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二十番斬り  新装版  新潮文庫

二十番斬り(新潮社) 池波 正太郎著
税込価格: ¥460 (本体 : ¥438)
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出版 : 新潮社
サイズ : 16cm / 282p
ISBN : 4-10-115745-6
発行年月 : 2003.2
利用対象 : 一般

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コメント・書評

「小兵衛さんは、ついに、そこまで到達なすったか……」
saihikarunogo
2012/01/30 08:38:37
評価 ( マーク )
★★★★★

第十五巻第一話は『おたま』という短編で、その後は、長編『二十番斬り』である。「おたま」とは小兵衛の飼い猫のなまえだ。前に、第十二巻第一話『白い猫』で語られた、小兵衛と彼の妻にして大治郎の母のお貞とが飼っていた猫の名も、カタカナで「タマ」だった。『白い猫』のラストでは、おはるが、捨て猫を飼いたいと言うのに、小兵衛が強く反対し、他の猫好きの夫婦のところへ持って行くと言っていた。ところが、この第十二巻第一話『白い猫』では、「おたま」は「一昨年の、ちょうど今ごろ」、迷い込んで来て、住みついた、という。この「今ごろ」というのが、小兵衛隠宅の庭の白梅が散り、綾瀬川の堤の桜の蕾が綻びる頃である。第十四巻の終…  全文読む 評価する

青い鳥
消印所沢
2007/11/11 00:18:47
評価 ( マーク )
★★★

冒頭いきなり,めまいを起こして倒れる小兵衛. あとがきで常盤新平も書いているように,読んだ者なら誰でも,これは作者の健康状態の反映だと思うだろう.▼ 違う. これは計算である.▼ 後期剣客商売シリーズがそうであった以上,誰しもが,本編も「老い」を巡る話だと,誰もがその時点で思ってしまうだろう. 著者は逆にそれを利用して,痛快冒険譚を展開しているのである. 冒険の目的は,表面的には事件の謎解き.だが,深層部分のそれは「不老不死の妙薬探し」.徐福伝説の頃から既にある,古典的な物語テーマだ. 隠宅が見張られているというだけで,めまいのことなど忘れ切ってしまう小兵衛. 襲撃を受けたときに眩暈を起こして…  全文読む 評価する

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