紙の本
ネリューラ様と、お呼びぃ〜!
2007/03/04 10:30
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:宇宙の三文文士 - この投稿者のレビュー一覧を見る
およそ現代科学では説明がつかないような事象。超常現象とかオカルトとか、そういったものを全部ひっくるめてSFの一要素と認識できれば、これも立派なサイエンスフィクションなのだ!
もんくあっか!(開き直るな!)
時空間が捻じ曲がっているらしいですね「第十三あかねマンション」というところは。恐ろしいことに…。
面子がそろっただけで異空間に引きずりこまれるとは、なんともファンタスティック(「恐ろしい」っていったよな!?)。
チョーノーリョクさえあれば、異空間に引きずりこまれるくらいコワくないコワくない(勝手に決めるなよ…)。
右も左もわからないのは最初だけ。「仲間」もいるから何とかなるサ!
最初は「ビビリ」だった「女王様」も、かなり開き直って相当大暴れしてくれちゃいます。
ゴぉぅっ!らいおんまるぅ〜…(そのまま帰ってくるな…)。
超能力戦士(?)たちが大活躍するネオ・ヒロイックファンタジー(「SF」じゃなかったのかよ!?)。お楽しみください。
紙の本
よくあるパターンと思ったら
2020/05/13 16:08
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投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
異世界に飛ばされて、というファンタジーのてんぷれ作品だと思ったらなかなか厳しい内容。
女の子同士の友情あり、ある男の切ないまでの願いあり。
ハッピーエンドとは言えない、悲しさの残る結末だった。
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古いコバルトの本持っているのにも関わらず新装版「扉を開けて」買っちゃいました。読んでて懐かしくって仕方がない。これからも続々と新装本が出るらしい。それも密かにたのしみにしとります。(H16.10.17購入)
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SFなのかファンタジーなのか判断に迷っちゃいますけど、一応SFに。素子姫の小説でも特に好きな本です。
魔女のネコちゃんが扉を開けて、中の国という異次元の国(?)に紛れ込んでしまいます。そこで姫として魔女の力を発揮するのですが‥‥
素子姫らしく、一人の女の子の成長と、心の変化が甘酸っぱく書かれています。
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往年の名作が、羽海野チカの挿絵で復活!らしいのですが、読んだ事ないです。少女小説の名作だというので、ちょっと気になってる本。
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本屋で新刊として購入。『扉を開けて』が新装版で帰ってきました。
イラストを描いたのは『ハチミツとクローバー』でおなじみの羽海野チカ氏。大好きな小説だったそうで、よく見ると旧版の表紙を踏襲した工夫があちこちに見られます。
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SFの巨匠の1人であり、少女小説のベテランでもある新井素子先生の有名な作品の1つ。
書かれたのは1980年、コバルトからの最初の発行は1985年、ソレが絶版になることなく今回のリニューアルに至った事を考えても凄さが伺えます。
イラストは憧れ絵師の羽海野チカ先生ということもあり、読んでみました。
文章は主人公根岸美弥子=ネコの1人称で進みますが、彼女結構ガラが悪いというか、結構現代っ子っぽいしゃべりなんですねぇ。
「あん?」とかよく使うし(最近はあんまり訊かない気もするが(関西ではか?)
今には結構ハマるものの、アイドルが松田聖子さんなどの時代の作品ですからお見事(?)
あと嬉しかったのが、コレの「異世界」は結構戦の真っ只中。
異世界召喚モノ系で忘れられがちな、現実の人間(少なくとも今の日本人)なら感じて欲しい「殺しの恐怖」をネコたちはしっかり感じていて、異世界の人々と交流を深めてもコレを受け入れる事は出来なかったのがかなり嬉しかった。
だって作り話にしても、異世界で人を切れない現代人見て「いくじなし」とか思うなら正直そのほうが怖いですよ。
そんな価値観を持てている(そんな環境にいれる)というのは嬉しいなぁ。
ちなみに、お気に入りはラディンとディミダ姫。
正直彼らの生き方にはネコ達と同じように共感出来ませんが、この世界でははっきり輝いてました。
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これも私が持ってるのは昔のだから、表紙が違いますねー。
ご本人もナルニアの影響を受けたと言ってらっしゃったけど、確かに微妙に被ってます。でも内容は全然違います。特にキャラが。
戦争を経験してる人としてない人の差とか・・・思ったより考えさせられる話。
あと、この世界観は他の話とも繋がってるので・・・いつか「中の国年代記」を読んでみたいものです。
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昔漫画でみた事があります。
どれくらい違うのかな? と思って読んだのですが
それほどすごくあらすじが変わってるわけではなかったです。
ただ、最後の微妙な恋愛ちっくなものはなかったかと。
とはいえ、遠い昔の記憶ですから…あまりあてにはなりません。
記憶をなぞるように読んでみました。
が、やはり漫画の時も思いましたが
最後にはやはり、インパクトがありません
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あたし、秘密がある。他人の精神をあやつれて、目で見ただけで物を動かせる。月の満ちる時は特に力が強い。そんなあたしが予知夢を見た。扉の向こうで大勢の人が、あたしを“ネリューラ”とよんでいるのだ。それが、正夢となって……。赤い魔の月が輝く時、扉が開く……。そしてあたしはヒロインになる――。異世界、ヒロイック・ファンタジー。
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少女小説を読んでみよう期間として挑戦してみた。が……共感できるところもないではないんですけど……この語り口調は十数年前辺りの少女小説では当たり前なのか? どうしても馴染めなくて、頑張って頑張って読み下した感じです。挑戦してみたいと思ってたけど、2010年代の少女小説もこういった文体だったら挫ける。
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新井素子さんを新装版で読めるのは、うれしいです。
懐かしく、でもやっぱり面白かった。
三拍子そろえてはいけない危険
―そして、あたしは扉を開けた。
あのマンション、
満月期、
魔女とテレポーターとライオン男。
小学校高学年から読めます。
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このテイストは懐かしい。
最初、尊大なファンタジーになるのかと思ったけれど、主要な登場人物は限られているし、それぞれの能力もわかりやすくて読みやすい。
今を変えるのか。今のままを貫くのか。主人公たちが異世界を通して生き方を感化するところが印象に残った。
新装版の絵、いいねw
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私が持っているのは初版の単行本なのですが、コバルト文庫で再々版されたものがあったので、こちらに切り替えました。しかしすごい表紙;と思っていたら、羽海野チカさんのイラスト(挿絵も?)だそうで、びっくり;。
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『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』(フィリップ・K・ディック)を読了したら、無性にSFを読みたくなった。
私にとって、SFといえば星新一と新井素子。
というわけで、早速図書館で借りたのがこの本。
本当は、同作者の『ブラック・キャット』か『星へ行く船』を読み直したかったのだけれど、もうなかなか図書館に置いていないのがなんだか悲しい。
今でいう、異世界ものになるのかな。
おもしろくないわけではないけれど、文中、「ふみ」や「あーん」という感嘆句がちょっと辛かった。