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紙の本
*完成された架空世界の物語*
2010/04/24 23:33
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:水仙鏡 - この投稿者のレビュー一覧を見る
タザリア王国の皇子に瓜二つな孤児ジグリット。
とある事件から、皇子の影武者にと王宮へ連れて行かれることに。
瓜二つということで、映画:仮面の男が思いつきました。
あんな感じの話なのかなぁ、と思いあまり期待せずに読んでいたのですが
…面白い。
話の持って行き方や、
描写がこと細かく書かれていてボリュームたっぷりです。
戦争、魔道具という魔法っぽいものがあり、
そういうのが好きな方にオススメかな*
架空の世界の完成度が高過ぎで世界観にも魅力を感じます。
例えば、1年が4つの季節に分かれていて、
はる:紫暁月 なつ:蛍藍月 あき:黄昏月 ふゆ:白帝月
ひと月90日の構成です。
長さの単位1ヤール(91.22センチ)、と私たち用の説明が書かれている等
この世界を考えるのにどれだけ時間がかかったのだろうと、
読んだ後に考えてしまいます。
ただ、ちょっと…なんかドロドロしてるなぁと思いました。
私だけかもしれません;