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恐怖の霧 (ハヤカワ文庫 JA グイン・サーガ)
グイン・サーガ90 恐怖の霧
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紙の本
肉弾戦グイン対まやかし戦アモン
2003/08/02 17:28
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投稿者:江川あおい - この投稿者のレビュー一覧を見る
いざ、クリスタルへ!
イシュトバーン率いるゴーラ軍とキタイの巣窟と成り果てたクリスタルへ進軍するグインの前に不気味に立ちはだかるレムスの「息子」アモン。
鍛えられた軍勢も、精神戦には歯がたたないのか???
後半には意外な人物も現れ、事態は予想できない展開をみせつつ次回へと繰り越してゆく。早く次を読みたい!
紙の本
驚異
2023/01/22 05:19
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投稿者:七無齋 - この投稿者のレビュー一覧を見る
新たな問題が席捲する。全くもって落ち着くことのない展開である。この分では平和は訪れることは当分ない。なかなか気の抜けない動静である。
紙の本
まもなく始まるクリスタル決戦
2003/07/27 10:01
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投稿者:kuji - この投稿者のレビュー一覧を見る
世界最強の軍団も、魔道との戦いは未経験。グインの機転により次々とクリアしていくが、まるでロールプレイングゲームのゲーマーの様な気分で物語が進行していく。マリウスのおしゃべりには少し閉口するが。
いつもそうだが、グインシリーズは毎回物語の中に引き込まれ、気が付くと本を読み終わってしまう。そんな面白さのある本です。
特に今回は、こんな魔道のやり方があるのか。次はこうくるのか。と考えながら楽しく、はらはらしながら読めます。こんなすごいことが出来る相手に何故勝てるのか不思議なところもあるが。
でもシリーズなのでこの巻から読むと何がなんだかわからないでしょう。どうしても1巻からではかったるいという人であれば、あまり薦めませんが、物語が展開した前巻89<夢魔の王子>から読めばある程度楽しめると思います。
紙の本
停滞の中に大いなる伏線あり!?
2003/06/21 20:02
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投稿者:Yostos - この投稿者のレビュー一覧を見る
100巻を目標に掲げて始まったこのシリーズもはや90巻。100巻で終るとは思えないが、当初の目標にあと10巻。切り番だ。めでたい… その割にこの巻のタイトルは、今一つイカさない。いままでの歴代のタイトルと比較すると、いたって凡庸である。どうしてしまったんだろう。
さて、ストーリーのほうは結局この巻でもパロスに攻めはグズグズしている。ダーッと攻めいって一気にカタをつけてほしいものである。まったく、目にみえた進展がなくイライラすることこのうえない。が、よく読むと、今後のストーリー展開の上で鍵となりそうな2つのことが描かれている。
ひとつは、グインとシルビアの関係。今回、二人の間に決定的とも思えることがおこる。外伝の「七人の魔道師」で描かれていたあの冷えきった関係に至る遠因と思える。
もうひとつは、ここに来て初めてと思うがグインの弱さが描かれていることだろう。どちらかといえば、これまでグインはストーリーからは浮いており混乱から秩序をもたらす超越した存在として描かれていた。彼の弱点、彼の迷い、失敗、狼狽がここまで描かれたのははじめてではないだろうか。それまで、このパロ平定もグインさえくれば割とあっさり終ってしまうと思えていたが、そうはいかないようである。
タイトルが凡庸だろうが、ストーリーの進展が遅々としていようが、これから遂にヤンダル=ゾックとの対決が本伝ではじめて始まらんとする重要な巻であることは間違いない。