 |
沸騰するフランス
暴動・極右・学生デモ・ジダンの頭突き
|
内容紹介
及川健二
2006/10/04 09:40:48
|
|
大国・フランスがいま大きく変わろうとしている。フランス・モデルや古いフランスからの脱却が巷では叫ばれている。フランスはヨーロッパの頭脳と心臓だ。ナチスの悪夢から解放されて以来、フランスは欧州統合を先頭に立ち牽引してきた。フランスなくしていまの欧州連合(EU)はなかった。フランスなくして欧州の未来もない。つまり、フランスが変わるということは、欧州が変わるということである。フランスの変化が分かれば、欧州の行き先を知ることができる。本書はいま、変動期にさしかかっているフランスの現状と背景を報告する。キーワードは ①暴動 ②極右 ③学生デモ ④ジダンの頭突き……である。2005年秋、フランスでは移民2…
|
さしあたってこれだけは
Living Yellow
2007/05/02 16:45:20
|
評価 ( ★マーク )
★★★★★
|
日本の新聞の国際面では、アメリカ以外の国のことは断片的にしかわからない。ましてTVでは。本書はまず第一に2007年5月に結論が出るフランス大統領選挙についての参考書として、そしてアメリカと対峙するフランス、現代のヨーロッパの政治状況を知るための一冊としてあげられるだろう。 ファシストの再来といわれたほどの極右ルペン本人から68年5月革命のカリスマ、コーン・ベンティットまでのフランス政界の重要人物への、著者の身軽かつ丁寧なインタビューと分析から右翼VS左翼という対立でも、グローバリズムVSナショナリズムでも説明できない、その基盤にあるフランス社会全体の大きな・変化が浮かび上がってくる。 巻末の宮…
|
フランスのマグマに迫る
わいずむ
2006/11/05 22:46:27
|
評価 ( ★マーク )
★★★★★
|
フランスは沸騰している。2005年5月29日に行われた欧州憲法批准をめぐる国民投票は、投票率69%、反対票55%と推進派にとっては大差のついた負けだった。それは、欧州では1年前は誰しも予想しなかった結果であった。国民運動連合、フランス民主連合といった与党はもとより、最大野党の社会党や緑の党まで批准に賛成していた中での否決だった。既存の政治に対する不信を国民投票でフランス人が爆発させたと言える。 2005年の秋にフランス全土で起きた移民2・3世を中心とした暴動もフランスの沸騰を表している。 2006年春に政府が推進したCPE(初期雇用契約)の導入をめぐってはゼネストが2度実施されたほか、学生た…
|
|
|


|