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後期万葉論 (中公文庫 BIBLIO)
後期万葉論
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紙の本
中国文学の影響が強まった万葉後記における歌の変容を分析した名著です!
2020/11/03 13:35
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、『甲骨文の世界—古代殷王朝の構造』、『孔子伝』、『中国の神話』、『中国の古代文学』や『文字逍遥』、『文字遊心』、『桂東雑記』などの随筆で知られる漢文学者であり、東洋学者であった白川静氏の作品です。中公文庫からは『初期万葉論』とともに2巻シリーズで刊行されているもので、同書は、中国の文学や思想の影響が強まった万葉後期に、変容する古代国家が残した歌が、その時代の心のありようを伝える旅人・憶良・家持の分析を中心に、七夕などこの時期からの風習や言葉についても明らかにした内容となっています。万葉集にご興味のある方にはぜひ、読んで頂きたい一冊です。