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職業外伝

職業外伝(ポプラ社) 秋山 真志著
税込価格: ¥1,575 (本体 : ¥1,500)
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出版 : ポプラ社
サイズ : 20cm / 311p
ISBN : 4-591-08597-X
発行年月 : 2005.3
利用対象 : 一般

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コメント・書評

著者コメント
秋山真志
2005/03/27 03:15:00
拙著『職業外伝』のあとがきにボクはこう記した。「動植物に絶滅危惧種があるように、職業にもそれがあると思う」 この20年間に絶滅したとおぼしき職業は、他にも門付け芸人、ラオ屋、鋳掛け屋など枚挙にいとまがない。いまの若い人たちは、こうした職業の何たるかも知らないだろう。そして、いまも多くの職業が現在進行形で絶滅しかかっているのである。これはぜひとも記録して、後世に残したいと思った。取材の対象条件はただひとつ。「現役で、その仕事の収入で暮らしている人たち」。 本書はそうした観点から日本で最後の見世物小屋、東京で最後の街頭紙芝居師、日本で最後の真剣師(賭け将棋屋)、日本で5人しかいない幇間、京都・西陣…  全文読む

「ああ,こういう職業もあったんだなぁ,人間って面白いなぁ」とシミジミできる本
SnakeHole
2006/02/09 06:03:55
評価 ( マーク )
★★★★★

 数年前になるが,仲間数十人で屋形船を借り切り隅田川で舟遊びと洒落込んだことがあった。オレに限れば屋形船に乗ったのはそれが三度目,季節も春と秋を経験し,生意気にも「もう屋形船はいいかな」と思っていた……んだけどねあなた,「この国で『絶滅寸前の職業』の人々に話を聞いてまわった」というこのノンフィクションの中に,その時点で東京には4人(日本全国で5人)しか残っていない幇間の一人,悠玄亭玉八を呼んで屋形船の停泊時間にその芸を見せてもらう話が出てくるのだ。 幇間芸と言ってどんなことをやるのが想像のつく人は稀だろう(と知ったかぶるオレもこの本で初めて知ったんだけどね)。著者によれば,30人ほどの客が飲み…  全文読む 評価する

職業の物珍しさもさることながら、働く人を支える家族や友人の存在に強く魅かれた
yukkiebeer
2005/05/31 11:37:49
評価 ( マーク )
★★★★

俗曲師、銭湯絵師、街頭紙芝居師、能装束師、席亭…。昭和の頃まではまだ街なかで見かけることがまれではなかった日本的職業11種(+真剣師)に今も携わる人々を取材したルポ。著者がいうところの「絶滅危惧種」である職業に携わる人々は皆、私のような給与所得者とはおよそ縁遠い、起伏に富んだ人生を辿っていることが描かれています。 本書で印象深かったのは、彼らの浮沈の激しい人生を静かに支えてくれる家族や仲間の存在です。 幇間・悠玄亭玉八には小学校の校長を務める妻がいて、こんな風に胸を張ります。「これまで夫の職業を隠したことは一度もありません。(中略)自分の身ひとつで人を感動させたり、充足感を与えることができるん…  全文読む 評価する

職業外伝
多忙は怠惰の隠れ蓑
2005/05/16 14:50:52
評価 ( マーク )
★★★★

「職業外伝」。この本は表紙と帯が目に留まって手にした本です。伝統ある企業やロングセラーの商品を取り上げた本や、テレビの特集は比較的多いですけど、この本で取り上げているような「絶滅危惧職業」を取り上げた本は、そうはなかったと思います。2003年に村上龍が「13歳のハローワーク」を出したときも、「へ〜、世の中にはこんな仕事もあるんだな〜」と、感心しながら読んだんですけど。まぁ「13歳のハローワーク」は「小中学生に向けた職業ガイド」というタイトルが一人歩きしてしまいましたが。。。この「職業外伝」は飴細工師、街頭紙芝居屋、見世物小屋、といった今ではもう見かける機会もなくなってきている職業と、今現在、実…  全文読む 評価する

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