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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2002.5
  • 出版社: 集英社
  • サイズ:20cm/204p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-08-774576-7

紙の本

緑の資本論

著者 中沢 新一 (著)

貨幣を中心に据えた「資本論」を、一神教的に再構築し直すと、全く新しい価値体系が現れる。現代文明が抱え込んだ根源的な病理を問い、人類の新たな可能性と希望を知性に求め、21世...

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緑の資本論

税込 1,980 18pt

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商品説明

貨幣を中心に据えた「資本論」を、一神教的に再構築し直すと、全く新しい価値体系が現れる。現代文明が抱え込んだ根源的な病理を問い、人類の新たな可能性と希望を知性に求め、21世紀を読み解く。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

中沢 新一

略歴
〈中沢新一〉1950年山梨県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。現在、中央大学教授。宗教学者、哲学者。「チベットのモーツァルト」でサントリー学芸賞受賞。

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みんなのレビュー14件

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評価内訳

紙の本

圧倒的な非対称社会に警笛

2004/04/04 20:07

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:どらえのん - この投稿者のレビュー一覧を見る

小学生や中学生の頃、
「南北問題」
という言葉を社会の時間に聞いた覚えは無いだろうか。
「イタリアはミラノなどがある北部が発展しているため、南部との経済格差が問題になっています」
と習ったことを覚えている人もいるだろう。

南北問題もイタリアの問題も、地理的条件が生み出した経済格差であった。
しかし現代にあっては、宗教の違いによる「利子」への考え方が経済格差を生み出し、その差はかつてない絶対的な差を生み出している、と著者は指摘する。

裕福な側はその圧倒的な力で持って世界を支配し、維持し続けようとしている。貧困側は現状を破らんとし、ビルディングを破壊し自爆テロを起こす。

また筆者は、圧倒的な非対称性を「人間」と「動物」にも見出し、自爆テロとして「狂牛病」を捉えている。

西欧社会とアラブ社会、人間世界と動物世界の均衡点はどこにあるのだろうか。
エントロピーが増大する方向に社会はすすんでいるのだろうか。
筆者も答えを出していない。

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紙の本

「ニューロ‐神学」的経済学

2002/06/09 17:50

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:オリオン - この投稿者のレビュー一覧を見る


 本書は、ニューロサイエンスに裏打ちされた神学‐経済学原論である。

《キリスト教的一神教と古典派経済学(さらには、西欧における生産・流通・分配の構造そのもの)の間には、いままで考えられてきた以上に、深い本質的な関係が存在しているのではないか。私たちは、これまで明らかにされることのなかった、神学と経済学を結ぶ「見失われた環」を再発見するための探求をはじめる必要がある。イスラームとキリスト教、同じ一神教の二つの文明圏における、今日の「衝突」が意味するものを最大の深度で理解するためにも、この探求は重要なのである。》(「緑の資本論──イスラームのために」,71-72頁)

 認知論的考古学(スティーブン・ミズン『心の考古学』)が明らかにした大脳ニューロン組織の革命的変化から二万年、さまざまな機能に特化された諸領域を横断的に接続する新しいニューロン・ネットワークがもたらした「流動的知性」の働きの内部に横断性や変容性や増殖性よりもずっと根源的な「超越」のあり方を発見し、これを「一[いつ]」と名づけた「第一次形而上学革命」(ミシェル・ウエルベック『素粒子』)。

 この現生人類の「霊的」飛躍がもたらした「一神教的記号論」の思考は象徴界と現実界の直接的一致の原理に根ざしたものであって、想像界の魔術的・多神教的増殖性を、たとえば貨幣(シニフィアン)が父なき処女懐胎や自己増殖によって貨幣(シニフィアン)を生むことを否定する。

 ……以下、いつもながらの、しかし9.11によって屈折した中沢節が続く。

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紙の本

緑の資本論

2002/05/08 09:14

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:よしあき - この投稿者のレビュー一覧を見る

 緑の資本論。商品を主体にした資本論を一神教的に読み解いてゆこうというこころみ。宗教との関わりの中で近代社会を読み解いてゆく。
 西洋の祝祭が繁栄を祝う、クリスマスなのにたいして、イスラムの祝祭は禁欲的なラマダンであるという対比は両者の思想の違いをわかりやすく理解することが出来た。
 近代社会の必然的趨勢として、ラカンにいわせるのなら、象徴界と想像界の曖昧さにより、社会がヴァーチャル化するという意見にも素直に賛同できた。

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紙の本

「シュトックハウゼン事件」に見るマスコミの愚劣

2002/07/16 18:15

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:安原顕 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 中沢新一が、いまなお左翼的シンパとは驚きだ。左翼は過激でなければつまらぬが、彼自身はまったくそうではない。むしろ資質としては「詩人」に近いかもしれない。その資質は、本書「序文」にも現れている。
「九月十一日のあの夜、砂の城のように崩れていく高層タワービルの映像を見ているとき、そこに同時に、透明で巨大な鏡が立ち上がるのを、たしかに見たのだった。その鏡は無慈悲なほどの正確さで、私たちの生きている世界の姿を映し出していた。なんの歪みもなく、なんの曇りもなく、なんの希望もなく、鏡は静かに、幻想の雲でできた世界の姿をくっきりと浮かび上がらせてみせた。(略)いままでの体制は総崩れ、これからはなにもかもがむきだしのリアルワールドで、思考されなければならない。(略)私はもう思考の主人公ではいられなくなった。私が思考するのではなく、思考のほうが私を駆り立てて、ことばに向かわせるのである」。かくして以下の三編は書き上げられた、と続くのである。
 その三編とは「圧倒的な非対称」「緑の資本論」「シュトックハウゼン事件」だが、ぼくはこの中では、雑誌でも読んだ三編目のエッセイが面白かった。
 七三歳の老作曲家シュトックハウゼンを襲った災難話である。
 二〇〇〇年九月一六日、彼は「ハンブルグ音楽祭」(目玉は彼の連続演奏会)のために現地に赴き、ホテルで記者会見もする。その折、シュルツ記者に、ニューヨークの「9・11テロ事件」について問われ、「あれはアートの最大の作品、ルシファー(光の王子)の行なう戦争のアート、破壊のアート……」と答えるが、「いま言ったことは誤解を招くので、オフレコにして下さい」と頼む。ところが、その発言を引き出すことが目的だったシュルツ記者は、前後の文脈は周到にカットし、「北ドイツラジオ」で、「あれはアートの最大の作品」発言を流す。そのため、四回にわたる連続演奏会はただちにキャンセルされ、数時間後には「音楽祭」そのものも中止となる。老作曲家は「記者会見を再度開いて欲しい」と懇願するが聞き入れられず(後に、主催者側代表が市会議員選挙に立候補していたためと判明)、老作曲家はハンブルク市を追い出された。

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2006/03/21 14:44

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2007/10/03 22:05

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2011/12/17 02:49

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2009/03/29 11:35

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2021/06/02 18:05

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