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別れの後の静かな午後
大崎 善生著
税込価格: ¥1,365 (本体 : ¥1,300)
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出版 : 中央公論新社
サイズ : 20cm / 197p
ISBN : 4-12-003577-8
発行年月 : 2004.10
利用対象 : 一般
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コメント・書評
誰もが経験する別れのあの感覚を見事に言葉で表してくれる、そんな著者の見事なテクニックが詰まった短編集です。
エルフ
2005/05/19 15:06:03
人生の中で何度か経験する別れ。繰り返せば慣れるというものではないのですが、やはり初めての別れというのは強烈でその後の日々を一体どうやって過ごしていたのか、またいつの間にか自分でも気が付かないうちの相手のいない生活に慣れていってしまっていたあの感覚が読んでいて懐かしさとほろ苦さとともに蘇りました。誰もが感じるあの感覚を言葉で表現出来るのは大崎氏の魅力だと思います。そして彼の作品は途中までは普通に読めるのですが、途中から急に物語が深みをみせ、優しさや愛情の深さを感じ涙が思わずこぼれてしまうのです。「別れの後の静かな午後」では、主人公は初めてできた恋人亜希子と結婚か仕事かで意見が合わず、長年付き合っ…
過去の短編集に比べたら少しもの足りないような気がするが、あいかわらず美しい文章は健在である。
トラキチ
2004/11/09 22:41:00
評価 (
★
マーク )
★★★
端正な文章に定評のある大崎善生さんの最新恋愛短編集である。今回のテーマは別れと出会い。過去の悲しい別れ(というか死)に浸る話もあるし逆に誰かの死を通してより仲睦まじくなっていく話もある。大崎善生さんの作品に没頭してる時って変な表現かもしれないが“読書に恋愛している瞬間”であると思う。それほど彼の文章は美しい。 人は様々な別れを経験して成長して行くのだろう。映画やドラマはどうしても演じている人の個性が前に出てどうしても客観的に観てしまうが、小説の場合は自己に置き換えて主観的に見ることが出来る。本を読むことによって何かを吸収し、豊かな心を養えることって多い。恋愛小説ってどうしてもその時恋愛している…
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