お馴染みのシリーズなので、新鮮味はありませんが、安心して読むことができることだけは断言できます。今回はバスジャックが核にあります。ただし、外部との連絡、具体的にいえば携帯電話による通話が許されるという奇妙な状況なので、サスペンス溢れるというよりは、何故ということへの興味が大きいです。《Φは壊れたね》《θは遊んでくれたよ》《τになるまで待って》に続く第4弾ということですから、登場人物も今までと変ることはありません。巻頭の登場人物一覧も、殆ど意味がない、そんな気がします。基本的には西之園萌絵、国枝桃子、犀川創平を軸に、山吹早月と加部谷恵美、海月及介、赤柳初朗だけで充分でしょう。カバーから引用をしま…
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