オーデュボンの祈り 新潮文庫 のお求めはビーケーワンで。2/29まで全品国内送料無料。最速24時間以内に出荷可能。 

bk1 オンライン書店ビーケーワン

送料無料キャンペーン10,000円以上(税抜)、30,000円以上(税抜)、50,000円以上(税抜)購入でもれなくポイント進呈!寄付コースもあります

> トップ商品詳細 > 全書評一覧

-

オーデュボンの祈り  新潮文庫

オーデュボンの祈り(新潮社) 伊坂 幸太郎著
税込価格: ¥704 (本体 : ¥670)
bk1ポイント倶楽部P 6ポイント(1%進呈)
国内送料無料でお届けできます
出版 : 新潮社
サイズ : 16cm / 464p
ISBN : 4-10-125021-9
発行年月 : 2003.12
利用対象 : 一般

出荷可能時間: 24h

(?) 出荷までに要する日数について
(?) 配達方法について
-
-
この本を 冊買う



10冊以上買う
(?) お困りの方
-
-

コメント・書評

明かされる疑問と自らが感じ取る疑問が存在する小説。カカシ・島民・主人公との関わりや繋がりに心を打たれる作品。
らんぷ
2010/02/09 15:25:21
評価 ( マーク )
★★★★★

「カカシが喋る!?」まずこの登場人物(?)に驚いた。しかもそのカカシは「未来が見える」という。カカシ・優午は未来が見えるが、決して未来について語ろうとしない。そんなカカシだが島民は信頼し、一般人が神父や僧侶を慕うような存在(あるいは神様)として描かれている。そんなカカシ・優午の語り口調や島民との関わりを読んでいくと非常に心地よく、私は知らぬ間に優午が好きになっていた。主人公・伊藤はカカシと出会う。伊藤はコンビニ強盗に失敗し逃走中の身であったが、気がつくと存在が知られていない「荻島」にいた。この島は江戸以来から外界との接触はなく、喋るカカシや人を銃で撃つことを許された人など伊藤の知っている法律や…  全文読む 評価する

小さな謎解きもたくさんつまったミステリー2回目読んでこそ楽しめる
homamiya
2008/08/17 15:14:54
評価 ( マーク )
★★★★

小出しにちりばめられる謎、ヒント、糸口。とても1回読んだだけではちゃんと読みきれない。謎が多すぎるから。2回目こそ楽しめる本。主人公のひらめきも小出しで、じわじわわかってゆく真相に読者は耐え切れず、先へ!先へ!となってしまう。2回目に読んでやっと、ああ、これも!これも!伏線だったんだ!とわかる。●仙台でコンビニ強盗に失敗して、パトカーで搬送中に事故に遭い、逃げ出して気がついたら「荻島」という島に連れてこられていた主人公。仙台の沖に位置するこの島には、数千人が住むが、誰にも知られていない小さな島で、江戸時代から150年間、島の外と交流なく孤立して存在している、という設定。主人公を島に連れてきたと…  全文読む 評価する

夢の中にいるような感覚の不思議なミステリー
ココロの本棚
2008/05/27 15:18:53
評価 ( マーク )
★★★★★

コンビニ強盗に失敗した伊藤は、気付くと見たことのない島にいた。150年もの間外界から遮断されてきた島の名は「荻島」。嘘しか言わない画家。島のルールとして殺人を許された男。体重300kg、マーケットから一歩も動かない女性。そして、優午という名の喋るカカシ。優午は未来を知っている。知っているが未来のことは話さない。その優午が殺されてしまう。未来を知る彼は、何故自分の死を防げなかったのか?夢の中にいるような不思議な感覚。伊坂さんの原点となるこの作品は、ファンタジー色の強いミステリーです。島の住人たちは、夢の住人と同じように、リアリティのない世界の中で何も疑うことなく、淡々と生きています。ふと、ミステ…  全文読む 評価する

荒削りな面もあるが伊坂氏のもっとも得意とするところである卓越した伏線張りがデビュー作からたっぷりと堪能できる。
トラキチ
2005/07/10 00:12:30
評価 ( マーク )
★★★

ご存知、今をときめく伊坂幸太郎のデビュー作。文庫化にあたりかなり改稿されたとのこと。伊坂作品はまるでトレンディドラマを観るような感覚で楽しく読める。私は氏がもたらした読書離れに対する功績はとてつもなく大きいような気がするのである。本作はデビュー作ながら、伊坂氏のもっとも得意とするところである“卓越した伏線張り”が堪能できる。内容的にはファンンタジックなミステリーと言えよう。仙台から少し離れたところにある100年以上も鎖国を続けている“荻島”に、コンビニ強盗を失敗し逃亡中の主人公伊藤は連れ去られているところから物語が始まる。荻島に住む人々がなんとも奇想天外で度肝を抜かれる。 嘘つきの画家園山、体…  全文読む 評価する

シュールで軽妙で奇妙な浮遊感覚
オリオン
2005/03/26 20:14:00
評価 ( マーク )
★★★

 どことなく高橋留美子の世界を思わせる、シュールで軽妙で(高所恐怖症の人間ならきっとゾッとするに違いない)奇妙な浮遊感覚が漂うユーモア・ミステリー。殺されるのは、鳥を唯一の友とする、優午という名の喋るカカシ。優午は未来を予測することができるが、未来を変えることはできない。それはちょうど小説の中の名探偵のようなもの。事件の真相を解明することはできるが、犯罪を止めることはできない。舞台は、江戸時代以来ずっと鎖国のまま、ただ一人の「商社マン」によって外界とつながっている荻島。島には古くからの言い伝えがある。それは「この島には何かが欠けている」というもの。先に探偵役が殺されてしまうという、倒叙ならぬ倒…  全文読む 評価する

とにかく洒落た会話。奇抜でさわやか。
ざれこ
2005/01/31 02:01:00
評価 ( マーク )
★★★★

伊坂幸太郎という名前は、最近あちこちの書評サイトで見かけていて、 どれもこれも面白そうなことが書かれていた。 しかし大多数の人間が面白いと豪語しても、 私の気に入らない作家はいる。もしそうだったら、この楽しみを どうしたらいいんだろう。と思いつつ、初挑戦でこの文庫を手に取った。 私の心配は杞憂に終わった。 文体がすごく洒落ている。こういう洒落た文体は大好きだ。 まあ、正直言うとちょっと村上春樹に似てる文体だと思うけど、 似すぎてもないし、だから気に入ってるのもあるから、許す。 江戸時代から鎖国している荻島。 そこにはしゃべって、未来を予測するカカシがいる。 コンビニ強盗をやらかして逃げていた伊…  全文読む 評価する

残酷さと優しさの共存
チョビ
2004/09/26 02:45:00
評価 ( マーク )
★★★★★

伊坂幸太郎という作家は、いろんな意味で不思議な存在だ。伊坂作品を読んだ人とであれば1時間でも2時間でも語り合える気がするのに、未読の相手に対しては「こうだからいいんだ」と説得するための言葉を思いつかない。「とにかく読んで」と熱意によって相手の心を動かすしかないのだ。この小説のあらすじを伝えるにしても、ものすごく長い説明になるか、さもなければ「カカシが死ぬ話だ」と一言で済ませるかのどちらかしかないような気がするし。「オーデュボンの祈り」はデビュー作。作家はデビュー作を超える作品を書けないとはよく言われることだが、伊坂さんは一作ごとに前作をしのぐものを書かれている稀な作家の一人ではないだろうか。そ…  全文読む 評価する

いいなあ、このカバー。単行本より文庫版のほうが上じゃあないかなあ。もしかして小説の中味もそうだったりして。今、もっとも注目されている作家の一人、伊坂のデビュー作、心して読もう、驚くぞ
みーちゃん
2003/12/02 20:21:00
評価 ( マーク )
★★★

世の中には、自分の時代感覚が試されるような本が存在する。例えばウィリアム・ギブソン『ニューロマンサー』、これはコンピュータ時代の幕開けを告げる作品と評判だったけれど、出版当時の私には全く理解できなかった。楽しむ以前の問題。それに比べれば、P・K・ディックなどは易しい、ヤサシイ。その点、推理小説の場合は簡単だ。話が理解できないときは、90%は作者の未熟さが原因だ。文章上の表現能力もあるけれど、自分でも何を書いているのかわからないんだろうなあ、というのを見かけたものだ。特に、10年前の京大生の諸君、わかるかね、君たちだよ、といっていれば安心できた。ところが、何と京都大学ならぬ東北大学から、そうした…  全文読む 評価する

喋るカカシの見る未来
KU-
2003/11/27 20:03:00
評価 ( マーク )
★★★★

新潮ミステリー倶楽部賞受賞作。重力ピエロなどで話題の伊坂幸太郎処女作。警察から逃げる途中で気を失った伊藤は、気付くと見知らぬ島にいた。鎖国を続けているその孤島では、喋るカカシが島の預言者として崇められていた。翌日、カカシが死体となって発見される。未来を見通せるはずのカカシは、なぜ自分の死を阻止できなかったのか?鎖国・喋るカカシ・嘘しか言わない画家…とんでもない設定に伊坂幸太郎独特の文章が冴え渡る。人物設定は重力ピエロと同じでどれも重い過去をうかがわせる。非常に救い様の無いような出来事を所々に織り込む。しかし、文体が軽い所為で重苦しくならない。そして結末には救いが用意されている。全ての悲しい出来…  全文読む 評価する

page: 1
書評ポータル

新着書評一覧