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蒼穹の昴  1  講談社文庫

蒼穹の昴(講談社) 浅田 次郎著
税込価格: ¥660 (本体 : ¥629)
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出版 : 講談社
サイズ : 15cm / 377p
ISBN : 4-06-274891-6
発行年月 : 2004.10
利用対象 : 一般

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コメント・書評

ずっと読みたかったのですが
龍.
2008/10/14 20:09:07
評価 ( マーク )
★★★★★

ずっと読みたかったのですが、文庫化されるまで我慢していました。場所は中国。時代は清朝末期。どのような時代でも、悲惨な家族はいるものです。しかし、清朝末期の人々は、本当に可哀想な国・時代に生まれてきた人だと言えるでしょう。この物語の主人公は、春児(チュンル)。極貧の家にうまれ食うや食わずの生活で、生きる長らえることこそが彼の人生。一方、彼の幼なじみの文秀(ウエンシュウ)。かれは村の裕福な家にうまれ、中国最難関の試験、科挙に挑みます。この対照的な二人が、故郷を離れそれぞれの道を歩んでいく様は、まさに人生そのもの。ただ、あることから二人を運命の糸が結び付けていくのは、小説ならではと言うところでしょう…  全文読む 評価する

その続編だと思われる『中原の虹』を読む前に再読しておく価値はあった。浅田次郎初期の大傑作。
よっちゃん
2006/12/05 00:00:18
評価 ( マーク )
評価保留

読んだそのときには心に留まった作品でもエンタテインメント系の長編小説となるとうまいタイミングでもなければ二度読む気にはなれないものですが、この作品の続編にあたる『中原の虹』が目下刊行中とあってまさにタイミング到来、再読しました。1996年に読んだ浅田次郎の初期の作品です。「この物語を書くために私は作家になった」とキャッチコピーはオーバーな表現に思われましたが、そんなことはなかった。この大ロマンの構成の妙に驚かされた記憶があります。必ずや汝は西太后の財宝をことごとく手中におさめるであろう。中国清朝末期、糞拾いの貧しい農民の少年春児は老婆の予言を信じて宦官になるのですが、宦官になるために「男」を切…  全文読む 評価する

読み出したら止まりません!
apple
2005/02/23 03:23:00
評価 ( マーク )
★★★★★

 『蒼穹の昂』、本当に感動しました。自分は良い本に出会えたと心から思える作品でした。 ストーリーとしては貧乏な家に生まれた春児と科挙を目指している文秀の生涯を描いたものなのですが、彼らの周りの人々にもぜひ注目してもらいたいと思います。それは登場人物、一人一人に心に響く物語があるからです。彼ら一人一人のストーリーは、後半に描かれる時代の大きな移り変わりへと繋がっていきます。この物語の時代設定は清時代の中国。変法運動が叫ばれ、革命に今にも火がつこうとしていた清の末期です。西太后はもちろん、猿世凱、李鴻章、康有為など、実在の人物も多く登場します。しかし、小説の中では、明・清あたりの中国の複雑な歴史、…  全文読む 評価する

こんなに面白いなんて…。
真琴
2005/01/29 00:15:00
評価 ( マーク )
★★★★★

中国の歴史小説という苦手なジャンルだが、「今まで読んだ本で1番面白かった!」今なら自信を持って答える。(ちなみに2番目は同作者のプリズンホテル。)寝不足に耐え、4冊一気に読みきった。そしてため息の出るような充実感。貧乏な家に育ち、糞拾いを仕事としていたが、人との出会いによって出世していく「春児」。春児の幼馴染で、お金持ちの家に育ち、科挙試験に合格して出世コースをゆく「文秀」。主人公はもちろんのこと、それ以外の人物も負けず劣らず魅力的だ。(何故か西太后はギャル系…)単にサクセスストーリーというわけではなく、主に2人の目を通して、中国の歴史・文化等を、自然な気持ちで見ることが出来る。難しい内容であ…  全文読む 評価する

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