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  • みんなの評価 5つ星のうち 3.3 13件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2004.9
  • 出版社: 角川書店
  • サイズ:20cm/591p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-04-873544-5

紙の本

ロング・グッドバイ

著者 矢作 俊彦 (著)

【日本冒険小説協会大賞(第23回)】神奈川県警・二村永爾は、殺人事件の重要参考人ビリーの失踪と関わった嫌疑で資料部に配置変えされた。事件直後、台湾で墜落した密航飛行機を操...

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ロング・グッドバイ

税込 1,980 18pt

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商品説明

【日本冒険小説協会大賞(第23回)】神奈川県警・二村永爾は、殺人事件の重要参考人ビリーの失踪と関わった嫌疑で資料部に配置変えされた。事件直後、台湾で墜落した密航飛行機を操縦していたらしいビリーから二村のもとに手紙が届く…。ハードボイルド探偵小説。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

矢作 俊彦

略歴
〈矢作俊彦〉作家、映画監督。著書に「ららら科学の子」、劇映画監督作品に「ギャンブラー」等。

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みんなのレビュー13件

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評価内訳

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  • 星 1 (1件)

紙の本

戻ってきた二村,神奈川県警の刑事は,何を求めているのか

2004/10/05 01:38

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:格  - この投稿者のレビュー一覧を見る

 主人公は神奈川県警刑事,二村永爾.十九年ぶりに戻ってきた男.捜査の帰り,横須賀ドブ板通りでビリー・ルウーという男とあって意気投合する.そしてある夜ビリーから頼まれて,横田基地までビリー自身とモノの運搬を手伝っい,ビリーは自分で飛行機を操縦し,去っていく.そして,残されたのは殺人事件.重要参考人がビリーであり,そのために,二村は警察の捜査から外される.さらに横須賀署の元先輩刑事佐藤から,女流ヴァイオリニストの母親の疾走事件の捜索を私的に頼まれる….

 二村の刑事を外されてまでの私的な捜査を継続させる執念はなんなのか.友の無実を晴らすため,というにはあまりにも強い意志.それがハードボイルドのハードボイルドたる所以なのだろう.それにしても二村の勘に基づく捜査というのか,次々の行動には理由が書かれておらず,ついていけないところが多い.もっともあとからそれなりに理由がつけられていくのだが….

 帯に"日本語で書かれた最も美しいハードボイルド"とあるように,本物のハードボイルドの文体がここにある.ストーリーにはついていけないものの,小気味よい文章を追っていくのは気持ちがいい.ちょっとだけ記しておくと,以下のような文章だ.

 何が起こるかは判らなかったが,何が起こってもいいようにしておきたかった.
 自分が何をするべきか,それはもう分かっていた.分かったは良いが,その手だてが見当たらなかった.

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紙の本

タイトルはオヤジギャグだけれど、話は一向にパットしない。こんな警察官いるかよ!である。映像的な部分だけは評価するけど、男に魅力がないよねえ…

2004/11/20 21:01

7人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

未読だが山本周五郎賞受賞作『ららら科学の子』が評判の矢作の新作。でだ、矢作と私との付き合いは、結構長い。多分『マンハッタン・オプ』シリーズは、角川版だろうけれど書棚のどこかにある。『暗闇にノーサイド』『ブロードウェイの戦車』なら昔懐かしい角川ノベルズ版で、これもどこかに埋もれている。もしかすると『海からきたサムライ』もあるかもしれない。

でも、87年の『リンゴォ・キッドの休日』あたりになると怪しいし、90年の『スズキさんの休息と遍歴』あたりが、それこそLONG GOODBYEしたころで、結構気になっていた『あ・じゃ・ぱ!ん』あたりは、もう遠めで見るだけ状態になっていた。そう、最近はとんとご無沙汰、我が家の亭主みたいなものである。だから、『らら』には気付いてはいたものの、またつまんないんじゃないの、などと疑って読む機会を逸している。

でだ、なぜ今回の作品、チャンドラーの名作『ロング・グッドバイ』のLONGをWRONGにもじって、田中啓文『蹴りたい田中』なみの悪ふざけとしか思えない小説に手を出したかといえば、何年ぶりかのハードボイルド、という新聞広告の宣伝文句に乗せられたからに他ならない。10年をかけた、とか、埋もれていた、とか、大型新人などという言葉に弱いの、私って、である。

でだ、面白くないのである。ハードボイルド特有のしゃべくりが、その饒舌がノレないのだ。しかし、それ以上に困るのが冒頭、主人公が巻き込まれていくあたりの部分である。酔っ払いアメリカ人とのしたくもない会話に巻き込まれていくのも、妙にウザイし、そこで交される会話がまったく歯が浮く。映画の中ならばともかく、日常では絶対にありえない会話なのだ。しかもである、神の視点が入ってくるのである。あのときこうしていれば、ああはならなかった、という。

さらに不満は続く。主人公二村永爾は警察官である。その彼は自分の職業を酔っ払いのビリーことウィリアム・ルー・ボニーに告げるチャンスを逸したことで深く事件に関与していくことになるわけだけれど、彼はたいした意味もなく被疑者を庇ったり、そのために嘘をついたり、酔っ払い運転までしてしまうのである。

たとえば雫井脩介『犯人に告ぐ』と読み比べれば、どうだろう。乃南アサの音道貴子シリーズだっていい。そこには主人公や脇役たちが屈折していく過程が必要十分に描かれるのである。それに比べれば、二村は単なる酔いどれの甘ちゃんに過ぎない。二村がお坊ちゃんの私立探偵であれば、分からないではない。しかし、彼はれっきとした貧乏警察官なのである。

しかも、後先を考えずに上司に喧嘩を売り、啖呵をきって辞職願いまで書いたくせに、結局それを出さないでいる。文章の流れからは、辞職願いを取り下げる理由は全くないのに。これでは読者は納得しないだろう。しかも、弱いものに暴力まで振るおうとする。

無論、二村は不祥事で悪名高い、あの神奈川県警勤務だから、それでいいのだ、それこそリアルなのだという開き直りは可能である。警察官の酒気帯び運転、事件のもみ消し、賄賂、カラ出張に餞別金のプールなど、警察不祥事の展示場と化した神奈川県警に対してWRONGというならば、不承不承ながら肯きもする。しかし、違うだろう。

それにしても、この二村、面白くない男である。付き合いたくない男ナンバー1といいたいほどである。女を前にした時の態度も、初心というよりは無神経、いや愚かですらある。何度も襲われる、その学習効果のなさも特筆ものである。大体、こんな男に女が惚れるということ自体が甘い。ん? そうでもないか。太宰といいヤクザといい、SMAPにしたって好きだという女は掃いて捨てるほどいるのだ。

しかし結末に近づけば近づくほど思うのだ。その歯切れの悪さ、どこがハードボイルドだ。文体は甘ったるく、話の構造も冗長。これでは再び LONG GOODBYE である。

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2005/07/04 11:29

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2023/06/02 12:19

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