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- カテゴリ:一般
- 発行年月:2006.4
- 出版社: フライの雑誌社
- サイズ:21cm/157p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-939003-18-3
紙の本
海フライの本 1 はじめての海のフライフィッシング
シーバス、メバル、ボラ、クロダイ、カツオ、磯と港の小物釣りなどを、専門誌『フライの雑誌』寄稿者が解説する、国内初の「海フライ」本。北海道から九州までのリアルな実例と、実績...
海フライの本 1 はじめての海のフライフィッシング
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商品説明
シーバス、メバル、ボラ、クロダイ、カツオ、磯と港の小物釣りなどを、専門誌『フライの雑誌』寄稿者が解説する、国内初の「海フライ」本。北海道から九州までのリアルな実例と、実績済み「海フライ」パターンも多数掲載。【「TRC MARC」の商品解説】
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紙の本
フライフィッシング=知恵を絞って魚を釣る遊び
2006/08/31 10:08
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:wata - この投稿者のレビュー一覧を見る
つり人社の「ソルトウォーター フライフィッシャー」に触発されて海のフライフィッシングをしたくなったのでもっと予習をするべく注文しました.
同書が日本の「海のフライフィッシング」の現状を伝えているのに対し,本書では日本の「海のフライフィッシング」がどの様に開拓されてきたかを知ることができます.
ルアー,フライといった釣りを海でするとなると,シーバス(スズキ)やシイラなどといったオフショアでの釣りをイメージするかもしれません.しかし,この本で紹介されているのは上記の魚はもちろんですが,キス,カマス,ボラ,メバル,黒鯛など防波堤で釣りをする人ならおなじみの魚が紹介されています.
そういった魚を如何にして手にすることができるようになったかが述べられている部分は,本書のもっとも面白いところです.
いきなり「釣れた」わけではなくて,数々の失敗を繰り返し,日々の観察と試行錯誤を繰り返して魚を「釣る」ことが出来るようになるプロセスこそがフライフィッシングの醍醐味だと気づかされます.
また,本書は「キャッチアンドリリース」だとか「フローティングベストを着用しよう」とか「海には海専用のタックルが必要」といった教科書的,商業ベース的なところがなく,「爆釣して周りに配った」とか「釣った魚を食べるのも楽しみ」とか「特別に海用のタックルを揃えなくてもかまわない」というぐあいに,気軽に海のフライの世界に入っていける言葉がちりばめられているところにも,釣り人の本音が読みとれて好感が持てました.