サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

e-hon連携キャンペーン ~5/31

「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。

電子書籍化お知らせメール

商品が電子書籍化すると、メールでお知らせする機能です。
「メールを登録する」ボタンを押して登録完了です。
キャンセルをご希望の場合は、同じ場所から「メール登録を解除する」を押してください。

電子書籍化したら知らせてほしい

アプリで立ち読み

hontoアプリの確認

立ち読みには最新の「honto」アプリ(無料)が必要です。

バージョンの確認はアプリの「設定/情報」から確認できます。

最新の「honto」アプリをご利用の方

立ち読みする

最新の「honto」アプリをダウンロードされる方

hontoビューアアプリ

ブラウザで立ち読み

  • みんなの評価 5つ星のうち 3.7 71件
  • あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2003.2
  • 出版社: 新潮社
  • レーベル: 新潮文庫
  • サイズ:16cm/391p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-10-142525-6

読割 50

読割50とは?

読割50とは?

hontoネットストアおよび、丸善・ジュンク堂・文教堂の提携書店にて対象の紙書籍を購入すると、同一の電子書籍が紙書籍の購入から5年間、50%OFFで購入できるサービスです。
購入時点で電子書籍が未発売でも、紙書籍の購入時期にかかわらず、電子書籍の発売後5年間、50%OFFで購入できます。

または読割50のアイコンがついている商品が対象です。

一部、対象外の出版社・商品があります。商品ページでアイコンの有無をご確認ください。

  • ※ご利用には、honto会員登録が必要です。
  • ※書店店頭でのお買い物の際は、会計時にレジにてhontoカードをご提示ください。
  • ※hontoが提供するサービスで、販売価格の50%OFFを負担しています。

読割50について詳しく見る

文庫

紙の本

涙 上巻 (新潮文庫)

著者 乃南 アサ (著)

涙 上巻 (新潮文庫)

税込 693 6pt

涙(上)(新潮文庫)

税込 693 6pt

涙(上)(新潮文庫)

ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは

ほしい本に追加(値下がりすると通知がきます)

ご利用中のデバイスが対応しているかご確認ください

  • ブラウザ
  • iOS
  • Android
  • Win
  • Mac

対応デバイスごとのコンテンツタイプやファイルサイズヘルプ

オンライン書店e-honとは

e-hon

hontoは「オンライン書店e-hon」との連携を開始しました。
「e-hon」は書籍、雑誌、CD、DVD、雑貨といった多岐に渡る商品を取り扱う総合オンライン書店です。130万点以上の取り扱い点数、100万点以上の在庫により、欲しい商品を買い逃しません。honto会員向けにお得なキャンペーンを定期的に実施しています(キャンペーンに参加するにはMy書店をhontoに設定して頂く必要があります)。
・まだe-honの会員ではない方
下記リンクからe-honへ遷移し会員登録する際に自動でhontoがMy書店に設定されます。
・既にe-honをご利用いただいている方
「マイページ」-「会員情報の変更」-「My書店の変更」に進み、検索窓に「honto」と入力し、検索結果画面で会員登録ボタンを押すことでMy書店がhontoに設定されます。

e-honで紙の本を探す

※外部サイトに移動します。

対応デバイス毎のコンテンツタイプやファイルサイズ

対応デバイス コンテンツタイプ ファイルサイズ
ブラウザ EPUB
iOS EPUB 3.9MB
Android EPUB 3.9MB
Win EPUB 3.9MB
Mac EPUB 3.9MB

対応デバイス毎のコンテンツタイプやファイルサイズ

対応デバイス コンテンツタイプ 閲覧期限
ブラウザ EPUB 無制限
iOS EPUB 無制限
Android EPUB 無制限
Win EPUB 無制限
Mac EPUB 無制限

予約購入とは

まだ販売されていない電子書籍の予約ができます。予約すると、販売開始日に自動的に決済されて本が読めます。

  • 商品は販売開始日にダウンロード可能となります。
  • 価格と販売開始日は変更となる可能性があります。
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて予約購入しても、予約一覧から簡単にキャンセルができます。
  • honto会員とクレジットカードの登録が必要です。未登録でも、ボタンを押せばスムーズにご案内します。

予約購入について詳しく見る

ワンステップ購入とは

ワンステップ購入とは、ボタンを1回押すだけでカートを通らずに電子書籍を購入できる機能です。

こんな方にオススメ

  • とにかくすぐ読みたい
  • 購入までの手間を省きたい
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて購入しても、完了ページもしくは購入履歴詳細から簡単にキャンセルができます。
  • 初めてのご利用でボタンを押すと会員登録(無料)をご案内します。購入する場合はクレジットカード登録までご案内します。

キャンセルについて詳しく見る

このセットに含まれる商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

あわせて読みたい本

この商品に興味のある人は、こんな商品にも興味があります。

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

この著者・アーティストの他の商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

みんなのレビュー71件

みんなの評価3.7

評価内訳

紙の本

愛は時に、幸せよりもせつなさにさいなまれる。

2011/09/24 08:38

4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:kumataro - この投稿者のレビュー一覧を見る

涙 上・下 乃南アサ 新潮文庫

 古本屋で、下巻しかなかったこの文庫を手にとる。たまたま開いた78ページに目を通して買う気になりました。「田川」という地名が目に飛び込んできました。それは、福岡県のまんなかあたりにある昔、炭坑だったところとすぐにわかりました。わたしが生まれた町のお隣の地域です。3歳までいたらしい。当時の記憶はありません。読む興味が湧きました。
 登場人物たちが生きています。本を読んでいる間、読んでいないときも、自分の体の中で、柏木萄子(とうこ)さん24才とか、彼女の行方不明になった婚約者刑事奥田勝さんが生き続けました。上手な文章運びです。リズムがあります。音楽を聴いているような感覚がありました。
 昭和39年の東京オリンピックをはじめとして、随時、社会での出来事が背景として知らされますが、それは物語の構成にあって、あまり効果がみられません。奥田さんを探す柏木さんの物語です。居場所を転々と変える奥田さんを萄子さんが追っかける展開です。奥田さんは殺人事件の容疑者です。話が進むごと、残虐性は増し、読み手は暗い気持ちにさいなまれます。作者は、そこまで、奥田さんを追い込まなくてもよかったろうに。
 戦争中の中国人の言葉を思い出しました。日本軍に攻められて、ひざまずいて生きるよりも立って死にたい。奥田さんは立っていられませんでした。沖縄へ行くのにパスポートが必要だった時代があります。沖縄返還のニュースが届いたのは、わたしが小学生のときでした。同作者の作品「ニサッタ、ニサッタ(アイヌ語で明日の意味)」の原型がここにあります。人生のせつなさがあります。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

なぜ婚約者は私から逃げるのか。その理由はやはり「涙」である。

2008/12/21 14:13

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:菜摘 - この投稿者のレビュー一覧を見る

幸福の絶頂にいた萄子と婚約者の奥田。それなのになぜ奥田は逃げ続けるのか。その理由を追い続ける萄子と刑事の韮山。見事に仕掛けられたワナのためとやっと分かるラストまで目が離せない見事な展開。

昭和39~41年が舞台。東京オリンピック前夜の日本中の興奮に始まる経済成長期へ入る日本の活気。それでいて忘れ去ったとは言い切れない敗戦後の苦しい生活の記憶が時折ふと現れては人々を苦しませる、そんな時代を60年代生まれの乃南氏が描ききっている。

乃南の描く刑事、警察像は決してキレ者でもなく勘が冴えるでもない。定年まで巡査だろうと自認する韮山もおよそ手柄とは無縁で、ただ長年培った刑事としての勘と足を使って聞き込みをするという地道な刑事。よく一人の刑事の勘だけでめくるめく解決がもたされる他の大げさな刑事モノと違い、地に足のついている現実味のある展開が非常に好ましい。かと言ってつまらないということは決してなく、いつもすぐそこに手が届きそうな奥田がまたスルリと逃げてしまう、その萄子の悔しさ・悲しさ・やるせなさが、ひしひしと伝わってくる。

そしてついに物語は当時占領下にある宮古島へ。当時の状況と宮古島を襲った歴史的な台風の爪痕を物語に絡めた、満足度100の骨太小説である。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

お嬢さんの覚悟、いがいとすごい

2016/10/11 03:04

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:szk - この投稿者のレビュー一覧を見る

恋人のいきなりの失踪に泣き暮れるお嬢さん、意外頑固でわがままを突き通す決意。絶対に見つけ出してやるという執念。これもある程度裕福な家庭があるからこそ許される行為なんだよな、と思いつつ読む。挙式直前の失踪、もちろん寿退社済み。ただただ家族に迷惑をかけつつ、熱海、焼津、豊後、と拙い情報を元に飛び出して行く。当時最先端の新幹線とか乗っちゃって。金を惜しまない追走劇に少し鼻白む。お金出してるのお父ちゃんだろと。少しは家族を顧みればいいのにと。ただそこだけ気になった。話は文句なく面白い。先走る気持ちを押さえ下巻へ。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

時代をうまく扱った推理小説では、最近ではこれがピカイチかな。男も女も、愛することに不器用な時代があったんだよね

2003/06/26 20:30

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

タイトルだけで、気を惹く本がある。それが乃南アサの作品となれば、絶対に面白い。そう思って立ち読みをし始めたら、あまりに導入部が上手くて、結局買うことになってしまった。今は平穏な生活を送っている藤島萄子。彼女の心配といえば、結婚生活に失敗し嫁ぎ先から戻ってきた我が子のこと。娘が心を癒すために出かけた沖縄からの便りを読むうちに、萄子の脳裏には忘れられない過去が甦る。

昭和39年、オリンピックの年。日本が戦後から我武者羅に飛び立とうとしていた時代。戦前に事業を起こした父と母のもとでおおらかに育った藤島萄子。彼女が夫に選んだのは、奥田勝という刑事だった。家族の反対を押し切ってやっと結婚にこぎつけた二人。式の直前に、勝が失踪した。萄子にかかってきた電話と「ごめんな」の一言。そして殺害された警察の同僚 韮山、その娘のぶ子。

高校受験を前にした弟の彰文と、勝の消息を求め萄子が歩く川崎の街。今とは全く異なり、賑わいを見せる熱海。ベトナム戦争、ビートルズ来日、美空ひばり、オリンピック、返還前の沖縄。そうそう、私が生まれたのはこんな時代だったんだと納得しながら読んだ。人と人との関係が、ここで描かれるようなときもあった。いや、もしかすると将来においてもこのままかもしれない、そう思わせる。

話はシンプルだけれど、当時の世相、風俗を巧みに取り入れ、そこから人間の苦悩が浮かび上がってくる様は見事。その悠揚とした筆致は、まさに重厚。おなじ乃南の『鎖』については物量にこそ驚ろかされたものの、後半の展開に今一つ乗り切れないものを感じたけれど、今回は文句なし。新婚早々の夫の失踪という設定は、新津きよみ『生死不明』にもあったけれど、迫ってくるものが違う。

新時代の『砂の器』とでもいったら良いのだろうか。それにしてもタイトルの『涙』、これだけで手を伸ばしたくなる。うまいものだ。ただし、読んでいて涙は流すよりは、女の身勝手さに苛立っていた時間の方が長かった。でもタイトルが『苛立ち』では、売れない。はっぱり女には『涙』が似合うのかも。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

愛の深さ

2023/01/23 10:33

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:kotep - この投稿者のレビュー一覧を見る

結婚を控え幸せの絶頂にいた女性が、結婚式直前に相手から電話で別れを告げられる、ちょっと酷い仕打ちですね。確かに理由を聞きたいと思うのは当然やし、仕方ないと思う。主人公の相手を信じ待つ姿にはちょっと胸を打たれますね。相手をそこまで愛し、愛されたことがない自分には羨ましくも思えますが。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

事実は小説より奇でした。

2003/08/17 16:17

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ぼこにゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

 先日NHKの番組で取り上げられたお遍路さん(じいさまである)が、実は殺人未遂で手配中の犯人だった、というニュースがあった。確か放送を見た警察官が気付いて逮捕の運びとなったんだったか。殺されかかった人には悪いが、松本清張の『顔』ばりの、ほとんど心温まる事件として私は記憶しているのだ。
 まあ生きていれば殺したい相手の一人や二人は誰にもいるんじゃないかと思うけれども、実際に行動にうつす人はそれほど多くない。後々面倒だから。このじいさまにしても、贖罪とかいうことよりは、単にその面倒(この場合は逃亡・潜伏)の一環として長々と巡礼をやってただけなんじゃないかという気がする。一体この人は反省とか後悔とか、普通犯罪者に期待されるような殊勝な心持ちになったことがあるんだろうか。
 と呆れながらもこの話が、逃亡生活にして悠々自適、というえもいわれぬ呑気な印象に彩られている原因は、何よりも指名手配中の犯人がテレビ出演するという前代未聞(か?)の抜け具合にある。もう忘れてたんじゃなかろうか、人を殺しかけたことなんて。
 そうは行かねぇよ、ってんで逮捕されちゃったんだけども。すごいねえ警察は。
 そんなような、アホな現実より遥かに重みをもって語られるのがこの小説。主人公はおなじみ『一見可憐でたおやかながらも芯の強い美人』、その婚約者が殺人事件に巻き込まれ失踪、『君の名は』風なすれ違いをえんえんと続けるという筋。婚約者の失踪の理由が最後までよく分からない。私は最後になってもよく分からなんだが。
 殺害されたのは婚約者の上司の娘で、彼に思いを寄せていた。最初のうちは不運な被害者かと思いきや、話が進むにつれ意外な素顔が見えて来たりする。この辺、主人公とその婚約者の正義と悲劇を際立たせるための、ご都合主義っぽくていささか興ざめ。世界でこの二人だけが純粋で正しい人々なのか? ま、分かりやすいことは分かりやすいし、悪くはないけど見えないとこでやってもらいたい、という見事な『二人の世界』。いい年してそんな潔癖でいいのか。
 婚約者の上司ってのが結構いい人なだけに娘のキャラクターにはちょっと不満。反宮部みゆき的、とでもいうべきか(いや宮部みゆきが好きだとはいわんが)。
 何事もままならないのが世の中だから多少の汚れやキズには目を瞑ってやって行きましょう、てのが大人のタフネスではございますまいか。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

何だか胸が苦しかった…

2003/07/09 19:03

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ひな - この投稿者のレビュー一覧を見る

人間には、どんなに正しいことをしようとして、どんなに正義を貫こうとしても抗えない何かの力が加わることもある。
それは人の噂だったり、疑いだったりするけれど、この作品の中で私の胸を締め付けたのは勝の正義感。そしてそれ故に大事な人まで手放さなければならなかった、悲しさ。
ラストに意外性は無かったけれど、読みやすかった。その頃私は生まれても居なかったけれど、それでもすんなり入り込めたと思う。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2004/10/29 17:33

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2004/11/01 19:43

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2004/12/29 01:47

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2005/01/20 11:04

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2005/02/04 13:53

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2005/05/02 20:13

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2005/07/27 22:20

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2005/08/15 23:02

投稿元:ブクログ

レビューを見る

×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。