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商品説明
弱小クラブの存続をかけ、文たち「民族伝承研究会」の面々は、裏山に現れた謎の黒い物体の調査に乗り出した。高校生たちが経験した、ひと夏の出会いと冒険の物語。94年刊の前編と後編を一冊にまとめたもの。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
笹本 祐一
- 略歴
- 〈笹本祐一〉1963年生まれ。小説家。著書に「星のダンスを見においで」など。
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紙の本
夏休みの冒険譚
2016/07/06 20:56
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投稿者:透子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
廃部の危機に瀕した民俗伝承研究会の会長・佐貫文は起死回生の策として地元の伝説・天女の岩舟調査に部員を巻き込もうと奮闘しますが、そんな中、台風通過後の家の裏山で謎の物体を発見します。
部員の昇助に言わせれば、それは宇宙船で……
密かに問題ある発掘調査を続ける中、宇宙人がコールドスリープから目覚め、文たちが宇宙人と交流を深めるうちに、宇宙船が見つかってしまい ……
冒頭はもだもだしていますが、宇宙船が見つかってからは展開に勢いがあって笹本先生らしいスリリングな面白さに溢れています。ヒロイン・文が理数系女子ではないのはどうするのかと最初こそ疑問に思いましたが、そこは同級生・昇助に集約されていて、やはり笹本先生らしさを感じました。
現在は取扱いのない本ですが、創元SF文庫から「裏山の宇宙船」というタイトルで上下巻で刊行予定です。
この夏休み、読んでみてはいかがでしょう。