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紙の本
また巡り来る夏の日に…
2007/07/23 14:52
12人中、9人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:A-1 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ふと気づけば高校野球の夏のシーズンです。
個人的には体育系の活動に全く所属したことは無いのですが、数年間に渡って地元高校が一世風靡し念を込めて応援していたこともあって、卒業校でもないその高校の校歌と夏の甲子園の昔ながらの主題歌はそらんじている私は、あの暑さと熱さも共に思い出し、リーリー(リードリードの略?)のかけ声やツースリーの単語にも懐かしく楽しめました。
野球部の無い高校の、一からはじめる部員募集の集まりから物語は始まります。
実は私はアニメを見たのがファーストインパクトで、「三橋ってしゃべりとか最近の子っぽいわ~」(親戚の子比)と思い、新しそうな演出には興味を持ったものの監督のメンタルトレーニングの段になると合わないなあ…思い、とりあえず興味はなかったのですが、友人から押しつけ借ることになり、読んでみたのですが、なんか良いですねコレ。(笑)
三橋君の過去の出来事によるコンプレックスが、監督やバッテリー相手の阿部君や明るい性格の田島君やキャプテンの花井君やチームの仲間達にはげまされていく過程も良いです。
それもこれも彼のピッチャーへの情熱をみんなが認めて…というのもあって…。
本当に野球が好きな子達の上下関係にも伝統にも縛られていないお話で、今までにない読み応えの野球漫画だと思います。
モモカン監督の、野球部を作るとどんなチームでもこれは!という人間が1、2人は入って来るものだ…とか、ストライクというコースゾーンはあっても直球は無いとか(ちょっと違う?)、
へえ~、そんなもんなんだ。と、台詞にもいちいち引き込まれます。
いやいや…それはないだろう…という思い切りの良いエピソードも多々ありますが、ぐいぐい引き込まれるのは、この空気になんだか懐かしい思いがするからというのもあります。
この空気…中学とは違う高校の部活を、肌で感じたことのある人には懐かしいものが感じ取れると思います。
連帯感や確執や…恋とか小さな野望とか…そんな空気。
ふと、あの時には果たしきれなかったものとかを思い出します…。
紙の本
甲子園が暑いから
2005/07/12 18:20
6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:明日香 - この投稿者のレビュー一覧を見る
野球好きな私は漫画の好みにもうるさい。同じく父親も好みにはうるさい。そんな私たち親子もはまりました!早くも発売される4巻に心待ち遠しくしています。少し弱虫な主人公も捕手として組んだアベちゃんと高校野球を頑張ります!私的に主人公はつぼですわ(^^)笑
買って損はないとおもわれます!
紙の本
アニメをみて全巻購入。大満足!
2015/02/06 14:20
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:TOE - この投稿者のレビュー一覧を見る
アニメがとても面白かったので、続きが知りたくて全巻購入しました。漫画を読んで、アニメが原作に忠実だったと分かりました。なので、アニメで気に入った人は満足する作品だと思います。カバー下のおまけ漫画、カバーの折り曲げた部分のキャラクター紹介やあとがきから、作者が詳細を丁寧に考えて大切に作っている作品と分かります。スポーツ漫画を買ったのは初めてでしたが、ゲームシーンだけでなく、メンタルトレーニングや人間関係がとても興味深いです。
紙の本
爽やかな成長の夏
2012/08/14 11:24
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ががんぼ - この投稿者のレビュー一覧を見る
このマンガを読んでいて楽しい点の一つは、少年たちの成長ということだ。
今回はそれを特に感じさせられる爽やかな一巻。
武蔵野の試合が終わって、野球そのものの部分はわりと少ないが、
ぎくしゃくしていた阿部と三橋のバッテリーがいい感じになってきた。
そのあとに阿部はトラウマのようになっていた思いを榛名にぶつける。
野球で言えば、三橋は新たにワインドアップに取り組む。
題にもある「振りかぶる」フォームである。
今さらのように、そういえば三橋はセットポジションで投げていたのだった、と思うのはこちらの迂闊だが、
その分、なるほどこの題は、そうした成長、飛躍を暗示するものだったとあらためて納得できたのは気分がよかった。
そして甲子園の視察。
小さなことだが、この作者はこうして細やかな出来事、描写を重ねて気持ちよく盛り上げていくのが巧い。
なかなか他にはない味のような気がする。
というわけで、甲子園真っ盛りの今、元気をもらえた巻だった。