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紙の本
メモリー 上 (創元SF文庫)
著者 ロイス・マクマスター・ビジョルド (著),小木曽 絢子 (訳)
特命作戦の遂行中、マイルズは低温蘇生の後遺症による発作を起こし、救出すべき捕虜を死なせかけてしまう。だが彼は発作の一件を隠して機密保安庁に報告し…結果、イリヤン長官から最...
メモリー 上 (創元SF文庫)
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商品説明
特命作戦の遂行中、マイルズは低温蘇生の後遺症による発作を起こし、救出すべき捕虜を死なせかけてしまう。だが彼は発作の一件を隠して機密保安庁に報告し…結果、イリヤン長官から最悪というべき処分を受けた。失意のあまり館にひきこもるマイルズ。時まさに、青年皇帝の婚約話がもちあがり、周囲が慌ただしさを増すなか、新たな危機が—長官の身を思わぬ異変が襲ったのだ。【「BOOK」データベースの商品解説】
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待ちに待って楽しめました☆
2007/06/29 16:57
7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:A-1 - この投稿者のレビュー一覧を見る
このマイルズシリーズは、ここらあたりから今までのSF活劇系から政治社交系になっていくという噂なのですが、相変わらずの陰謀の謎ときのカタルシスがたまりません。
今回の災難は上官であり、昔なじみの尊敬すべき叔父さんでもある完璧なイリアン氏。
ウイルステロだかバイオテロだかでいきなり面会謝絶の重体・・・っていうか、その面会謝絶の状態とそこから面会にこぎ着けるまでがまた骨太にドラマティック。
溜息ものでした。
毎回のことですが、先の読めない展開にはうならされるばかりで素晴らしいです。
個人的にビジョルドのマイルズシリーズは最近では填れる数少ない本なので、本当に首を長くして待っていましたが、期待に余りあるおもしろさでした。
ビジョルドの作品はなんといっても、おじさん達がセクシーなまでに魅力的なんだよね〜。
シリーズ中、ことあるごとに馬鹿だ間抜けだと言われてたマイルズ幼なじみイワンも格好良く活躍してて好感が持てて来ました。
それにしても、毎回比喩的にも実際的にも泥臭く這い蹲ってるのに、泥臭くないのは良いです。
毎回、このシリーズは大抵が前後編で読んだな〜と言う達成感も、満足感も高いので終わって欲しくないのですが、先は読みたいし・・・でもきっと次は来年に有るか無いか・・・ああ・・・読んだら読んだで次が待ち遠しい・・・罪なシリーズです。
東京創元社さん・・・次巻の発刊、お待ちしております!!