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ナジャ  岩波文庫

ナジャ(岩波書店) アンドレ・ブルトン作
巌谷 国士訳
税込価格: ¥840 (本体 : ¥800)
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出版 : 岩波書店
サイズ : 15cm / 345p
ISBN : 4-00-325902-5
発行年月 : 2003.7
利用対象 : 一般

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コメント・書評

ナジャの迷宮、ブルトンの迷宮
SlowBird
2009/05/27 00:09:08
評価 ( マーク )
★★★★★

作者自身の私生活を「ガラスの家」のように描いたという、小説とも日記とも言えそうな奇妙な作品。ナジャと名乗る奇妙な女性との交際について、訳者岸田國士の解説によればほぼ事実そのままであったということだが、90%の事実からブルトンは美しい幻想を取り出してみせた。ナジャと会った場所、ナジャと眺めたオブジェ、ナジャの書きなぐったデッサン、そういった写真も散りばめて、まるで人生の断章であるかのように扱われているが、僅か数ヶ月のそれは彼にとって、人間の抱く幻想の正体についてのインスピレーションをむさぼった時間だった。ブルトンは、ナジャの行動や言葉と、自分の無意識から沸き出す想念との間のシンクロニティに瞠目し…  全文読む 評価する

シュールっていえば、大体みんな共通のイメージをもつ。超現実主義、それは確かにそうだけれど、いざ本質を語ろうとするとその漢字訳以上のものにはならないんじゃあないのかな
みーちゃん
2003/11/07 20:48:00
評価 ( マーク )
★★★

パリの町で出会った妖精のような若い女・ナジャ  彼女とともにすごす驚異の日々のドキュメントが、「真の人生」のありかを垣間見せる。「私は誰か?」の問いにはじまる本書は、シュルレアリスムの生んだ最も重要な、最も美しい作品である。1963年の「著者による全面改訂版」にもとづき、綿密な注釈を加えた新訳・決定版。訳者の巖谷國士の解説によれば、彼自身三度目の訳となるものだという。50葉近い写真や図版と、本文と同じくらいの頁数の訳注(実は活字のポイントが小さいので、分量的には注の方が本文を凌ぐ)が特徴的な文庫本。訳文は、難しい漢字は殆ど使われず、その分量たるや村上春樹の文章以下で、頁が白く見えるというのは、…  全文読む 評価する

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