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紙の本
巨流アマゾンを遡れ (集英社文庫)
著者 高野 秀行 (著)
〔「アマゾンの船旅」(ダイヤモンド・ビッグ社 1991年刊)の改題〕【「TRC MARC」の商品解説】河口から最長源流までなんと6770km。早大探検部出身の著者が、ピラ...
巨流アマゾンを遡れ (集英社文庫)
【カラー版】巨流アマゾンを遡れ
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商品説明
〔「アマゾンの船旅」(ダイヤモンド・ビッグ社 1991年刊)の改題〕【「TRC MARC」の商品解説】
河口から最長源流までなんと6770km。早大探検部出身の著者が、ピラニアを釣りワニを狩り、麻薬売人と親交を深めつつ船で河を遡行。アマゾン最初の一滴を目指す傑作紀行4か月。 (解説・浅尾敦則)
【商品解説】
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紙の本
巨流アマゾンを遡れ
2021/03/05 13:12
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:雄ヤギ - この投稿者のレビュー一覧を見る
高野秀行が大学6年生のときに、依頼されたつくった「地球の歩き方」のうちの一冊。当然といっていいのか分からないが、ガイドブックの体をなしていないので、あまり売れなかったらしい。実際読んでみると分かるが、ガイドブックにしては面白すぎるし、特異な体験をしすぎていると思う。
何年か前の「NHKスペシャル」で見た「ガリンペイロ」、見た目は白人とほとんど変わらないのに、はだしで森を歩き、狩をする「カボクロ」、アフリカ由来でキリスト教やその他の宗教と混ぜ合わせた魔術を使う占い師、ジャバリ地区の先住民など、本当に興味深い事がたくさん書かれていた。この本が書かれて30年近くたっているということで、現在は違っているのだろうが、それでも面白い。
紙の本
南米を西から東まで辿った貴重な体験談でした
2020/08/29 08:34
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:大阪の北国ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
高野秀行さんの本は肩の凝らない現地体験が満載で、楽しみに読み続けています。ソマリランド、アフリカ、インド、東南アジア、トルコなどなど。どれも現地民の生活の探求であったり、未発見の珍獣を探索したりと、目的に向かって掘り下げていく物語が大変面白いと感じています。
本書は学生時代の終盤を飾る体験であり、後代の作品のような掘り下げた分析や体験はありませんが、なかなか行くことのできない土地の地元民の生活を炙り出したところに価値があると感じました。いわゆる現代文明と接触したことのない現地民を学術的に分析することも大切な民族学の仕事なのでしょうが、そのなかでは取り上げられない「ポルトガル語やスペイン語を話す普通の庶民の生活ぶり」を体験させてくれた本書はそれなりの価値があるものと考えながら読了しました。東南アジアでアヘンの栽培を手伝った高野さんなら、きっとアマゾンで幻覚剤を使って祈祷を行う呪術師の弟子にもなって、その秘法を体験してくれるものと期待しています。