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- カテゴリ:一般
- 発売日:2006/08/10
- 出版社: メディアワークス
- サイズ:20cm/293p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-8402-3564-3
紙の本
NO CALL NO LIFE
著者 壁井 ユカコ (著)
「時間を超えて電話が繋がるなんてこと、あると思う?」携帯電話に残された、見知らぬ男の子からの留守メッセージ。奇妙な間違い電話に引き寄せられて、東京湾に臨む埠頭で出会った有...
NO CALL NO LIFE
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商品説明
「時間を超えて電話が繋がるなんてこと、あると思う?」携帯電話に残された、見知らぬ男の子からの留守メッセージ。奇妙な間違い電話に引き寄せられて、東京湾に臨む埠頭で出会った有海と春川。17歳と19歳、オトナとコドモのあいだで押し潰されて行き場を失った2人の、それはあまりにも刹那的で欠陥だらけのつたない恋—。怖いものなんてなかった。無敵になった気分だった。明日地球に隕石が衝突して世界中の人類が滅んで2人きりになったって、困ることは何もないような気がした。【「BOOK」データベースの商品解説】
携帯電話に残された、見知らぬ男の子からの留守メッセージ。奇妙な間違い電話に引き寄せられて出会った有海と春川。17歳と19歳、オトナとコドモの間で押し潰されて行き場を失った2人の、刹那的で欠陥だらけの恋を描く。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
壁井 ユカコ
- 略歴
- 〈壁井ユカコ〉東京生まれ。学習院大学経済学部経営学科卒業。第9回電撃ゲーム小説大賞〈大賞〉を受賞し、「キーリ」でデビュー。著書に「カスタム・チャイルド」など。
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なんとも言えない気持ちになりました・・・・・
2007/12/21 21:30
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:愛月 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ご存じかもしれませんが、この著者には「キーリ」という全9巻の著作があります。私は中学生の時にその1巻にハマり、以降最新刊の度に本屋に行き、高校生の今になってもかなりお気に入りです。そこで、ハードカバーも読んでみようと購入したのが「NO CALL NO LIFE」です。もうひとつ、「イチゴミルク ビターデイズ」も購入しましたが、そちらの方もまた書評を書こうと思いますので見て頂けたら幸いです(笑)
話が少しそれましたが、この著作は表題通りのものでした。ちなみに、表題は「擦り切れそうなギリギリの青春」です。
女子高生の有海(うみ)を中心とし、有海の兄である「航兄」、友達の「日野ちゃん」、そして、「春川」。この4人が主な登場人物です。
始まりは「繋がるはずのない電話」。それが、この物語の始まり。表題や物語の始めの方は、他の設定に関しても少し在り来たり感を否めませんでしたが、進むにつれてそれはなくなりました。繋がるはずのない電話、なんて現実感がないように思えますが、これは違います。最後の方はうるっときてしまいました・・・。最後の最後は呆然とした、というか、少しの間ぼーっとしてしまい、なんとも言えない気持ちになりました・・・。
ホントにうまく「擦り切れそうなギリギリの青春」を描けていると思います。むしろ擦り切れちゃったかもしれないくらいです・・・(笑)
ホントよかったです。オススメです!!