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商品説明
妖しい月の光に導かれるように、失われた時を求めて僕は記憶の暗闇に向かっていった。たったひとりでいい。僕だけを愛してくれる人がいたならば、僕はそれだけで生きて行けるのに…。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
美月 ココ
- 略歴
- 〈美月ココ〉東京都生まれ。愛をテーマに作品を執筆。
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紙の本
不思議な感覚です…。
2003/10/11 22:17
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:elie.nuts - この投稿者のレビュー一覧を見る
遅ればせながら読ませていただきました。
内容は予想以上に深いものでした。読み終わった今でも、不思議な感じです。
本当に最後まで結果が読めなくて…。
何度も読み返したくなる一冊になりました。
きっとその度に違う感想になるんだと思います。
とてもいい作品に出会えたと思います。
紙の本
「月」の世界へご一緒しませんか?
2003/09/16 16:54
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kaoruko - この投稿者のレビュー一覧を見る
記憶を辿り愛を求め彷徨う、主人公「郁」
思春期の繊細な心の揺れを上手く文章にのせて綴られている
この作品には、読む側の私にも考えさせられるものが多々ありました。
中盤からのストーリー展開が実に見事で、読み終わってからも
作品が頭の中から離れず、しばし不思議な感覚に陥っていましたね。
二度・三度・・読み返さずにはいられない衝動に駆られてしまいました。
次回作も期待しております!
紙の本
知りたい記憶。消えゆくキヲク…
2003/08/22 01:55
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:♪LaLa★uinen. - この投稿者のレビュー一覧を見る
久々に、心引きつけられる本に出会ってしまいました。
学生の頃に戻ったような気持ちで
休む間もなく読んでしまいました。
『大人のあなたも、子供のあなたも…
この主人公になって「駆け巡る記憶の旅」に
出掛けてみませんか…』
なんて言いたくなる素敵なお話でした。
今、これを読んでいるあなたは
『月』を読まれましたか?
私は少し前に、「記憶の旅」に出掛けてきました。
この本に出合えた事を、大変嬉しく思います。
たくさんの人達に、是非、読んで頂きたいですね…
紙の本
えぐられました
2003/08/17 22:42
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ふじさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
衝撃的でした。
美しく透明感のある文章にぐいぐい引き込まれました。
愛とはせつないものですね。
甘露なときはほんの一瞬で、あとは泥の中を這いずるような、血を吐くような、焼け焦げるような、苦しみを味わうしかないのでしょうか。
それでも、求めずにはいられない…。
年を重ねるにつれ目をそらしてきたモノ、上手に生きるため、自分を守るために心の奥に封印してしまったモノを、作者の手で抉り取られ、目の前に突きつけられた気がしました。
自分の中のそのモノからは、逃れられないのだ、と。
私の心を抉り取った、美月ココの残酷で暖かい手に、はまりそうです。
紙の本
もの凄い引き込まれ方をしました
2003/08/01 23:49
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投稿者:ゆすら - この投稿者のレビュー一覧を見る
まるで映像のように情景が浮かび、色が鮮明。
そして登場人物の気持ちに嘘がなく、わたし自身が違和感なく
その場に居るような錯覚に陥りました。
幻想的でありながら現実的。
久しぶりにもの凄い引き込まれ方をする小説に出逢いました。
少年「郁」の求めているものを知って胸が痛くなり、同時に彼を支える周囲の
人々の愛にわたし自身も安心して身を委ね、温かい気持ちにもなりました。
衝撃的なラストシーンは恐ろしくて美しくて…とても哀しかった。
ヒトはひとつ欠けているだけでも簡単にアンバランスになってしまう生き物
なのかも知れない。いくつになっても、愛を感じ、求めずにはいられない。
わたしには連絡を取っていない弟が居ますが、彼に必要なのはひょっとして
そういった類の愛なのかも知れないと、しみじみ考えさせられました。
紙の本
月・・すべてを知っている…
2003/08/01 22:15
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投稿者:滝山でございます - この投稿者のレビュー一覧を見る
ビックリしました。
何気なく本屋で出会って
手にとってみたら最後まで
読まずにはいれなくなり…
お家につれてかえりました。
もちろん最後までトイレに
連れていきまでして読みました。
私は結構小説は読み漁っているのですが
久しぶりに夢中になる本にであえました…。
愛のテーマだけではなく、切なく、
そして忘れてた勇気が思い出せました。
私も郁です…
紙の本
愛と愛の間には…
2003/07/31 22:42
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投稿者:すずか - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本を読み終えてまず感じたことは、愛とは人間が生きていくために
必要不可欠であるにもかかわらず、
その裏には「死」さえも潜む至福かつ残酷なものだということ。
この愛があればどんなことがあっても生きていける。
でもこの愛を失うのなら死んでしまいたい。
中間のない究極な存在…。
そんなある意味ドロドロしてしまいそうなテーマを
美月ワールド独自の刹那的な美しさで表現し、
サスペンス的な要素も加わって1ページ読むごとに
深く深く引き込まれて行きました。
郁と息吹…どちらの少年の気持ちになっても
切なくて涙がでてきます。
紙の本
「月」の世界にはまりました。
2003/07/30 10:15
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投稿者:Bin - この投稿者のレビュー一覧を見る
自分の半分の歳も生きていない少年「郁」の求めても得られない愛を乞う姿に胸が痛くなりました。人はだれしも愛が無くては生きていけない、自分だけを認めてくれて、抱きしめてくれる人が必要なんだなって。ホントそう思いますよ。ショッキングなラストだけど、でもこの物語は愛に満ちていると思う。そう思うのは私だけかなぁ…。
紙の本
月だけが知っている
2003/07/19 00:26
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投稿者:わたぬきはれた - この投稿者のレビュー一覧を見る
月が人を迷わすのか、迷った人間が月を観るのかはわからない。
しかし、月はいつも天に輝き、人の行動を見ている気がします。
この本は、ページをめくるたびに、小さなパズルが落ちていて、
それが複雑に絡み合って、最後に人を驚かせる一つの絵になっています。
読み進むほどに、自分と主人公の「郁」が一つになつていくのを
不思議ではなく、それがあたかも、あたりまえのように思うはずです。
みなさんも、たっふりと「月」の世界を楽しみましょう。
紙の本
著者コメント
2003/08/04 03:15
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投稿者:美月ココ - この投稿者のレビュー一覧を見る
はじめまして、美月ココです。
皆さんは愛について考えた事がありますか?
それは男女の愛だけではありませんよ。
人や動物、草木や花、この地球上に生きているもの全て。
私たちは「愛」があるから生きてゆけるのです。
私は愛は「生まれる」ものだと考えます。
そうとは気づかずに、与えたり、奪ったり、求めたり、迷った
りするから悲劇が起こるのです。
小説「月」は、そんな愛の迷路に迷い込んだ一人の少年のお話です。
皆さんには、14歳の少年の小さな叫び声が聞こえますか?
美月ココ