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願い星、叶い星
奇想コレクション
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1千年の目眩
SlowBird
2004/12/22 21:44:00
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評価 ( ★マーク )
★★★★
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ずっと机に向かって、あるいはパソに向かって仕事をしていることが続いていて、そんな中でふと空を見上げると電線や雲雀や細い雲の高さに不意に目の焦点が合ってくらくらっとくるような、あの目眩の感じだと思う。距離の違う物が遠近感を無視して一つの視野にかわりばんこに割り込んで来るとやってくる。 あるいは泥水に漬かりながら這いずる屈辱と、金の舟で銀河を滑る至福を一飛びで体験する、光年の距離を隔ててもなお一つの時を共有するめくるめく感覚。 空間の距離だけでなく、時間の落差も感覚を狂わせる。登場人物にも読者にも、自分の立ち位置を見失わせる効果を与える。 時は私にめまいだけを残してゆく(小椋佳「めまい」) そ…
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