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紙の本
漢字の使い道について
2004/03/07 12:33
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投稿者:紅爵 - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本は漢字の成り立ちについて書かれている新書ですが、この本の特徴は、各漢字の解説に著者の体験談がふんだんに盛り込まれていることだと思います。著者が中国に出かけた時に現地で体験した出来事や、日本での日常生活でよくあることなどを上手く取りこんで一つ一つの漢字が解説されていることです。漢字の本来の意味や成り立ちの話など興味深いものが多数書かれています。例えば朋という漢字は、論語の冒頭で「朋有り遠方より来る、また楽しからずや」で使われていますが、どうして「友」ではなく「朋」が用いられているのか、といったことや「酒は百薬の長」の出典についても書かれているのでいろいろと楽しめる一冊だと思います。