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商品説明
ヒロシです。触ってもいないのに手から草の匂いがするとです。ヒロシです。引きこもるほどのお金がありません! ヒロシです。俺のサドルがありません…。元ホスト哀愁の吟遊芸人が奏でる哀しきバラード、200編!【「TRC MARC」の商品解説】
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書店員レビュー
あのヒロシが再ブレイ...
ジュンク堂書店広島駅前店さん
あのヒロシが再ブレイクの予感!?
彼ってアートの才能もあったの?
味わい深い絵と添えられた言葉。なんて哀愁漂うの・・・
それは彼の悲しい人生を如実に表しているせいかしら(笑)
口元ゆるむこと間違いなしです!
広島駅前店 文芸 石田
紙の本
ほろりとさせられる。
2008/12/11 22:17
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kumataro - この投稿者のレビュー一覧を見る
ヒロシです。 ヒロシ 扶桑社
熊本県出身。こどもの頃、施設にいた思い出あり。ただようのは「哀愁」です。本が売れるのは、共感する読者がたくさん存在するからでしょう。
さて、感じるままに記してみます。東京に対する憧れが絶望に変わった。うなずく。ぼくはいつか死にます。死なない人間はいない。つましい生活。それは生活の基本。貧しさがユーモアになる。母と子の愛情交流になる。女性に好感を抱かれない。ファッションセンスがない。女性に対して毅然とした態度をとれない。やつれた彼の顔には女性は魅力を感じることができないだろう。女性をリードできない。いつも疑心暗鬼。お店の紙袋を捨てられない。どこにでもいる男性だと思う。本が売れたわけだから嘆きも少しは改善されたと思う。九州の方言記述にはほろりとさせられる
紙の本
無限大ヒロシ!
2004/09/29 15:12
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たかみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ずっとあなたを見てきました。
テレビでは夫のご機嫌を取りながら録画をし、ラジオでは、ハングルや北京語をかいくぐり、首都圏の友達に録音を頼み…。
ナニが私をここまでさせるのか、そう思っているのは私だけではないはず。
ついには直接会って、お話をさせていただくことでケリをつけようとしましたが、逆効果になってしまったのでした。
実際のヒロシさんは、想像以上のすばらしい方です。芸能人であんなに謙虚でピュアな方はいません。
本作りは他人まかせにする方が多い中で、積極的に係わって。しかも、表紙のデザインも本人の発案とか。さすがですよ、ヒロシさん!
コアなファンでなくても、惹きつけられるパワフルな本の仕上がりです。
ヒロシワールド全開の、ツボをおさえた編集、未公開ネタやフォトのとりこになること必見です!
単なる自虐ネタから、吟遊へと進化しつづけるヒロシさんの無限大パワー。
戯れせんとや生まれけん日常のおかしみを、そぎ落とされたキレのある言葉に昇華するヒロシさん。
笑いながら泣いてしまうパラレルワールドへ、今日も私を連れてって!!
紙の本
あれ?こんなに面白い本なのに、どうして涙が出るんだろう
2004/12/10 23:23
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:木の葉燃朗 - この投稿者のレビュー一覧を見る
自虐漫談でおなじみのヒロシさんのネタをまとめた本です。
●面白うて、やがて哀しきヒロシかな
俺は、ヒロシさんのネタは好きだし、笑えるだろうなあと予想しながら読み始めた。
たしかに笑えた。でもそれとともに、こう「胸をかきむしりたくなるような切ない気持ち」になった。その理由は、「自虐ネタ」というところにあるのだと思う。
●ヒロシ&キーワード
この本で出てくるネタの種類を分けると、ヒロシさんの「子どもの頃の嫌な思い出」、「昔からいかにもてないか」、「いかに貧乏か」、「いかに小心者か」、「自分の輝ける姿を夢見る」などが主な内容。テレビで披露されているネタもそうですね。
これが、俺自身と少しでも重なる部分があると、すっごい切なくなる。もっと言えば、自分の隠しているダークサイドを見るようなつらさがある。
特に、本にはネタとともに解説もついているのだが、これも悲しさを倍増させる。
●すごいよ!! ヒロシさん
そう言えば、俺にはひとつ疑問があった。それは、「ヒロシさんはこれだけ人気があるのに、まわりに真似をする人が少ないなあ」ということ。その理由も、この本でネタを続けて読んで、なんとなく分かった気がする。
ヒロシさんの真似をして自虐ネタを考えると、2、3個でつらくなってくるのである。冗談でもなかなか真似はできない。
そんな自虐ネタをつくり続けて人前で披露するヒロシさんには、とにかくすごいと思った。
●そんなヒロシに惚れました
そんなわけで、ネタは十分に堪能したのですが、最後に驚くべきおまけが。
あとがきのような形で、ヒロシさんから読者へのメッセージがあるのだが、これが泣ける。ひとことで言えば、「勝ち組には分からない意地」がにじみ出たメッセージ。
「ヒロシさん、かっこいいよ!」
そう思って、俺は本を閉じたのであった。