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紙の本
記憶と情動の脳科学 「忘れにくい記憶」の作られ方 (ブルーバックス)
著者 ジェームズ・L.マッガウ (著),大石 高生 (監訳),久保田 競 (監訳)
ショッキングな記憶を忘れられないのはなぜ? そうした素朴な疑問からスタートし、歴史に残る様々な実験を紹介しながら、脳が記憶を作るプロセスを解き明かす、世界的な脳科学者の手...
記憶と情動の脳科学 「忘れにくい記憶」の作られ方 (ブルーバックス)
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商品説明
ショッキングな記憶を忘れられないのはなぜ? そうした素朴な疑問からスタートし、歴史に残る様々な実験を紹介しながら、脳が記憶を作るプロセスを解き明かす、世界的な脳科学者の手による脳と記憶の入門書。【「TRC MARC」の商品解説】
“ショッキングな記憶”を忘れられないのはなぜ?
脳科学が解き明かす記憶の神秘
心の動きが記憶に影響を与えるしくみ
情動、すなわち急激な感情の動きが記憶の強さに影響することは、日常体験からも明らかである。しかし、それはなぜだろう?こうした素朴な疑問からスタートし、歴史に残る様々な実験を紹介しながら、脳が記憶を作るプロセスを解き明かす。世界的な脳科学者の手による、脳科学から心理学まで網羅した待望の入門書。
全世界で絶賛された脳と記憶の入門書
「忘れてしまう事と忘れられない事があるのは何故だろうと思った人へ。これは忘れられない本になる」――リチャード・モリス(脳科学者・エディンバラ大学教授)【商品解説】
目次
- 第1章 記憶の神秘
- 第2章 習慣と記憶
- 第3章 短期記憶と長期記憶
- 第4章 記憶を長持ちさせる
- 第5章 忘れにくい瞬間
- 第6章 歪曲されるがなくならない記憶
- 第7章 メモラビリア――まとめ
著者紹介
ジェームズ・L.マッガウ
- 略歴
- 〈ジェームズ・L.マッガウ〉カリフォルニア大学アーバイン校教授、同校学習記憶領域神経生物学研究センター創設ディレクター。PhD。アメリカ国立科学学士院、アメリカ学芸学士院会員。脳科学の世界的権威。
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紙の本
記憶と情動、一見して関係なさそうに見える二つの言葉を結びつける脳科学の最前線
2006/11/19 18:47
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Skywriter - この投稿者のレビュー一覧を見る
記憶力が優れていれば、と思う方は多いのではないか。かく言う私も自分の記憶力の弱さにはいつも嘆かわしい思いを抱かされている。記録装置に書き込まれたような、経験したあらゆることを全く忘れずにデータとして保存したいというわけではなく、読んだ本のポイントやエピソードなどがあっという間に失われていくことさえ防げれば良いと思うのだ。そんな悩みを持つ方に、本書は丁度よいのではないか。
記憶について、その物理・化学的な詳細に立ち入ることなく初心者に大変分かりやすく説明してくれている。記憶の作られ方や種類、固定されるまでの様々なことは多くの動物実験を通じて明らかになっている。実験そのものも示唆することが多く、読んで面白いし、そこから導き出される推測には意外な話や自らの経験と照らし合わせて腑に落ちる話など実に様々で、読んでいて飽きない。
脳科学はその症例の面白さが特筆すべき分野でもあると思う。漫画や小説でしばしば記憶喪失がテーマになるが、実際の記憶喪失の事例から記憶のメカニズムが調べられるとはなんとも面白い。前向性健忘と逆行性健忘、脳の一部が破壊されることで新しいことを覚えられなくなる症例、さらに覚えたこと全てを忘れられない人々、などなど読み物として面白い話題に加えて、どのようにしたら記憶を最も保つことができるかという実際的な話も載っている。記憶に関して分かっていることの最前線を網羅していると言っても過言では無いだろう。
そして、読み終わったあとには不思議と多くを記憶することがそんなに素晴らしいこととは思えなくなっている自分がいるのもまた面白い。脳も上手く進化してきたものだとつくづく思う。脳科学や記憶に興味がある方は迷わず手に取ってもらいたい。実に優れた脳科学の入門書で、面白く理解しやすい。著者は勿論、訳者の労も労いたくなるそんな一冊。
紙の本
心の動きが記憶に与える影響について考察した科学書です!
2020/02/23 12:14
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
とっても驚いた出来事やショッキングな事件は、誰の記憶にも忘れられることなく長く残ります。これは一体どうしてなのでしょうか?本書は、こうした問いに答えるために、心の動きが記憶に与える影響について考察した科学書です。同書の内容構成は、「第1章 記憶の神秘」、「第2章 習慣と記憶」、「第3章 短期記憶と長期記憶」、「第4章 記憶を長持ちさせる」、「第5章 忘れにくい瞬間」、「第6章 歪曲されるがなくならない記憶」、「第7章 メモラビリア」となっており、とってもわかりやすく、それでいて興味深いものとなっています。
紙の本
流行の脳科学の本
2017/10/17 01:05
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:匿名 - この投稿者のレビュー一覧を見る
他にも脳科学の本を読んでいたので、そこまでインパクトは大きくありませんでした。書籍にもよるのですが、日本人の書いた文章の方が自分は親しみやすいなと感じました。