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紙の本
しろねこしろちゃん (福音館の幼児絵本)
真っ黒なお母さん猫から、子猫が生まれました。真っ黒な子猫が3匹と、真っ白な子猫が1匹です。みんなお母さんのお乳を飲んで、どんどん大きくなりました…。白い子猫のしろちゃんの...
しろねこしろちゃん (福音館の幼児絵本)
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商品説明
真っ黒なお母さん猫から、子猫が生まれました。真っ黒な子猫が3匹と、真っ白な子猫が1匹です。みんなお母さんのお乳を飲んで、どんどん大きくなりました…。白い子猫のしろちゃんの絵本。2002年刊の再刊。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
森 佐智子
- 略歴
- 〈Maya Maxx〉画家。
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紙の本
ハッピーエンド
2019/01/12 05:38
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nabe - この投稿者のレビュー一覧を見る
一匹だけ白いしろちゃん。ある時自分だけが白いことに気づいてしまって、何とかして黒くなろうと努力して・・・健気で可愛らしいしろちゃん。
最後におとうさんがしろちゃんを嬉しそうに見つめてくれ、幸せそうなしろちゃんの顔が見られて良かったです。
4歳の娘と一緒に読みましたが、「よかったね!」と娘もニコニコでした。
紙の本
小さな幸せの絵本
2005/03/29 21:01
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ecru - この投稿者のレビュー一覧を見る
本の裏側に「幼児絵本シリーズ 2〜4才むき」とある。
まだ子供もいないので、ちっちゃな幼児向きというのは、少々手に取るのをためらってしまったがモダンでラフな絵に惹かれ購入してしまった。
黒い猫の母親や兄弟の中で、唯一真っ白猫の存在のしろちゃん。
それが嫌でたまらずに、少々いじけ気味。
なんとか、他の子達みたいに黒くなろうと、あれやこれと色々試してもみる。そんなしろちゃんに、ある日予期せぬ出来事がおこります。
何故だか懐かしいのは、お話自体が50年も前の普遍的なものだからなのかな。それとも、今では絶対に見かける事のない土管で出来た家に住んでいる、しろちゃん達の健気さなのかな。
短い絵本だけど、大人の私でも思いっきり幸福な一時を味わえたんだもの。
この絵本の対象者である年齢の子なら、絵本の世界にもぐり込んでしまえるのではないかと思う。
MAYA MAXXさんは、お話の文章のままの生き生きとしたダイナミックな絵を描かれている。ぶっきらぼうだけど、とびっきり温かい絵はMAYA MAXXさんそのものを体現してる。
特に、お母さん猫の愛情あふれる仕種には、頬がゆるんでしまう。
シンプルな絵とお話で、こんなにもうれしくなってしまうなんて。
軽い味なのにお腹がふくれてしまう、ウエハースみたいな小さな幸せな絵本。
2才の幼児から、とうに大人になった人までを小さな幸福感と安堵の溜め息で満たしてくれる。
子供価格の700円台という金額も、とうに大人になった身としてはお特感で
いっぱいです。
紙の本
くろくなりたいの・・・
2010/04/02 00:20
7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:蒼空猫 - この投稿者のレビュー一覧を見る
MAYAMAXXさんは絵画、絵本、商品デザイン、テレビ出演など、ジャンルを超えた多彩な活躍しているアーティストです。
そのダイナミックでありながら、おおきく包みこんでくれるような画にココロにじんわり届く文がとても魅力的なのです。
まっくろのお母さん猫から産まれた四匹の子猫。
三匹のお兄さん猫たちはみんな黒いのに、一匹だけ白い毛のしろちゃんは 自分だけ白いのが納得できなくて、どろんこになったり 炭に体をこすりつけたり それはそれは一生懸命「黒く」しようとするのです。
けれど、おかあさんはそんなしろちゃんをすぐに舐めて綺麗にしてしまうのです。
それは「あなたはあなたでいいのよ。そのままでいいのよ。」と、おかあさんからのメッセージでしょう。
自分だけが「違う」という不安、淋しさ・・・
「同じ」でありたいという願い・・・
程度はあれど、そのような想いを抱えることがあるものです。
ある日、おとうさんが帰ってくることをしらされた しろちゃんは自分が白いのが恥ずかしくて 家を抜け出します。
その途中で出会ったのは 大きい 大きい まっしろな猫だったのです。それは しろちゃんが初めて出会った自分以外の「白」
その白い猫は実は・・・
最後の絵は大喜びのしろちゃんの笑顔。
親と似るって ちょっと恥ずかしくて、ちょっと嬉しい。
ちょっと困ることもある。
でも、本当はしろちゃんの色もしろちゃんだけの色。
じぶんだけのいろ。
おにいさんたちの黒だってきっとみんな同じ黒じゃないはず
じぶんのいろにはちゃんと意味があるのです。
しろちゃんはこれから、自分が白くあることに自信をもっていきるでしょう。
小さな子どもが「同じ」であったり「違う」ことに疑問を持ち出したとき、本書を読んであげるといいかもしれませんね。