サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

e-hon連携キャンペーン ~5/31

「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。

電子書籍化お知らせメール

商品が電子書籍化すると、メールでお知らせする機能です。
「メールを登録する」ボタンを押して登録完了です。
キャンセルをご希望の場合は、同じ場所から「メール登録を解除する」を押してください。

電子書籍化したら知らせてほしい

  • みんなの評価 5つ星のうち 3.5 68件
  • あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2005.8
  • 出版社: メディアワークス
  • サイズ:20cm/233p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-8402-3158-3

紙の本

猫泥棒と木曜日のキッチン

著者 橋本 紡 (著)

お母さんが家出した-。残された高校2年生のみずきは、新しい家族とともに淡々と日常生活を送る。しかし、捨てられた猫をみつけたことにより、その日常が変わろうとしていた。捨てら...

もっと見る

猫泥棒と木曜日のキッチン

税込 1,320 12pt

予約購入とは

まだ販売されていない電子書籍の予約ができます。予約すると、販売開始日に自動的に決済されて本が読めます。

  • 商品は販売開始日にダウンロード可能となります。
  • 価格と販売開始日は変更となる可能性があります。
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて予約購入しても、予約一覧から簡単にキャンセルができます。
  • honto会員とクレジットカードの登録が必要です。未登録でも、ボタンを押せばスムーズにご案内します。

予約購入について詳しく見る

ワンステップ購入とは

ワンステップ購入とは、ボタンを1回押すだけでカートを通らずに電子書籍を購入できる機能です。

こんな方にオススメ

  • とにかくすぐ読みたい
  • 購入までの手間を省きたい
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて購入しても、完了ページもしくは購入履歴詳細から簡単にキャンセルができます。
  • 初めてのご利用でボタンを押すと会員登録(無料)をご案内します。購入する場合はクレジットカード登録までご案内します。

キャンセルについて詳しく見る

このセットに含まれる商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

商品説明

お母さんが家出した-。残された高校2年生のみずきは、新しい家族とともに淡々と日常生活を送る。しかし、捨てられた猫をみつけたことにより、その日常が変わろうとしていた。捨てられた子どもたちと捨てられた猫たちの物語。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

橋本 紡

略歴
〈橋本紡〉三重県出身。第4回電撃小説大賞金賞を受賞し、作家デビュー。著書に「毛布おばけと金曜日の階段」「半分の月がのぼる空」など。

あわせて読みたい本

この商品に興味のある人は、こんな商品にも興味があります。

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

この著者・アーティストの他の商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

みんなのレビュー68件

みんなの評価3.5

評価内訳

紙の本

あなたも一緒に感じましょう

2005/08/17 09:39

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ぬほがち - この投稿者のレビュー一覧を見る

橋本紡の曜日シリーズ、第二作目。
同系列の「毛布おばけと金曜日の階段」と比べると、はっきり言ってこの作品はこの系列の中では最高傑作だと思います。
両親が居なくなってしまった今、家族と呼べるのは自分と弟の「コウちゃん」と友達の「健一君」だけだった。主人公の「みずき」は、毎週木曜日にその三人で一緒に夕飯を食べることにした。少し歪ではあるが、失いかけた日常が戻ってきていた、そんなある日。道端で一匹の猫を見つける—
登場人物それぞれが、それぞれの悩みと言うか、負い目のようなものを持っています。母親が居なくなって少しおかしくなった5歳のコウちゃん。足が不自由でサッカーを辞めた健一。この辺りも物語を語る上で重要な要素です。
この系統にありがちですが、「○○がいい!」とか「○○が面白い!」とか、そういう「何がいいのか」という疑問に対しては、なかなか答えづらいものがあります。作品全体の雰囲気を楽しむと言うか、感じると言うか。それがこの系統の楽しみ方であると思うし。
これは捨てられた子供達と、捨てられた子猫たちの物語—

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

猫とマルセイユ式ルーレットとキッチン

2006/04/13 00:06

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:シノスケ - この投稿者のレビュー一覧を見る

母親が家出した。高校2年生のみずきは5歳になる弟のコウちゃんと取り残されたが、母親がいなくても続く日常。木曜日には健一と一緒に食卓を囲み、家事を切り盛りし、猫の死体を庭に埋めて、それなりに幸せな生活を送っていた。母親がいなくても不便はないし、コウちゃんと健一君がいるからさびしくもない。少しいびつだとはわかっているけれど、こんな家族の形があってもいいと思うみずき。足の怪我が原因でサッカーをやめてしまった健一、お母さんがいなくなってからちょとだけ変なそぶりを見せるコウちゃん、猫と猫の死体。子供達の精一杯の物語。

本体ならば持っているはずの当たり前のものがなくなってしまったら、生きていくのはそれだけで難しくなるのだろうか。いつもの日常がちょっとだけ姿を変えて、歪んだフレームのように、ガラスを隔てた向こう側のようになんとなくわかるようなわからないような日常。爽やかな青春小説かのように悩み、生きていくみずき達だが、なんとなく物悲しい読後感はどこから来るのか。つながっている日々の中で、母親が姿を消した数週間、庭に埋められていった子猫たち、たぶんいびつなのは世界のほうなのだろう。当たり前の生活を、平易な日本語で描くがゆえにみずきたちの純粋さが際立つ。

願わくば、木曜日の幸せなキッチンが続いておりますように。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。