先日ある若手人気歌手の新曲が‘放送禁止’になり話題を呼んだ。その反響は大きく不満を口にする若者やFAN、逆に当然ととる年配者や保守派など意見は様々で私の母65歳も後者だ。彼女にとって「開放すべき放送禁止歌」は『ヨイトマケのうた』であり、国とか権力に蓋をされた悲劇のヒロイン的存在であって今回のような死を助長する歌(にもとれる)ではないらしい。しかしヨイトマケは本当に放送禁止歌なのか?そもそも放送禁止って?簡単に手に入る情報で麻痺した日本人にとって森達也の書はいつも警笛を鳴らしてくれる。本書も見事に根底から思い込みを崩してくれた。まず放送禁止歌なるものは日本に存在しない。'59民放連が発…
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