紙の本
初心者を抜け出すヒント
2018/08/14 23:12
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投稿者:ヂャリや - この投稿者のレビュー一覧を見る
初心者のうちに何冊か読むと、あることに気が付くはずだ。
買いのセットアップの話ばかりで、いつ売りゃーいいんだと。
そんな時期におすすめなのが本書だ。
著者は言う「あなたには時間とやる気はあるか」と。
「一つの銘柄に最低でも週一時間のホームワーク」をと。
ことほど左様に「ラクラク」でも「朝の数分で・・」でもないことを伺い知ることができる。
圧巻は「チャートは当てにならない。実際のところ、ほとんど無価値なのだ」と言い切っているところだ。
ではどうやって売り時を判断するのか。
詳細は本書にて。
翻訳が下手なのか編集が悪いのか、はたまた本当のことを書いてある本は読みずらいのか。
一読ではなかなか頭にはいってこないのだが、初心者を抜け出すヒントは”ふんだん”にあると見た。
上記を差し引き星三つ。
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凄腕のヘッジファンドマネジャーでTVの投資番組の名物司会者であり、もちろん億万長者でもある著者が、数々の大相場で成功した投資戦略を公開。アメリカの個人投資家のカリスマです。
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表紙はふざけているような印象を与えるが,中身は真面目な株式
投資本.基本スタンスは,資金の何割かはベンチャー系のところ
へ投資して大きなリターンを狙おうという話.
ライフステージにあわせて,分散投資をオススメしている.まぁ,
一般的にはこれが十分妥当な方法ではないかと思う.世の中の経
済サイクルは繰り返すと説いており,経済サイクルでどの業界へ
資金を投下するといいかも書いてある.2008年の恐慌には当ては
まらないようではある.
2008.10.02(Thu)
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最初の方は読んでいて元気が出るが、繰り返しがやや多い。
大底のタイミングや天井のタイミングの考え方には首肯できるところもあるが、
裏付けがやや弱く、信頼感にやや掛けると感じました。
私は ラリー・ウィリアムズの相場で儲ける法 の方が好きです。
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赤ペンチャック
訳者まえがき
−他人任ではなく、自分の資産は自分で運用し管理するのだという強い決意と、保有銘柄一つ一つについて最低でも週一時間は割いて、調べたり分析したりするためのエネルギーを投じなければならない
プロローグ
あえて投機を組み込んである。 投資資産のいくらかは、純粋な投機に振り向けるべきなのだ。
堅実なブルーチップ銘柄や高配当利回り株でリスクヘッジしながら、一発大儲けできる宝くじのような銘柄にかける。
バランスの取れた分散投資には、大化けする可能性を秘めたリスクの高い投資対象も組み入れるべきだというのが私の信条になっている。
専門家の餌食にならない
本書が目指す方針はずばり。 合法的な方法で投機を使って皆さんをお金持ちにできるなら、 やり通してほしい。
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CNBCのワンマントークショーMad money司会者のジムクレイマーの著書です。
一度Youtubeで観たことがあったのですが、非常に熱血漢なパフォーマーです。
視聴者から電話を受け、1分で投資先株式のブルベアを答えたり、保有銘柄を答えさせ分散投資をチェックしたりなかなか面白いです。経歴はハーバード法科大学院卒でゴールドマンサックスと本物。
ゴールドマンサックスを経てヘッジファンドを立ち上げ、10年連続S&P500を上回ったとか。特にドットコムバブルの頂点で投資資金を引き上げるなど、底と天井を見極めるのが得意としています。
一般サラリーマンの投資として今はやっているのはインデックス投資ではないでしょうか。詳細な投資先を調べることなく、プロ投資家の平均点が取れる方法です。パッシブ運用なのでコストも0.6%程度と一般投資信託の1.5%程度と比較して低く、コストによる確定的なロスを低減させてくれます。ジョンボーグルが立てたバンガードETFは日本からも一部投資できるので、人気があります。
一般に景気の底と天井を当てるのはプロでも難しいとされており、個人投資家は特にこれを狙うのは危険です。景気の底で買える人は少なく、むしろ逆の天井で買って底で狼狽売りしてしまうのです。
本書はこの底と天井を見極める方法が書いてあります。簡単なところではニューヨークタイムズの一面ヘッドライン指標など面白いものも。
一昨年からのクレジットクランチによる株価低下は見極められないのか?FRBが金利0%に引き下げるまで資金を引き上げることによって打撃を少なくすることは出来たはずです。景気にはサイクルがあり、それにあわせて天井での金利5%から底での金利0%で金利サイクルがあります。
ほとんどの投資家は教えられるがままバイ&ホールドを実践し(実際は動けないだけなのですが。。。)、大きな損失をだしました。
本書は一般的な投資の常識の一歩上を行った本音の投資を教えてくれます。キーワードはバイアンドホームワーク。時間のある人は株価収益率を基にした投資先の研究を一銘柄1時間すべきとのこと。投資に限らず若い人はある程度は投機も必要など際どい内容が目に付きます。
しかしながら、分散投資は必須、チャート分析は意味がないなど、読んでいて勉強になりました。あの山崎元さんも内容の98%は賛成できると高評価です。
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株と競馬は同じだあ!というCNBCのジムクライマーさん。
ITバブル崩壊を完全に読みきった豪腕の男。
YOJIの師匠的存在。
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セクターローテーションの考え方はとてもためになった。
また、ポートフォリオの組み方や、金利や成長率の株価との相関など参考にできるところが多かった。
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株を底値で買って、天井で売るという投資法の考え方を教えてくれます。具体的な数字をもとにした買い方は書かれていないので、訳者の井手さんの「バリュー株投資は商社のゲーム」セットで読むと非常に分かりやすいと思います。
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こんなに分厚いと、そもそも集中して読めなかった。じっくりじっくり倍ブルのようにして読む予定の方にはオススメだと思う。
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簡単に投資は出来ないものだと痛感させられた本。
ギャンブルの粋を出てファンダメンタル分析が出切る様になるには、一朝一夕ではないのだと肝に刻む。
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ともかくゲームに参加し続けることだ
株式投資は売買するゲーム
投資とは予想が全て
自分のポートフォリオを作る
銘柄選びの黄金ルール
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慣れてきた頃もう一度読みたい。今回は今間違いを起こさないための再確認とざっと理解したにすぎず、更なる理解はもう少し慣れた頃にあるはず。
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・個別株の投資本。
・私自身はインデックス投資派だけれども、分散の重要性について、力説するなど、所々、共感する箇所もあった。
・奥さんの事を「トレーディングの女神」と言い、投資の失敗を奥さんにたしなめられる逸話が頻繁に出てくる。恐らくネタ話なのだろうけど、コロンボみたいで微笑ましい。
・バイ&ホールドではなく、バイ&ホームワークが重要との自説を展開。
1銘柄につき、週1時間はその銘柄について勉強が必要で、それが無理なら投資信託でも買った方がマシという話は、私が、投資の為に自分の時間が潰れるのが嫌な為、インデックス投信を買っている理由のまさに裏返しなので、苦笑してしまった。
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p201
金利が上昇する局面では将来の利益に対して支払う株価収益率は低下するということだ。逆に、金利が低下する場面では、株価収益率は上昇する。金利上昇時には将来の利益に対してより小額しか支払わず、金利低下時ではより多額を支払う遠い売り靴を株価収益率を用いて表現したにすぎない。
p208
学者達は「市場」はすべての銘柄での価値付けを合理的に行うと信じているのだが、実際にそれが当てはまるのは、時価総額で大きい方から1000ほどの銘柄だけなのだ。それより小さい銘柄になると、熱気や群集心理が大きな役割を担う。
p255
そして、「バイ・アンド・ホールド」ではなくて、「バイ・アンド・ホームワーク」を投資の基本として教えなければいけないという結論にたどり着いたのだ。すでにお話したように、ホームワークとは保有している銘柄のウェブサイトに行ったり、経営者とのコンファレンスコールを聞いたり、新聞・雑誌の記事を読んだり、アナリストの会社のレポートを入手したりして、経営実態や将来見通しを詳しく分析することだ。
p277
The Fidelity Sector Fund Report