「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
「ではアメ公に教えてやろう。日本には核よりも恐ろしいものがある!」
2004/11/02 00:39
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:成瀬 洋一郎 - この投稿者のレビュー一覧を見る
近未来の東京。人心は荒み、ハイテクと銃器ばかりが溢れた街。
その街を疾駆するのは少女アリス。過去の薬害事件で生まれたメビウスチルドレンの1人だ。学費と生活費を稼ぐ為に、今はちんけな探偵事務所でアルバイトをしているが、その驚異的な回復能力と戦闘力から狂犬アリスと恐れられている。
アリスの上司、ボー・ボー。下目黒不動尊前探偵事務所の所長であり、カナダ国籍を認められた5頭目のグリズリー。日本文化の良き理解者。
彼女らの今の仕事は迷い猫探し。いなくなった飼い猫を探すだけのはずが、簡単に銃撃戦が起こり、あっという間に死体が2つできあがった。襲ってきたのはサイバネティックス企業のエージェント。この猫探しの背後に何があるのだろうか……。
可愛い美少女が銃を乱射し殴り合い、死体が山のようにできる話です。ハードボイルドというよりは、ハリウッドのアクション映画のフレーバーかな。主人公アリスは平気で敵を撃ち殺すくせに、好きな男の子に話しかけるのは難しいという、一歩間違えればただの二重人格になるキャラですが、それが実に生き生きと暴れ回っています。
しかし、この作品最大のクライマックスは、米海兵隊員にして最強の殺し屋<爆雷王>バズ・ガイガンとボーボーの一騎打ちでしょう。変幻自在の不死身の怪人と、北米最大の生物との対決だけでもこの本を買った価値はあったと思いました。
紙の本
アクションコメディ
2005/09/02 21:53
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぬほがち - この投稿者のレビュー一覧を見る
なかなか面白い展開だったけど、ちょっと何かが足りない感じ。アクションはいいのだけれど、ちょっと心情描写とか、心象描写とか。技量的に足りないのか、コメディ要素を重視してその部分を敬遠したのか。どちらにしてもそこらへんが小説として不足。
ギャグについては、これは個人差ありかなと。かなり「シュール」なので、ツボな人には笑いが止まらない作品となりそうですが、かなり打率は低そう。「ボクはちょっと他人とは笑いのツボが違うのですよ」という人向けかな?勿論諸所に面白い場所はあったけど。全体的にもう一押し、といった作品。