サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

ブックオフ宅本便ポイント増量キャンペーン ~4/15

「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。

電子書籍化お知らせメール

商品が電子書籍化すると、メールでお知らせする機能です。
「メールを登録する」ボタンを押して登録完了です。
キャンセルをご希望の場合は、同じ場所から「メール登録を解除する」を押してください。

電子書籍化したら知らせてほしい

アプリで立ち読み

hontoアプリの確認

立ち読みには最新の「honto」アプリ(無料)が必要です。

バージョンの確認はアプリの「設定/情報」から確認できます。

最新の「honto」アプリをご利用の方

立ち読みする

最新の「honto」アプリをダウンロードされる方

hontoビューアアプリ

ブラウザで立ち読み

  • みんなの評価 5つ星のうち 4.1 2,388件
  • あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2006/09/07
  • 出版社: 新潮社
  • レーベル: 新潮文庫
  • サイズ:16cm/455p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-10-123417-5

読割 50

読割50とは?

読割50とは?

hontoネットストアおよび、丸善・ジュンク堂・文教堂の提携書店にて対象の紙書籍を購入すると、同一の電子書籍が紙書籍の購入から5年間、50%OFFで購入できるサービスです。
購入時点で電子書籍が未発売でも、紙書籍の購入時期にかかわらず、電子書籍の発売後5年間、50%OFFで購入できます。

または読割50のアイコンがついている商品が対象です。

一部、対象外の出版社・商品があります。商品ページでアイコンの有無をご確認ください。

  • ※ご利用には、honto会員登録が必要です。
  • ※書店店頭でのお買い物の際は、会計時にレジにてhontoカードをご提示ください。
  • ※hontoが提供するサービスで、販売価格の50%OFFを負担しています。

読割50について詳しく見る

文庫

紙の本

夜のピクニック (新潮文庫)

著者 恩田 陸 (著)

高校生活最後を飾るイベント「歩行祭」。それは全校生徒が夜を徹して80キロ歩き通すという、北高の伝統行事だった。甲田貴子は密かな誓いを胸に抱いて歩行祭にのぞんだ。三年間、誰...

もっと見る

夜のピクニック (新潮文庫)

税込 880 8pt

夜のピクニック(新潮文庫)

税込 781 7pt

夜のピクニック(新潮文庫)

ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは

ほしい本に追加(値下がりすると通知がきます)

ご利用中のデバイスが対応しているかご確認ください

  • ブラウザ
  • iOS
  • Android
  • Win
  • Mac

対応デバイスごとのコンテンツタイプやファイルサイズヘルプ

対応デバイス毎のコンテンツタイプやファイルサイズ

対応デバイス コンテンツタイプ ファイルサイズ
ブラウザ EPUB
iOS EPUB 3.9MB
Android EPUB 3.9MB
Win EPUB 3.9MB
Mac EPUB 3.9MB

対応デバイス毎のコンテンツタイプやファイルサイズ

対応デバイス コンテンツタイプ 閲覧期限
ブラウザ EPUB 無制限
iOS EPUB 無制限
Android EPUB 無制限
Win EPUB 無制限
Mac EPUB 無制限

予約購入とは

まだ販売されていない電子書籍の予約ができます。予約すると、販売開始日に自動的に決済されて本が読めます。

  • 商品は販売開始日にダウンロード可能となります。
  • 価格と販売開始日は変更となる可能性があります。
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて予約購入しても、予約一覧から簡単にキャンセルができます。
  • honto会員とクレジットカードの登録が必要です。未登録でも、ボタンを押せばスムーズにご案内します。

予約購入について詳しく見る

ワンステップ購入とは

ワンステップ購入とは、ボタンを1回押すだけでカートを通らずに電子書籍を購入できる機能です。

こんな方にオススメ

  • とにかくすぐ読みたい
  • 購入までの手間を省きたい
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて購入しても、完了ページもしくは購入履歴詳細から簡単にキャンセルができます。
  • 初めてのご利用でボタンを押すと会員登録(無料)をご案内します。購入する場合はクレジットカード登録までご案内します。

キャンセルについて詳しく見る

紙の本
セット商品

新潮文庫の100冊 2016 109巻セット

  • 税込価格:73,601669pt
  • 発送可能日:購入できません

このセットに含まれる商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

商品説明

高校生活最後を飾るイベント「歩行祭」。それは全校生徒が夜を徹して80キロ歩き通すという、北高の伝統行事だった。甲田貴子は密かな誓いを胸に抱いて歩行祭にのぞんだ。三年間、誰にも言えなかった秘密を清算するために—。学校生活の思い出や卒業後の夢などを語らいつつ、親友たちと歩きながらも、貴子だけは、小さな賭けに胸を焦がしていた。本屋大賞を受賞した永遠の青春小説。【「BOOK」データベースの商品解説】

【吉川英治文学新人賞(第26回)】【全国書店員が選んだいちばん!売りたい本本屋大賞(第2回)】【「TRC MARC」の商品解説】

掲載中の特集

感動する本をテーマに10作品以上をラインナップしています。ほかにもhontoでは無料の本を集めた無料漫画特集無料男性コミックを展開しています。

あわせて読みたい本

この商品に興味のある人は、こんな商品にも興味があります。

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

この著者・アーティストの他の商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

書店員レビュー

ジュンク堂書店郡山店

つらければつらいほど...

ジュンク堂書店郡山店さん

つらければつらいほど
後に美化されるのが青春である。

歩き着いた先で何かをする訳でもなく、
ただひたすら歩く事が目的である「歩行祭」。
ひたすら、青春という言葉が似合うイベントである。

実際、高校時代にこんなイベントがあったら
不満タラタラだっただろう。
だけど、きっと美しい思い出になったはずだ。

他人の青春ほど羨ましいものはない。
改めて実感させられてしまった。

実用・雑誌担当 有我

ジュンク堂書店三宮駅前店

みんなのレビュー2,388件

みんなの評価4.1

評価内訳

紙の本

恩田陸の名作

2008/05/25 21:40

17人中、14人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ばー - この投稿者のレビュー一覧を見る

 解説で池上冬樹が述べているけれど、名作と言うのは、それだけで一定のリスクを負う。
 古典となっているのならいざ知らず、「現代の名作」と言うと、なかなか評価が分かれる所である。それだけ現代という時間は捉えにくいとも言えるし、それだけ現代人の価値観が多様化しているとも言える。
 これは私が以前から言っていることで、また同時に、現代という一つの現象を捉える為の重要なセンテンスの一つであると思うのだけれど、つまり、そういった言説空間に言ってしまえるのは、「自分が良いと思うものが名作」というフレーズだと思う。と、いうか、これさえ自分の中で確信してしまえれば(もしくは開き直ってしまえれば)、より良い「自分の読書体験」を構築できる。ベストセラーであろうとなかろうと、受賞作であろうと候補作であろうと、そして、評判の名作であろうとなかろうと、大切なのは自分自身なんだと思う。まあもちろん他人の声もある程度は聞くバランスは必要なんだが。

 本作、『夜のピクニック』は名作と言われているようだ。実際、第二回本屋大賞も取ったし。これ以前の恩田の代表作もあるけれど、直木賞を取らずして本屋大賞を取る、という我々と文壇のひずみ、なんて言ってしまえるけれども、とにかくこの本は良い話だ、というのは聞いていた。

 実際に読んでみて確かにこれは名作かもしれん…、なんて思った。簡単な言葉ばかり使っている=読みやすい=言葉が頭にすいすい入ってくる、というのはもちろん、物語の引っ張り方が読んでて気持ちいい。よく、「中盤はだれる」と、どんなメディアの物でも言われるものだが、『夜のピクニック』は違う。そして、腹違いのきょうだいが同じ高校で夜通し同じイベントに参加して徐々に打ち解けていく、なんて、ちょっと間違えばどろどろした話になりがちなストーリーを爽快な、それでいて感動する話に仕上げているのは、物語の引っ張り方、いくつかのサイドストーリーの挟み、それらを配置するテクニック、いずれも恩田の力量のおかげだ。感情の精緻な流れの描写もポイントの一つだ。流れるような文章には、これも起因している。

 恩田が書いているのは完全に健全な優良物語ではない。腹違いのきょうだい、という設定からして窺えるのだが、人間のちょっとした負の面、負の姿、などを巧みに恩田は操っている。主人公の一人、西脇融を慕う女子生徒の姿など、これは皆さん分かってもらえると思うのだが、本当に嫌なもんだ。そういった要素を織り交ぜて、全部解決するのはもちろん、その合わせ業の過程が上手い。ばら撒いたトランプでタワーを作るかのような、大胆さと精密さが分かりやすく書かれている。どんなカードであろうと全てがタワーの土台なのだ。

 名作というのは人それぞれが決めるもので、いかなる物語でも名作になりうる可能性を秘めている。そういった集積が世に言われる、その世代を代表する名作になるのであり、土台である「人それぞれ」は避けてはいけないものだ。名作に盲目になることも、服従することも必要ではないが、「名作」と聞いて、それは自分にも関係する、自分が投票権を持つ、ということを頭に入れておいた方がいい。

 『夜のピクニック』の名作投票への参政権をやっとばかし、私は手に入れた。とどのつまり私に言えることはただ一つ、この本に出会えて良かった、その一言に尽きる。是非御一読を。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

恩田作品を読んでいつも思うのは「高校時代にし忘れた多くの事への後悔」。だからこそ今高校生の人におススメしたい本。

2008/10/27 19:37

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:sammy - この投稿者のレビュー一覧を見る

恩田陸といえばやはり「学園もの」。
今まで色々と学園ものは出ているが、その中でもこの作品はかなり上位、人によってはトップクラスにくる作品なのではないだろうか。
それくらい素晴らしい。

恩田作品を読んでいつも思うのは「高校時代にし忘れた多くの事への後悔。」。
今回はその思いに直球でぶつけられたという感じだ。
貴子達の会話の中にふと自分の高校時代を重ね、懐かしさと心の奥底に少し痛みを感じた・・・。
きっと私はこの感じを味わいたいから恩田作品を読みつづけてしまうのだろう。


おそらく「図書室の海」の中にある「ピクニックの準備」を読んだ方はあの三人目の人物が誰なのか疑問に感じていただろう。
貴子と融、そして三人目の謎の人物。
物語が始る前から既に読者へ1つの謎を投げかけている部分が恩田さんらしい。
何より青春小説でありながら、ほんの少しだけホラー色とミステリ色を入れている部分も彼女らしい。
ただ歩くだけ、それだけなのにスパイスとしてこの2点があるので読者はいつの間にか主人公達と共にこの謎解きに参加し、そしていつしか「歩行祭」に自分も加わっている感覚に陥る。

さてこの作品、今までにないくらいの「青春小説」に仕上っている。
今までの恩田作品は中性的な人物が多かったせいかどこか「恋愛」とは掛け離れていた。
そういう部分では恩田作品に「憧れる」ことはあってもどこか登場人物が卓越し過ぎていて距離を感じていたのだが、だが今回は「恋愛」を強めに出したことと、今までの作品であまり登場しないキャラ(ちょっとイヤ
なタイプの女の子、だけどきっとこれが普通の子)も出てくることで逆に親しみが沸いたような気がする。

この作品、一応語り手の二人(貴子と融)が主人公なんでしょうが、その他の人物、忍や美和子、杏奈も彼女達以上に輝きを見せているんですよね。

これぞ恩田陸!とファンが絶賛しそうな1冊です。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

感情移入して一緒に歩いている様な気分になりました

2020/10/30 16:42

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ぴんさん - この投稿者のレビュー一覧を見る

中高生におすすめ。みんなで夜歩く、たったそれだけの行事なのに、非常に濃厚な一冊。これを読むと、後悔しないように、自分自身の青春を大切にしようと思わせてくれる。是非読んでみてください。自分がその場にいるように思える人の心の動きや情景描写がいい。夜を徹して80キロを歩き通す行事「歩行祭」。想像するとすごくつらそうだけどすごく楽しそう。読んでる時は自分も参加してる気になれた。夜中や明け方、友だちと一緒に歩いてたら、いつもと違って素直になれそう。青春をすごく感じられた。なぜ振り返った時には一瞬なのだろう。あの歳月が、本当に同じ一分一秒毎に、全て連続していたなんて、どうして信じられるのだろうか、と。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

これぞ真夜中の青春!恩田陸の「夜のピクニック」。

2011/09/20 14:21

3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:オクー - この投稿者のレビュー一覧を見る

 第2回の本屋大賞を取っている恩田陸の傑作青春小説「夜のピクニッ
ク」。これはもう、設定勝ち、だよなぁ。高校生活の最後を飾るイベン
ト、全校生徒が夜を徹して80キロを歩く「歩行祭」の一日が舞台。物語
はその日の朝に始まり翌朝のゴールで終わる。そのほとんどが主人公た
ちが歩き続ける場面なのだ。歩く彼らに寄り添うように、僕たち読者も
80キロの道のりを歩いていく。ふだんは何も起こらなくても、こういう
特殊なイベントだと何かが起こる。修学旅行でもいいかもしれない。で
も、「歩行祭」は夜の闇の中。設定勝ち、というのはこのことだ。メイ
ンの話と脇の話のメリハリの付け方、このあたりにも恩田陸という作家
のうまさが光る。そして、キャラクターの造形。あ〜こういうヤツいた
よなぁ、と思わずつぶやいてしまう級友たちがいい味を出している。

 主人公甲田貴子の密かな賭け、3年間誰にも言えなかった秘密をこの
歩行祭の間に清算できるか。これがメインのテーマ。恋の告白?さて、
どうでしょう。とはいえ、彼らは青春のまっただ中。恋の話はあちらこ
ちらで。そして、生きる悩みなど様々なことが語られる。いろいろいろ
いろある長い夜、そして、彼らはたどり着く、朝の陽射しがいっぱいに
降り注ぐゴールへ。

 それにしても青春だなぁ、恩田マジックですっかり自分の高校時代に
思いをはせてしまった。ただ、嫉妬まじりで言っちゃうと、こんなにク
レバーで心優しい高校生なんて今どきいるのだろうか?いやいや、ここ
に登場する高校生たち、僕は大好きなのだけど。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

やっぱり名作

2021/08/22 11:08

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:なっとう - この投稿者のレビュー一覧を見る

レビューは初めてですが、2度目の読了です。
こんな青春を味わったことはないけれど、なぜだか懐かしい。
学生の頃って、好きな人がいるのが当たり前だったよなぁとか懐かしみながら、でも10代の心を引っ張り出して、感情移入して読んでしまう。
そんな作品だと思います。

忍くん、素敵。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

異母兄弟

2023/10/26 18:54

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:悟空 - この投稿者のレビュー一覧を見る

主人公の男の子はまだ若いのに、とても大人だなぁと感じた。もし自分なら不倫でできた異母兄弟なんて到底受け入れられない。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

私も参加したいピクニック、でも・・・

2023/05/31 21:46

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:a - この投稿者のレビュー一覧を見る

何気なく過ごす人生も、その時その場でしかできないかけがえのない経験の積み重ねであることを、改めて感じました。 自分を客観視することができるようになることが大人になることであっても、泥くさい感情にまみれて、悩みながらもなんとか1日1日を過ごした日々が懐かしくもあり、そのような日々がもう来ないことへの微かな寂しさを感じました。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

最初から許してる

2023/05/04 09:25

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:どらやき - この投稿者のレビュー一覧を見る

芳岡君が、貴子に伝えた彼女の印象が、とても心に残りました。 貴子の寛大さ、この年代は大体怯えつつ、獰猛になっているのに、そんな気配は全くなく、最初から許している。 だから貴子の周りには、良い友人が集まるのかなと、妙に納得出来ました。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

電子書籍

心地よい読後感

2020/08/30 20:46

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:しょひょう - この投稿者のレビュー一覧を見る

新潮文庫の100冊の中からチョイスして電子書籍で購読。
学校行事の歩行祭(丸一日歩く)に様々な思いを持って臨む高校生の物語。
ネタバレになるので、内容は控えるが、生徒たちが歩行祭のゴールに近づいていくなかで感じる寂しさのような気持ちと、この物語が終わりに近づいているという気持ちが妙に響きあうところがあって、心地よい読了感だった。
高校生活なんてもう数十年も前のことになってしまったが、たまには青春小説もいいな、と思った。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

青春もの

2020/08/01 00:01

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:えぐちよ - この投稿者のレビュー一覧を見る

この作者の作品は初めてでしたが、楽しく読めました。特に長さを感じることもなく、読みやすかったです。
私にもこんな友情があった気がするな、と思いながら読めると思います。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

電子書籍

青春だなー。

2019/09/08 10:37

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Bijou - この投稿者のレビュー一覧を見る

一気に引き込まれ、一気に読んでしまいました。流石、恩田陸。「ネバーランド」や「上と外」に通ずる、ティーンエイジャーの心の動きと友情をテーマに書かれた作品。と言っても、良くありがちな色恋沙汰では無く、もっと深い部分に焦点を当てており読後感は爽やかなのに、現在よくある複雑な家庭環境の子供たちへの接し方なども考えさせられる、老若男女問わず読んで貰いたいー作。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

少年たちが大人へと成長していく過程を見事に描いた作品。

2019/05/30 09:16

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ナミ - この投稿者のレビュー一覧を見る

少年たちが大人へと成長していく過程を見事に描いた作品。その軸になっているのが、主人公の貴子と融が「異母きょうだい」だという設定である。単に高校生の夜間ピクニックなら、その話題も少年らしい恋愛話程度に納まってしまうのだろうが、父の不倫の結果同い年で同じクラスになってしまった貴子と融の2人の複雑な思いが、将来に繋がる長くて広い思考過程を想起させるせいだろうか。アメリカに行った親友:榊杏奈が仕掛けたビックリ仕掛けも効果的で、実に爽やかながら深みのある友情物語に仕上がってました。高校生の夜間ピクニックでは退屈な作品だろうなととの予想を完全に覆されました。流石、第26回吉川英治文学新人賞ならびに第2回本屋大賞受賞作品です。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

青春に戻りたい!

2019/01/22 01:09

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:はるはる - この投稿者のレビュー一覧を見る

高校の一大行事・歩行祭。みんなの繊細な気持ちが錯綜し合うリアルな青春ストーリー。高校3年の時に読み、登場人物の気持ちにたくさん共感できました。高校生にオススメの一冊!学校行事またやりたい!二度と戻らない青春が惜しまれるような気持ちになる、心動かされる作品です。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

あのころに帰りたい

2019/01/13 23:14

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

はっきり言うと、私の高校時代は色に例えるならば灰色か黄土色でこの作品に登場する爽やかな青色や水色がよく似合う少年少女たちとはかけ離れた暗いものだった。でも、もしあそこでこうしていたらとか、もしあそこでこう言っていたらとかいった場面は何度もあったような記憶がする。彼ら彼女らの羨ましい若さが「今しかやれないことを今する」ということを可能にしていく。その姿が高校受験に失敗して行きたくもない高校に通って鬱屈していた私のもう一人の私に思えてくる。彼らのような楽しい思い出はあまりなかったような気がするが、なぜか私も一緒に夜のピクニックをしている気がした

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

電子書籍

良かった

2018/05/26 02:19

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:アップルカモミール - この投稿者のレビュー一覧を見る

読み終わって文句なしに面白かった。満足した小説だった。
物語の舞台は丸一昼夜かけて80キロを歩き通す行事。その長い、だけど短い時間。
普段とは全く違う場と時間帯が何かを動かしてくれることがあり、それはやはり、基本的に昼間と夜が分かれていて、いるべき場所も厳密な若い頃の方が発生しやすいのだろうな。
林間学校で星空の下深夜までお喋りしたり、イベントの準備で夜明かしする中、いつのまにか秘密を打ち明けたりしていた時の思い出が重なった。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。