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紙の本
たけくらべ (河出文庫 現代語訳・樋口一葉)
現代文学の最前線の作家たちが現代語訳で甦らせた画期的な試み。「たけくらべ」=松浦理英子、「やみ夜」=藤沢周、「十三夜」=篠原一、「うもれ木」=井辻朱美、「わかれ道」=阿部...
たけくらべ (河出文庫 現代語訳・樋口一葉)
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商品説明
現代文学の最前線の作家たちが現代語訳で甦らせた画期的な試み。「たけくらべ」=松浦理英子、「やみ夜」=藤沢周、「十三夜」=篠原一、「うもれ木」=井辻朱美、「わかれ道」=阿部和重。【本の内容】
収録作品一覧
たけくらべ | 松浦理英子 訳 | 7-80 |
---|---|---|
やみ夜 | 藤沢周 訳 | 81-137 |
十三夜 | 篠原一 訳 | 139-178 |
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「十三夜」が好き
2020/04/23 22:21
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
元々は樋口一葉が書いた原文で読もうと思っていたのだが、どう考えても自分の力では時間がかかりすぎるだろうし、楽しく読めそうもなかったので現代語訳で読んでみることにした。「犬身」の松浦理恵子氏が「たけくらべ」を、「ブエノスアイレス午前零時」の藤沢周氏が「やみ夜」を、「シンセミア」の阿部和重氏が「わかれ道」を、英米のファンタジー小説を多く翻訳する井辻朱美氏が「うもれ木」を訳している豪華版だが、私がすらすらと楽しく読めたのは盗作問題のあと消えてしまった篠原一が訳した「十三夜」だった。あらすじだけは知っていて「たけくらべ」「にごりえ」よりも面白いのではないかと思っていた作品だった、現代語訳とはいえやっと読めた。「やみ夜」は読んだ後で怖さが増幅されるし、「うもれ木」の篠原は結局は善人なのか悪人なのかとかどの小説もさすがだった