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沢木耕太郎ノンフィクション
7
1960
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三十年めの『危機の宰相』
夏の雨
2008/03/28 18:38:51
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評価 ( ★マーク )
★★★★★
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本を読む動機は人により、あるいは日常の場面において様々である。私という個人においても、ある本は広告により喚起され、またある本は好きな書き手だから、と特定されるものではない。沢木耕太郎のこの本(『危機の宰相』)の場合、かなり強く意識して辿りついた一冊といえる。この本を強く読みたいと思ったのには理由がある。それは、現在の政治状況の貧弱さを思い、自分なりの物事の整理の仕方を行いたかったこととして、確か沢木の著作の中に「危機」という単語に修飾される「宰相」というものがあったことを思い出したことである。沢木の作品はほとんど読んできたから、沢木がどのような書き手であるかある程度は理解している…
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「危機の宰相」は人物の評伝としては面白いが…
yukkiebeer
2004/12/04 12:07:00
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評価 ( ★マーク )
★★★
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本書は1960年の日本を見つめた二つのノンフィクション「危機の宰相」と「テロルの決算」を収録した一冊。「テロルの決算」は社会党委員長と彼を暗殺した少年とが時代の中で鋭く交錯していく様を描いた傑作で、私も文庫で一気呵成に読んだ記憶があります。 今回私が「1960」を手にした目的は、これまで単行本では読めなかった「危機の宰相」に目を通すことにありました。「危機の宰相」は池田隼人首相が推進した所得倍増政策の誕生から終焉までを追っています。 物語の中心は、池田隼人と彼のブレーンであった下村治と田村敏雄の3人です。池田・下村・田村は全員が大蔵官僚の出身。しかし決して順風満帆な出世コースを歩んだわけでは…
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