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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2002.11
  • 出版社: 中央公論新社
  • レーベル: 中公新書
  • サイズ:18cm/295p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-12-101673-4
新書

紙の本

幕府歩兵隊 幕末を駆けぬけた兵士集団 (中公新書)

著者 野口 武彦 (著)

幕府歩兵隊 幕末を駆けぬけた兵士集団 (中公新書)

税込 946 8pt

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みんなのレビュー7件

みんなの評価4.4

評価内訳

  • 星 5 (3件)
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紙の本

血の気の少ない上級武士と血の気の多い歩兵隊

2008/04/12 20:06

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ももんじゃ05号 - この投稿者のレビュー一覧を見る

1 本書は、江戸時代末期、徳川幕府が組織した歩兵隊(銃兵)の成立から終焉までを書いた本である。
2 何故歩兵隊が組織さればければならなかったか? 恐れ多くも徳川幕府は武家政権である。彼らの先祖は、血刀ひっさげ、硝煙捲いて天下を取った。しかし、200年たったら全く戦争できなくなってしまったのである。
 外国の戦術、兵器の流入で戦争の様相が一変し、それまであった日本の戦闘技術が役に立たなくなったのか? それも一つの要素であろう。本書には、譜代の大名が組織した軍隊が、旧式戦術、旧式装備だったため長州兵にコテンパンにのされたとの描写がある。しかし、これは、決定的ではない。もとはといえば、薩長土肥の連中だって条件は同じだったからである。
 では、薩長土肥の連中と、徳川幕府は何が違ったか? 結局、勇猛果敢、忠勇無双の三河以来の忠臣の末裔たちにやる気がなかったのである。
3 幕府は、洋式軍備を整えるため、兵学校みたいなものを作った。そしたら、旗本連中はどうしたか? 近代兵器なんて、野暮なものはちっともやらず、弓術とか槍術とかなんだか風流なものをやった。果ては、馬上雄々しく鎧を着けて、騎馬戦に興じて遊んでいた(かなり危険だったが)。こいつら頼りにならんと思って組織されたのが、本書に登場する歩兵隊である。
4 本書の前半は、この歩兵隊組織にかかわるドタバタである。後半は、その歩兵隊の奮闘、活躍、そして敗戦である。
 歩兵隊の多くはゴロツキの類で、素行不良、人相凶悪、風体劣悪、飲む、打つ、買うの三拍子であった。しかし、しかしである、彼らは、教練に励み、実戦を経てだんだんと立派な兵士になっていく。なお、素行はちっとも立派にならない、そんな修養は受けてない。
 ところが、ここでまた立ちふさがったのが、来歴は戦争の専門家の(はずの)お侍である。やっぱり幕府のオエラ方は戦争の仕方がまずい。決定的な場面で重大なミスを犯してしまうのである。
 その後、歩兵隊は転々流浪、行った先では厄介者扱いされ、活躍しても結局外様なので(幕府直轄なのに外様とはこれ如何に…)差別され、最終的には、北海道へと追い込まれる。
5 武家政権の最終段階における抵抗戦で活躍したのが、正真正銘の大身の武士ではなく、倶梨伽羅紋々のお兄さんだの、下級武士だのであったというのは、なんだかなあと思った次第。
 どうも偉くなると、血の気の多いこと考えること自体がよくないみたいですぜ。

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紙の本

「身一つ」で時代の狭間を駆け抜けた男たち

2002/12/14 00:54

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:のらねこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

「歩兵」が戦術上重要視されるのは、比較的新しい時代のことなのだ、と、まず知るべし。ナポレオン以前と以後とでは、運用の仕方も重要度もぜんぜん違ってくる。その違いはどこからきているか、というと、要するに性能のいい火器の量産とそれらをうまく活用でできるでだけのノウハウの蓄積があるわけだが、むろん、江戸三百年の泰平をむさぼる本邦では、そんなものが蓄積されるべき要件にはことごとく欠いていた。
 で、急遽「歩兵」の存在が注目を浴びるのは、要するに「戦争」がよくも悪くも身近になってくるいわゆる「幕末」なわけだが、広く認知されている長州の「奇兵隊」以外に、幕府が独自に編成した「歩兵隊」が存在し、時に重要な戦局左右するほどの威力を示したことは存外に知られていない。
 とはいってもこの「歩兵隊」、出陣しては敗走というありさまで、当初はどうしようもなく弱かった。刀剣による白兵戦にノスタルジックな美学を感じていた旗本たちは、戦力としてはまるでまアテにならなかったので、急遽雇い入れられた(なかには、モンモンを背負った博徒や破落戸まがいの連中が多く含まれていた)いわゆる「傭兵」により編成されたわけだが、指揮する上層部が近代戦のセオリーどころか実戦での駆け引きをまるで理解していなかったこと(徳川三百年の天下泰平!)、予算不足で満足な武装、新式の鉄砲などが必要数だけ行き渡らなかったこと、などが災いし、本格的な戦果をあげはじめるのは、皮肉なことに幕府が瓦解してから明治の新政府の基盤が盤石になるまでの、わずか数年の、いわば、政権の空白期間ともいうべき間だけだった。
 その短い活躍期間のなかで、利権を目当てに黎明期から取り入っていた商人やら、当時の銃器関係のトレンドの変遷、給金の多寡や資金源の確保、後半、新撰組の残党と合流して奥羽から五稜郭まで戦い抜いた様子まで、無名の歩兵たちの実像を、丹念に資料を読み解きながら明らかにしていく。
 本書はあくまでノンフェクションとして読まれるべきだと思うが、それにしても、その叙述の端々に詩情がある。

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紙の本

幕府歩兵隊

2019/09/18 01:20

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:雄ヤギ - この投稿者のレビュー一覧を見る

この歩兵隊に関しては、今まで司馬遼太郎の著作に出たものしか知らなかったので、わりと活躍していたようで、勉強になった。

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紙の本

最新兵団

2019/12/09 06:07

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:七無齋 - この投稿者のレビュー一覧を見る

幕府側でもいち早く近代化した兵士集団がいた。その事実を克明に紹介した本。訓練された兵でも政治には勝てなかった。

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2011/04/03 09:50

投稿元:ブクログ

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2011/07/28 17:14

投稿元:ブクログ

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2013/01/14 23:04

投稿元:ブクログ

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