サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

ブックオフ宅本便ポイント増量キャンペーン ~4/15

「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。

電子書籍化お知らせメール

商品が電子書籍化すると、メールでお知らせする機能です。
「メールを登録する」ボタンを押して登録完了です。
キャンセルをご希望の場合は、同じ場所から「メール登録を解除する」を押してください。

電子書籍化したら知らせてほしい

  • みんなの評価 5つ星のうち 3.6 10件
  • あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2005.7
  • 出版社: 祥伝社
  • サイズ:20cm/362p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-396-63250-9

紙の本

お神酒徳利 (深川駕籠)

著者 山本 一力 (著)

尚平にはおゆきという思い人がいたが、相肩・新太郎との絆を大切にするあまり深いつきあいには進展しなかった。ある日、尚平のもとに、おゆきをさらったという手紙が届く。若い駕籠舁...

もっと見る

お神酒徳利 (深川駕籠)

税込 1,870 17pt

予約購入とは

まだ販売されていない電子書籍の予約ができます。予約すると、販売開始日に自動的に決済されて本が読めます。

  • 商品は販売開始日にダウンロード可能となります。
  • 価格と販売開始日は変更となる可能性があります。
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて予約購入しても、予約一覧から簡単にキャンセルができます。
  • honto会員とクレジットカードの登録が必要です。未登録でも、ボタンを押せばスムーズにご案内します。

予約購入について詳しく見る

ワンステップ購入とは

ワンステップ購入とは、ボタンを1回押すだけでカートを通らずに電子書籍を購入できる機能です。

こんな方にオススメ

  • とにかくすぐ読みたい
  • 購入までの手間を省きたい
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて購入しても、完了ページもしくは購入履歴詳細から簡単にキャンセルができます。
  • 初めてのご利用でボタンを押すと会員登録(無料)をご案内します。購入する場合はクレジットカード登録までご案内します。

キャンセルについて詳しく見る

このセットに含まれる商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

商品説明

尚平にはおゆきという思い人がいたが、相肩・新太郎との絆を大切にするあまり深いつきあいには進展しなかった。ある日、尚平のもとに、おゆきをさらったという手紙が届く。若い駕籠舁きの友情とほのかな恋を描く爽快時代小説。【「TRC MARC」の商品解説】

収録作品一覧

紅蓮退治 7-72
紺がすり 73-226
お神酒徳利 227-362

著者紹介

山本 一力

略歴
〈山本一力〉1948年高知市生まれ。都立世田谷工業高校卒業。97年「蒼龍」で第77回オール讀物新人賞を受賞。2002年「あかね空」で第126回直木賞を受賞。著書に「銭売り賽蔵」など。

あわせて読みたい本

この商品に興味のある人は、こんな商品にも興味があります。

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

この著者・アーティストの他の商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

みんなのレビュー10件

みんなの評価3.6

評価内訳

  • 星 5 (1件)
  • 星 4 (4件)
  • 星 3 (5件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

なんていうのか、主人公二人がちっとも成長しないんですね。しかも年齢が、こう、なっていうかしっくり来ない。じじむさい、っていうのか。上手いんですけど

2005/10/14 20:13

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

ちょっとデジタル処理の色が濃すぎるかな、もっと人の手を感じさせる色つけをすればいいのに、と思わせるカバー装画は、原田維夫、装幀はかとうみつひこ。ちなみに、本文中の挿絵については、モノトーンだけに木版調がよく出ていて、ちょっと棟方志行を思わせもして文句無しです。
収められているのが「紅蓮退治」、「紺がすり」、「お神酒徳利」の三篇で表題作についてはカバー折り返しのところで触れてある。引用をしておけば
「相肩の想いを遂げさせてやりてぇ 。深川の駕籠舁き新太郎は、相肩尚平の煮え切らない態度に焦れていた。尚平にはおゆきという思い人がいたが、新太郎との絆を大切にするあまり深いつきあいには進展しなかった。新太郎の勧めで、尚平は、おゆきと浅草寺仲見世に足をのばした。しかし、新太郎のことばかり考えている尚平におゆきは怒って帰ってしまう。その夜、ふて寝をする尚平のもとに手紙が届く。そこにはおゆきをさらったと記されていた・・・・・・。二人はかどわかしに遭ったおゆきを救えるのか!?若い駕籠舁きの友情とほのかな恋を描く、好評『深川駕籠』シリーズ第2弾!」
そうか、第2弾ですか、前作読んでないし、と思いますが、とりあえず読むことにしましょう。
まず主人公たちです。一応、二人の駕籠舁きが重要ではあるのですが、他にも4人ばかり欠かせない登場人物がいますので、複数にしておきます。で、この第2弾を読む限り、彼らの年齢がほとんど分りません。例えば、新太郎ですが、両替商の惣領息子、ということや家事も何も出来ないというあたりから20代前半、もしかすると10代でも成り立つようですが、明示はされていません。
それは尚平にしても同じで、もと漁師で勝浦なまりもあるのでしょうが、やけにじじむさい。どう読んでも40代。それに対して恋人のおゆきですが、釣合上は30代前半がピッタリで、もとばくち打ちというか賭場に出入していて『今戸のお軽』とも呼ばれていて、花札をやっていた、とありますからそれでも支障はありません。
で、おゆきを良く知っている今戸の貸元、恵比須の芳三郎ですが、とりあえず若くは無い。で、若くないといえば、家主の木兵衛がいます。自分が昔苦労したことがあるものですから、困っている人に、生きていく足しになる程度の施し物をすることを大切と考え、実践している頑固親父です。で、入谷にある木兵衛店に住んでいるのが、さくら、17歳です。
全ての話に年号が出ているわけではありませんが、最初の話は天明八年(1788)と書いてあります。舞台は深川ですが、箱崎の中洲から浜町河岸、蛎殻町、小網町にかけてある大名屋敷、そこで悪戯半分になりひびく半鐘と火事がテーマの「紅蓮退治」、その火を連作風に扱い、二人の駕籠舁きが飯屋で食事中にふと耳にしたことから犯罪をあばきだす「紺がすり」。そして表題作。
正直、いまいちかな、って思います。まず、新太郎が邪魔ですね。ワトソン役をあまりに愚かに描くと、小説全体のポテンシャルが下がってしまう、そういう好例です。それから、芳三郎、所詮は賭博場の胴元でしょ。ちょっと格好良すぎますね。正義の味方じゃないのに、妙に持ち上げている。過ぎたるは及ばざるもの、です。それは、おゆき、にしてもいえます。
ですから、話全体の印象が人情物ではなくミステリです。当然、感動は少ない。『だいこん』とは全くの別物。そうですね、またか、と思われるのを承知で書きますが、ビルドゥングス・ロマンの要素が全くありませんから、はあはあ、と淡々と読み終えます。勿論、上手いですよ。例えば、ボリュームも一番ある「紺がすり」なんて、目が離せませんから。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。