からボタンを掛け違えたところに、ホロの故郷ヨイツの情報が悪い方向に後押ししてしまう最悪の偶然が加わってすれ違いを生んでしまう。ここでのロレンスの間違いは、ヨイツの情報収集にホロを帯同させなかったことだろう。例えホロにとって悲しいことであっても早晩分ることを先送りすることに益は無く、むしろ一緒に驚いて悲しんで、そして乗り越えることを選択すべきだったんだろうな、それこそがホロの望む「遠慮のない、近い距離の関係」なのだろうなと思う。なので、そうした近い関係に成熟していくための試金石となる出来事だったとも言えよう。恋敵として登場したアマーティへの対抗心よりもホロへの信頼がモノを言う訳だが……でもねぇ……男としてはロレンスの心情もよ~く分かるだけにね、右往左往して迷いに迷いまくるロレンスには同情を禁じ得ないのである。それだけにクライマックスでのホロの行動(腹に据え兼ねたというアマーティの言葉が気になる)と、その後の説教が微笑ましくて面映ゆく溜飲の下がるエピローグになっている、というかロレンスさん、軽く聞き流してるみたいだけど、ホロが何気にすんごい重要なこと言ってたの気付いてる?とツッコミたくもなる甘くも深い絆で結ばれてて、むしろ「ごちそうさま」である。
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今回は信用取引
2023/09/28 05:23
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:チップ - この投稿者のレビュー一覧を見る
今回は信用取引が題材
ホロの故郷はすでに滅びたという話を聞くが、ホロに話せないうちに色々あって二人の間に溝ができる
そこに恋敵登場
経済の話と恋の話のバランスが絶妙だと思う