 |
輝く断片
奇想コレクション
|
これなら、日本のエンタメ系大好き読者が喜ぶこと間違いなし。英語表記の名前を別にすれば、もう、そこにあるのは私たちの世界。スタージョンにSF作家の規定は邪魔だけかも
みーちゃん
2005/09/19 09:25:40
|
評価 ( ★マーク )
★★★★
|
ショーティとマイクル夫妻に遺産相続のチャンスが転がり込んだ。条件は二人の子育ての様子が伯母さんを満足させること。ただし、二人には子供が、ない・・・「取り替え子」、フリッツは政府機関で要職に就くマッチョタイプの大男。妻のアルマは優秀な24歳の看護婦。二人が公園で出合ったのは、一人の男が八人のチンピラに乱暴されている場面だった「ミドリザルとの情事」、エージェントのクリスが手に入れた原稿は、どこの出版社も手に入れたいと願っているシグ・ワイスの原稿だった。ところがその内容ときたら「旅する巖」。新聞の日曜版付録に特殊記事を書くようになっていた俺の前に姿を現したのは、いつも学校で俺のことを気に掛けていてく…
|
人倫にもとる過失を犯した「彼」を、この世の誰が許さなくとも私だけは許そう。私だけが彼の誠意を理解したのだから…と信じ込まされる。脳に関する空想科学さえ到達できない不可能性だから、このように書いたのか。
中村びわ
2005/07/14 00:15:09
|
評価 ( ★マーク )
★★★★★
|
——人の死だけじゃない。どうしようもない愚かしさも僕を傷つける。自分もその一員だから。しじゅう他人を押しのけようとする人間も僕を傷つける。てっとり早く金を稼ぐことしか頭にない人間も僕を傷つける。(205P「ニュースの時間です」より) こう語った「彼」は、いったん社会生活から降りる。そして再び社会復帰を遂げるときに、自分のなかの社会性を降ろす真似をする。永遠に社会生活から降りる結果がおそらくは待っているのだろう。 反社会的な異常心理と呼ばれる傾向のものを扱った短篇が4番目に所収「君微笑めば」から始まり、この5篇めの「ニュースの時間です」につづく。次の「マエストロを殺せ」は文字通り殺人の話なのだが…
|
|
|


|