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素数の音楽  Crest books

素数の音楽(新潮社) マーカス・デュ・ソートイ著
冨永 星訳
税込価格: ¥2,520 (本体 : ¥2,400)
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出版 : 新潮社
サイズ : 20cm / 478p
ISBN : 4-10-590049-8
発行年月 : 2005.8
利用対象 : 一般

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コメント・書評

もし君が,指数を表す左肩の小さな文字や,虚数を表すイタリックの小文字の「 i 」を見るとじんましんが出るくらい数学が嫌いだったら別だけど
SnakeHole
2008/09/25 07:05:33
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★★★★

 もし君が,この話をほんとに聞きたいんならだな……というのは何の本の書き出しだったか,ずっと思い出せずにいたんだがついさっき,それは野崎孝訳の方の「ライ麦畑でつかまえて」だと気づいたっていうか,村上春樹訳の方は読んでないんだけどね。もうひとつ,もし君が北陸のほうに旅することがあったら……というのもあって,こっちは友部正人の「トーキング自動車レース・ブルース」であることを忘れたことはない。とにかくこの書評の書き出しを,なんとかこれらどちらかの書き出しの本歌取りというか,パロディみたいにできたら素敵なんぢゃないかといろいろひねくり回したのだけど結局失敗したのである。 もし君が,指数を表す左肩の小さ…  全文読む 評価する

面白いんですよ、ホント。でも数式はちっともわかりません。それに、人間がね綺麗なところだけ書かれていて、数学史としてはいいんでしょうが人間の歴史としては、ちょっと甘い
みーちゃん
2006/07/28 20:42:57
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★★★★★

まず、クレストブック、ということで読みたくなります。しかも、新聞などであの小川洋子が絶賛、なんていう言葉を見れば、「博士」が出てくるのかな、なんてあらぬ期待を抱いたりします。しかもです、「素数」に「音楽」です。原題は The Music of the Primes 、なんて素適なタイトルなんだろう、と思います。しかも、です。リーマンです。女子高生が使う「リーマン」じゃあありません。はるか昔、もう内容も書名もすっかり忘れてしまったS・S・ヴァンダインのミステリ、『僧正』?それとも『グリーン』のなかでファイロヴァンスが言っていたリーマンです。それに、です。私は以前、サイモン・シンの『フェルマーの最…  全文読む 評価する

高等数学にかかわる話を、素人にこれほどの興味と興奮を持って読ませるとは!
萬寿生
2006/03/04 17:56:07
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★★★★★

 ペンは剣よりも強し。すごい筆力というか、表現力である。高等数学にかかわる話を、素人にこれほどの興味と興奮を持って読ませるとは。著者はオクスフォード大学数学研究所教授であり、新聞や雑誌にも多数寄稿してしているという。文才の方もなかなかのものであるらしい。 話題は、これまでも何冊か書かれてきた、自然数の数列の中で、素数がどのように分布しているのか、配列の仕方に規則があるか、という課題についてである。1900年パリ博覧会の記念行事である、パリ大学でのヒルベルトの講演で提示された、二十三問題の八番目、リーマン予想「ゼータ関数の零点は全てガウス平面で1/2の線上にある」を、何時何処の誰が証明に挑戦し、…  全文読む 評価する

美しい書物
オリオン
2005/11/26 18:09:46
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★★★★

 惜しみながら読み継いでいった。途中でリーマン予想の内容がよく判らなくなったが(いや、そもそも最初からよく判っていないが)、そんなことはこの書物を味わう上ではまったく関係がない。実に心地よい読中感は最後まで失われることはなかった。それにしても美しい書物だ。 ピタゴラスによる「天空の音楽」(数学と音楽の基本的な関係)の発見。基音とすべての倍音を加えた「調和級数」(ゼータ関数にx=1を入れたときの値)に発するオイラーのゼータ関数研究。そして、著者によって「数学界におけるワーグナー」と形容されるリーマンの登場。第四章のエピグラフがすべてを語っている。「素数は音楽に分解できる、ということを数学的に表現…  全文読む 評価する

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