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  • みんなの評価 5つ星のうち 4.2 22件
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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2003/09/19
  • 出版社: 集英社
  • レーベル: 集英社文庫
  • サイズ:16cm/687p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-08-761004-7
文庫

紙の本

ユリシーズ 1 (集英社文庫 ヘリテージシリーズ)

著者 ジェイムズ・ジョイス (著),丸谷 才一 (訳),永川 玲二 (訳),高松 雄一 (訳)

20世紀最高の文学「ユリシーズ」待望の文庫化。新しい文体を創始し、表現の可能性の極限に迫ったといわれる傑作。最高の訳者たちによる達意の完訳は、世界にも類のない作品。【商品...

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ユリシーズ 1 (集英社文庫 ヘリテージシリーズ)

税込 1,430 13pt

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商品説明

20世紀最高の文学「ユリシーズ」待望の文庫化。新しい文体を創始し、表現の可能性の極限に迫ったといわれる傑作。最高の訳者たちによる達意の完訳は、世界にも類のない作品。


【商品解説】

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著者/著名人のレビュー

6月16日、かの『ユ...

ジュンク堂

6月16日、かの『ユリシーズ』を読み始めるのに最適な日は今日を置いてありません。
なぜなら本書は、1904年6月16日、このたった一日を描いた小説だからです。

難解だ、と言われます。
細かいエピソードがあっちこっちに飛び回り、主人公も章ごとに変わっていく。
挑み甲斐のある言葉言葉が積み重なりじっくりと読む読書の
醍醐味を味わうにはもってこい。
買ったはいいけれども先に進めず眠らせている方も
このユリシーズの記念日に、引っ張り出して読んでみませんか?

ちなみに、それでも『ユリシーズ』は敷居が高い・・・という方には
こちらがおすすめです!
『世界文学を読みほどく』池澤夏樹著 新潮社


【折々のHON 2010年6月16日の1冊】

みんなのレビュー22件

みんなの評価4.2

評価内訳

紙の本

大兄,ユ,ユリシーズが文庫でこの値段ですぞ。これを買わないで何を買うって言うんですか。

2003/11/06 23:21

14人中、13人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:respondeo - この投稿者のレビュー一覧を見る

ほんの数年前,本書がはじめて集英社から出たとき,文学少年だったぼくは本書が陳列された書店の棚の前を,羨望のまなざしとともに徘徊したものだった。三冊で,1万2000円(と税)。それは,明らかにひとつの本に費やす値段ではなかった(と税,は今より安かったが)。

それが,だ。あなた。デフレだかなんだかしらないが,文庫になって,一冊1200円だということだ。これは凄いのだ。集英社はエライのだ。この本一冊必死で翻訳することを考えてみればタダみたいなものではないか。なにせ『ユリシーズ』の英語は難しいのだ。下手すると本当に死ぬかもしれないぞ。そうでなくても,英文学研究者になってそのまま御陀仏かもしれないのだぞ。

それが,だ。あなた。デフレだかなんだかしらないが,文庫になって,一冊1200円で,しかも単行本についていた詳細な「註」は,そのままちゃんと残っているのだ。凄いのだ。この註がまた半端ではないのだ。当時のダブリンの様子からトマス・アクィナスの『神学大全』まで何でも載っているのだ。ほとんど,偏執狂なのだ。なにせ『ユリシーズ』の註釈はたいへんなのだ。下手すると本当に死ぬかもしれないぞ。そうでなくても,英文学研究者にそのまま御陀仏かもしれないのだぞ。

それが,だ。あなた。デフレだかなんだかしらないが,文庫になって。一冊1200円で,しかもなんと内容は同じなのだ。涙が出る。凄いのだ。感動なのだ。買うしかないのだ。

註:内容については何もふれなかったが,一言で言うと,登場人物たちがのべつくまなく,おしゃべりをしたり,蘊蓄をたれたり,エッチなことを考えたり,まあ,そこらへんのきみやぼくと同じようなことをえんえんえんえんと続けている小説なのだ。とにかく,えんえんえんえんえんと続くのだ。筋なんてどうでもいいのだ。で,それが面白いかって,面白いのだよ。

集英社はエライのだ。

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紙の本

正に偉業──100年前に為された,cutandpaste,そして,remix。

2005/10/21 15:59

11人中、10人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:phi - この投稿者のレビュー一覧を見る

 この作品は 100 年前の文学におけるヒップ・ホップですね。全体を通じて流れる“ビート”に当るのが『オデュッセイア』で,その上に,多種多様な文学・思想・ノイズなどが,サンプリングされ,載せられています。今思い付く所では,大友良英のや David SHEA の作品とのアナロジィを感じますね。又,各章,文体ががらりと変えられている,という点では,18 人の MC たちによるマイク・リレイ,と考えることも出来ます。現在では,サンプリングも当り前の手法ですが,1 世紀も前にそれを,発想し,実行したジョイスは正しくパイオニアです。リアル・ヒップ・ホッパですね。
 後,真剣に本作品に取り組みたい,と考えるのでなければ,必ずしも,前以て『オデュッセイア』を読んでおく必要は無い,と思います。しかし,『ダブリンの市民』と『若い芸術家の肖像』──これら 2 つは必読でしょうね。■

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紙の本

素晴らしい訳業

2023/06/18 21:09

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:mori - この投稿者のレビュー一覧を見る

ジョイスの言葉遊びは、この作品の魅力の一つではあるが本質ではない。日本語でユリシーズを読む意味はないと言う人がいるが、その人たちはジョイスの天才をその言葉遊びのみに帰している愚鈍な読者である。彼の天才は言葉の音で遊ぶのみならず、それが持つイメージを自在に操るのである。その結果として彼はどうってことない日常を、ダブリンの平凡な日常を比類なき芸術に昇華している。この翻訳がユリシーズを100%日本語で表現できているとは言わない(勿論翻訳でそんなことはできない)が、最初から最後まで正確に訳されており、隙のない注釈が付いている(注釈が嫌なら無視すれば良いだけの話である)。このような世界が誇る作品を、優れた日本語で読めるということに我々は感謝すべきと思う。
ちなみにだが柳瀬さんの訳で読むのも非常に面白い。どちらにせよ、ユリシーズの魅力は、日本語に変換されようと、一向に減じる気配を見せないのである。やはり、至高の芸術作品と言わざるを得ない。

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紙の本

何とか読み終えました

2019/01/27 21:34

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

とてつももなくハードな読書だった。全く訳注がなければ意味が分からない。おそらく、訳の分かる人なんていないはずだ。1904年6月16日の出来事を作中の登場人物の意識の流れで描いているということになるのだが、いろいろな文体が私を惑わす。訳者も惑わす。訳者は古代英語から現代英語へと書き連ねている流れを「古事記」風、「源氏物語」風、「西鶴」風、「漱石」風、「宮沢賢治」風とアレンジして読ませようと試みる。読むほうも覚悟が必要だ。主人公のユダヤ人ブルームは妖艶な妻モーリの不貞を疑い、やきもきしながら砂浜で見かけた少女に興奮してオナニーをしてしまうという変態であり好感度が低い男だ。さらに年下の友人に妻の写真を見せる。この行動が意味不明で、まるで彼に寝取ってもらいたいかのようにも思える。不思議な感覚の小説だ

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