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  • みんなの評価 5つ星のうち 3.9 10件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2005.7
  • 出版社: 中央公論新社
  • レーベル: 中公新書ラクレ
  • サイズ:18cm/286p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-12-150185-3
新書

紙の本

小笠原クロニクル 国境の揺れた島 (中公新書ラクレ)

著者 山口 遼子 (著)

戦後23年間にわたり米軍に占領された小笠原の住民は、日本人でありながら日本から隔絶された生活を強いられた。その特異な歴史が、島民自らの語りによって、いま初めて明らかになる...

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小笠原クロニクル 国境の揺れた島 (中公新書ラクレ)

税込 924 8pt

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商品説明

戦後23年間にわたり米軍に占領された小笠原の住民は、日本人でありながら日本から隔絶された生活を強いられた。その特異な歴史が、島民自らの語りによって、いま初めて明らかになる。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

山口 遼子

略歴
〈山口遼子〉早稲田大学教育学部卒業。小中学校教諭を経て、ノンフィクション・ライターに。著書に「セクシャルアビューズ」「早期教育と塾えらび」など。

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みんなのレビュー10件

みんなの評価3.9

評価内訳

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  • 星 1 (0件)

紙の本

「小笠原クロニクル 国境の揺れた島」

2008/04/26 20:30

7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Ikuno Hiroshi - この投稿者のレビュー一覧を見る

 読後,小笠原については何も知らなかったなあ,と思わせてくれた。
 ネットで購入したきっかけはもう忘れたが,たぶん好奇心。自分が移住してきた沖縄の東方遥かに浮かぶ小さな島は,いったいどんな島なんだろう,という。

 発見は日本人だったにもかかわらずその後は放置,1830年に至って欧米系+ポリネシア系の人々が移住して無人島ではなくなったという事実。
 ペリー来航後,この島嶼に対する米英の領有意欲を知って焦った幕府により「回収」作業が始まり,明治になって日本領であることが確定。住まっていた人々はそのまま日本人となったという事実。
 農業や漁業,捕鯨などにより繁栄し,内地からの移住者も増えたのも束の間,太平洋戦争で前線基地となったために,軍属とされた人以外の島民が全員内地に強制疎開させられたという事実。
 戦後はアメリカ統治下に入り,欧米系住民だけが帰島を許され,すぐに帰れると思っていた日系住民たちが路頭に迷う羽目に陥ったという事実(そして,政府はその救済に冷淡だったという事実)。
 1968年に返還され再び日本領に戻ったものの,公用語が英語から日本語に変わったことに象徴される文化的な齟齬や先行きの不安から,同じ一家の中でも日本国籍を取得する者とアメリカ国籍になって移住していく者とに分かれたという事実。

 僕の知らなかったそんな事実が,筆者の丹念なインタビューによる島民たちの語りによって浮き彫りにされる。
 このように書いてくると,なんだか暗い本のようにと思われるだろうが,そこは南の島。深刻なことは深刻なりに,でも基調はとても明るい。真西のここ沖縄にも降り注ぐ太陽の光のように。それはきっとこの島に住んでいる人々の心性がそうだから,に違いない。

 ただし。
 屈託のない島っ子・瀬堀エーブルさん(名前のとおり欧米系で,最初の移住者の一人で島の長となったセーボレーの子孫)が著者にアイデンティティを問われて答えたこの言葉が,実は深い意味をもつのかもしれない,と読む人は考えてみる必要があるだろう。

 『オレは小笠原原人だと思ってるよ』(85頁)


 「クロニクル(年代記)」という書名にもかかわらず,単に小笠原についての歴史的な知識だけではなく,日本人の中には「日本人」でない人々がまぎれもなく存在しているのだと事実(そしてマイノリティの存在に鈍感な日本社会の通弊)もそれとなく教えてくれる良書だ。
 この本を読めたのは,今年前半の大きな収穫だった。

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紙の本

小笠原クロニクル

2006/01/08 11:58

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:アイランド - この投稿者のレビュー一覧を見る

今年は小笠原諸島へ…と観光の予習のつもりで手にした本だったが、思わぬ視野から小笠原を眺めることとなり、大きな収穫となった。沖縄返還は子供心に記憶しているものの、小笠原返還については皆無だった。沖縄返還4年前の1968年のことである。1830年から小笠原諸島に世界の各国の人々が生活するようになり、明治に日本の領土に確定されることによって日本人移民が増え、第二次世界大戦終結によってアメリカ領土になり、再び日本に返還されるまでの道のりは、世代に亘り想像を絶する葛藤があった。小笠原の歴史を前段に、2000年から4年に及ぶ現地の方々の取材により、当時の思いが伝わってくる。
昭和19年戦争によって島民ほとんどが強制疎開させられ、敗戦後、島に戻れたのは祖先が外国からの移民だけだったという。その後、日本に残された旧島民が粘り強く帰島運動を行なってもなかなか実現されなかった。また、日本に返還されるに至っては、戦後生まれの欧米系島民にとって、公用語を英語から日本語に変えさせられたのをはじめ、多くの困惑を招いた。また、東京都民となるにあたり、都の職員として内地で研修を行ったときのエピソードなど、人ごととは思えない職業人としての苦労も感じられた。自分と同世代の方々が、ほんの十代に入ったばかりの時に国籍の選択を迫られていたことに、戦争を知らない我々にも確実に戦争の爪跡が残されていたことを実感し、愕然とさせられた。思わぬ出会いの著書であったが、とても興味深い内容で、読後感は思いのほか残るものがあった。小笠原への旅を楽しみにしている。

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紙の本

昔語り

2015/08/16 21:35

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:しましま - この投稿者のレビュー一覧を見る

島の昔のことを話して貰った、と言う内容です。父島、欧米系の島民の話が多いようです。クロニクルというと「年代記」ですが、厳密な年代記と言うより、色々な人の体験記の集大成という気がします。表向きな歴史では出てこない体験や思いなどが伺えます。

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2007/09/30 11:09

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2010/09/08 00:58

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2012/05/18 01:55

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2015/03/07 12:24

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2017/08/17 12:27

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2020/09/04 17:43

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