信じられないほど面白い!
ポムポム
2007/12/11 04:08:09
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評価 ( ★マーク )
★★★★★
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この本は「書店のお薦め」だったので、たまたま手に取りましたが、謎の死を遂げた美しい女性実業家の短い一生を、彼女とかかわった人々が証言していくというストーリーです。彼女は稀代の悪女か、菩薩のような天女か、彼女を産み育てた母親、2人の息子までも違った解釈を持っています。ここまで人によって完璧に演じ分けた主人公について、惹かれずにはいられないと思います。大正生まれの作家が書いたとは思えないほど、今読んでも新鮮で面白いです。この本がきっかけで、有吉佐和子にはまってしまいました。
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悪女とはかわいい女のことである
かつき
2007/04/09 16:46:27
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評価 ( ★マーク )
★★★★★
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20代で日本橋にビルを建て田園調布の西洋館で豪奢な生活を送る女性実業家・富小路公子が突然亡くなります。しかもその死も自殺なのか、他殺なのかさえわからない。その謎に満ちた生涯を27人の男女から小説家が聞き出し、独白で語らせます。これがめちゃくちゃおもしろい。どこまでが嘘で、どこまでが真実なのか。語り手によって彼女の人生がコロコロと変わっていきます。登場人物それぞれの語り口に引き込まれると同時に富小路公子の人生、性格、頭のよさに興味をそそらないではいられない。ある意味、セルフマネージメントが完璧な女性といえるでしょう。
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