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波のうえの魔術師  文春文庫

波のうえの魔術師(文芸春秋) 石田 衣良著
税込価格: ¥530 (本体 : ¥505)
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出版 : 文芸春秋
サイズ : 16cm / 301p
ISBN : 4-16-717407-3
発行年月 : 2003.9
利用対象 : 一般

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コメント・書評

経済を知らなくても分かる、株に興味を持ってしまいそうな本
あや
2004/08/31 23:42:00
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★★★★★

三流大学を卒業して就職浪人中の白戸は、毎日、パチンコに明け暮れる日々を送っていた。そんな彼の前に突然現れた謎の老投資家。彼の秘書をしながら株式市場を学んでいく白戸。老投資家の目的は何なのか。預金量第三位の大都市銀行を相手に二人が挑む「秋のディール」の行方は?2002年に放送されたフジテレビ「ビッグマネー!〜浮世の沙汰は株しだい〜」の原作本。作者は、2003年に第129回直木賞を受賞した石田衣良(いら)。物語は、株式市場を中心に展開します。ちょっと注意が必要なのは、買った金額より高い金額で株を売れば儲かる、というのが普通の株取引ですが、本書では信用取引を行っているところ。つまり相場の高い時に先に…  全文読む 評価する

今でも色あせず伝わる小塚老人のことば
ゲレゲレ
2004/03/16 11:08:00
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★★★★★

 私は株をやっています。原作は株をやってない人もおもしろいと思うけど、やっているとすごく感情移入できる著作です。 舞台はドン底の不況下にある東京の下町、荒川区町屋。マーケットに精通した小塚老人が、パチンコしか生きる術のない大学出たての青年を、社員として雇うところから物語は始まる。 老人が一見取り柄のないその青年になぜ声をかけ、社員にしたかを語る一説が印象的だ。「(前略)ロシアの小説家がこんなことを言っている。『ほんとうに貧しい人というのは、みんなと一緒に貧しい人のことだ。ひとりきり孤独に貧しい者は、まだ金をつくっていない金持ちにすぎない』。大勢の野次馬のなかにぽつりと浮かんで、きみはまさにそん…  全文読む 評価する

青春ものには違いない
ゆそか
2004/02/13 21:10:00
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★★★★★

2年位前にドラマ化された作品の原作です。私はドラマが始まる前から面白そうだな、と思っていて、観始めたら原作が石田氏だってことがわかって、ますます夢中になって欠かさずにチェックしていました。主人公は長瀬くん、老投資家小塚役は植木等さんでした。で、文庫化されるのを待って、即購入。読んで驚きました。ドラマとはかなり印象が違います。ドラマでは実在する銀行名は出てこなかった(と思う)のですが、原作には山一とか長銀とかがんがん出てきます。もちろん破綻したことも。さらに、ドラマとはラストが120度くらい違います。ドラマを観終わったとき以上に、お金が怖くなりました。ディーラーがクリックひとつで大金を動かす世界…  全文読む 評価する

経済を知らなくても大丈夫。描かれているのは「人」
山村まひろ
2003/09/23 17:13:00
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★★★★★

 経済クライムサスペンス。連続ドラマ「ビッグマネー!」の原作。 おれ(白戸則道)は、春に私大の文学部を卒業したものの、就職浪人中で中途半端なパチプロモドキで生活費をかせぐ毎日。 そんなある日、おれは一人の老人と出遭う。ジジイの名は小塚泰造。 ひとり暮らしの屋敷の中、世界中の株式情報がリアルタイムで流れるコンピュータのディスプレイと電話だけで大金を稼ぎ出す男。マーケットの波の上に君臨する魔術師。  泰造の屋敷に通い、朝刊の隅々まで目を通し、株式欄から銀行の前日の終値をノートに書き写すだけで、月に30万円のアルバイト料が手に入ると言われ、3ヶ月の研修期間が始まった。 ジジイの手ほどきでマーケット感…  全文読む 評価する

ついつい株を始めたくなる??
蒲公英
2003/09/21 16:20:00
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★★★★★

テレビドラマ「ビッグマネー 浮き世の沙汰も金次第」の原作として、知りました。ドラマ自体は題名にあまり惹かれなかったので、最終回しか見なかったのですが、「おもしろそうだったじゃん、初めからみれば良かった…」という後悔しきりで、原作の題名を知り「この題名のままだったら、きっと最初からみたのに」と悔しくてなりませんでした…。再放送と文庫化とどちらが先かと思っていたら、文庫化が先でついに物語の全貌を知ることができました。ドラマよりもあっさりとした流れになっているような感じで、とても主題がわかりやすく、好感のもてるお話でした。ドラマはドラマ、原作は原作で楽しめそうなので、再放送があればそちらもぜひ最初か…  全文読む 評価する

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